マット界舞台裏9月11日号北朝鮮現地取材Singaporeラウェイ魔界錬闘会W1武藤真田橋本大地
今週の目玉特集は貴重過ぎる! 8月30~31日に開催されたIGF 北朝鮮「インターナショナル・プロレスリングフェスティバルin平壌」の取材レポートだ。近くて遠い国と言われる北朝鮮。その情報は西側諸国には、ほとんど入ってこない。アントニオ猪木は、「近くて遠い国から、近くて近い国にしたい」と今大会の意義を述べてはいたが、少なくとも現在は、そうはなっていない。それゆえに、こうした現場の写真が入手できるという事は本当に凄い事だ。
当然、貴重過ぎる北朝鮮レポートを受けて、谷川貞治の『プチ格闘技通信』も、今回の北朝鮮興行に迫った。K-1を取り仕切っていた谷川氏だけに、これだけの興行を北朝鮮で打てた意義、難しさを説明。なんとK-1絶頂期には、K-1も北朝鮮興行の話はあったようだが、結局、頓挫している。
今回のアントニオ猪木のやり方と、かつてのK-1との比較する興行主でなければ、絶対に語る事ができない衝撃の裏ネタとは?さらに、ラストには、温厚な谷川氏らしからぬ辛口の批判も! これは何なのだろうか? 全ては読むしかない。
我らが井上譲二氏からは、格闘技側、興行主側の観点から、北朝鮮興行を語った谷川氏とは対極的に、プロレス側、プロレスラー側から語っている。特に、前回の北朝鮮興行で大活躍した橋本真也の息子、橋本大地に関して重要な情報が…。
父親の事もあるので、今大会での大地の勝敗は、各メディアで大きく取り上げられたが、それを計算してなのか、IGFが大地獲得に大きな動きをしていたらしい。それに対して他団体は…。これもまさに、業界の人間でないと絶対に書けないだろう、衝撃の内容だ。
マット界舞台裏9月11日号北朝鮮現地取材Singaporeラウェイ魔界錬闘会W1武藤真田橋本大地
もちろん、国内のビッグマッチも網羅。8月31日、『WRESTLE-1 TOUR 2014 FLASHING SUMMER』後楽園ホール大会を徹底追及した。遂に武藤敬司が大登場。現在、師匠を裏切るというアングルをTNAで演じているザ・グレート・サナダこと真田聖也にタッグマッチで胸を貸した。
必殺のシャイニング・ウィザード、ドラゴンスクリューも見せて、観客を魅了した武藤ワールドをはじめ、WRESTLE-1の熱い試合を豊富なグラフで再現だ。
ルール、技術など先鋭化されていくのは、ジャンルが普及すると当然の流れだが、逆にそうなると、先祖返りというか、初期の荒々しいものが出てくるものだ。
このミャンマーで行われている伝統格闘技ラウェイもまさにそれで、素手での戦い、国対抗という、まさに先祖返りと言える興奮を誘う大会だ。北朝鮮ほどではないが、軍事政権でまだまだ、情報の少ないミャンマーの国技をシンガポールに輸出して行われた8・31『ULTMATE LETHWHAY INTERNATIONAL CHALLANGE FIGHT2014』を現地カメラマンの協力を得て特集。こちらも北朝鮮興行に負けない位に貴重で興味深い。
陰陽道による「2020年地球滅亡」の予言を阻止するために召還された魔界少女拳。儀式(ショーやライブ)を行い、魔神や観客の「魔」を自らの魔力として蓄える。前回に引き続き、女子プロ界から華名と志田光が参戦。歴史上の人物である「巴御前」「鶴姫」に憑依され、血で血を洗う闘いを繰り広げる。
さらに今回は、木高イサミ、藤田峰雄、円華、石川修司、佐野直らの男性レスラーが参戦! 果たして彼等は何に憑依されるのか?!この8・29第五回 魔界錬闘会~魔界妖乱の物語付き究極版が入稿された。