[週刊ファイト10月26日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼生涯現役時代のヤングライオン杯と第3世代考察
photo text by こもとめいこ♂
・満員御礼! LION’S GATE PROJECT8への懸念
・好評企画! 今日の岡&北村
・絶好調だからこそ、小島、永田はあえて身を引く英断を
・年金支給70歳、死ぬまで働け時代到来の第3世代に期待すること
岡負傷欠場の報に続いて、リオの女子レスリング48キロ級の金メダリスト、登坂絵莉も同じく靱帯損傷とのこと。登坂は全治2〜3ヶ月と報じられているが、岡は10・21東金から復帰とされている。
実際軽傷ならいいが、プロモーターの永田に気を遣っての強行なら無理をしての出場はせず、とにかく焦らず治してもらいたいところだ。
岡の負傷が10・12新宿LION’S GATE PROJECT8『山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦』の海野との試合が直接の原因かどうかは公表されてはいないが、北村と共に同期からは1歩も2歩も抜け出している岡に対する海野の頑張りは観ていてもヒシヒシと伝わって必死さがあった。
LION’S GATEも新人主体から永田ら第3世代との混成イベントとなっているが、リーグ戦が通常シリーズと切り離して開催されるのは不幸中の幸い。とはいえ、場合によっては棄権する勇気を持つことも必要だろう。
そのヤングライオン杯といえば昭和のプロレスファンには恒例行事だったのだが、12年振り開催と知って、改めて新日本プロレス暗黒期のダメージを思い知る。
同じく10・12新宿に登場の天山、小島、中西は優勝を経験、永田は2年連続で準優勝と、ヤングライオン杯からメーンイベンターが輩出されてきただけに、12年の空白を思えば、今リング上のメーンでオカダ、石井、KUSHDA、SANADA等他団体出身選手が多いのも頷ける。