10・15『Japan Kickboxing Innovation』 馬木欠場により喜入×橋本が決定!ブルメインイベント出場の岩浪、白築インタビュー!!

■10・15『Japan Kickboxing Innovation 認定 第4回岡山ジム主催興行』 馬木欠場により喜入×橋本が決定!

 本年10月15日、倉敷山陽ハイツ体育館「Japan Kickboxing Innovation 認定 第4回岡山ジム主催興行」でマッチアップされていた、第13試合 ルンピニージャパンウェルター級王座決定戦、喜入衆×馬木愛里に関して、今月初頭、馬木が事故に遭い怪我を負い、10月15日の試合は欠場せざるを得ない状態となった。

 そして、馬木に代わり橋本道場所属の橋本悟が出場が決定。ルンピニージャパンウェルター級王座決定戦、および試合順などもそのままに、タイトルマッチは行われる。


【変更前】
<第13試合 ダブルセミファイナル1 有限会社トータルプランニングルミナス presents ルンピニージャパンウェルター級王座決定戦 3分5回戦>
喜入 衆(フォルティス渋谷/MuayThaiOpenウェルター級王者、元J-NETWORKスーパーライト級王者、ルンピニージャパンウェルター級1位)
 vs
馬木 愛里(岡山ジム闘我塾/元ルンピニースタジアム認定スーパーライト級7位、ルンピニージャパンスーパーライト級3位、MuayThaiOpenスーパーライト級3位)
  
【変更後】
<第13試合 ダブルセミファイナル1 有限会社トータルプランニングルミナス presents ルンピニージャパンウェルター級王座決定戦 3分5回戦>
喜入 衆(フォルティス渋谷/MuayThaiOpenウェルター級王者、元J-NETWORKスーパーライト級王者、ルンピニージャパンウェルター級1位/下写真左)
 vs
橋本 悟(橋本道場/MuayThaiOpenスーパーライト級王者、元INNOVATIONライト級王者/下写真右)


 
 変更後のカードは、奇しくもMuayThaiOpen王者対決。長いキャリアの中で様々な経験と実績を誇るベテランファイター、喜入と豪快で獰猛な攻撃性と強い闘争心で名勝負を連発する橋本の対戦は、熱戦となること請け合いの好カードとなる。


■「Japan Kickboxing Innovation 認定 第4回岡山ジム主催興行」大会情報
日時:10月15日
会場:倉敷山陽ハイツ体育館
チケット:SRS席(12,000円)※残り僅か
※RS席(8,000円)、指定席(6,000円)は完売
お問合せ:電話(086-441-5563/岡山ジム)


■10・9「Japan Kickboxing Innovation 認定 第4回岡山ジム主催興行」出場 “二階級制覇三冠王”岩浪悠弥インタビュー
 2017年10月15日、倉敷山陽ハイツ体育館で開催される「Japan Kickboxing Innovation 認定 第4回岡山ジム主催興行」で、メインイベントに出場する岩浪悠弥の特集インタビューを公開。


<第16試合 ダブルメインイベント2 セントラルグループ presents WPMF世界スーパーフライ級王座決定戦 3分5回戦>
リティグライ・ゲーオサムリット(タイ/元WPMF世界フライ級王者)
 vs
岩浪 悠弥(橋本道場/INNOVATIONバンタム級王者、WBCムエタイ日本フライ級王者、元INNOVATIONフライ級王者)


――ハイテクニックと数々の実績を誇りながら「KO勝利ゼロ」と仲間内から揶揄されてきた岩浪選手(※1)が、今年8月19日の前試合、INNOVATIONバンタム級王座決定戦(vs 若月勇磨)で、これまでの鬱憤が爆発したかのような第1ラウンド一撃失神103秒KO勝ちで三本目のベルトを巻き二階級制覇に成功しました。

岩浪 嬉しかったですね!

――これまでの勝利とは、一味違う?

岩浪 はい! 応援してくれている仲間も先輩も皆ニコニコで我がことのように喜んでくれて。

――KOパンチは、右のカウンターだったでしょうか?

岩浪 小さくたたんだ右フックのようなパンチです。僕は、これまでずっと蹴りを得意としてきましたし、自分でもパンチで倒すイメージはなかったんですよ。若月戦だって、序盤からローキックやボディーで徐々に削っていって、後半4ラウンドか5ラウンドが倒しどころと思っていました。けど、練習中に橋本師範(橋本敏彦会長)が「こういうのいいんじゃないか?」って提案してくれたパンチ、それが無意識に出て初KOになりました。だから、真っ先に師範のところにいってお礼を言わせていただいたんです。

――そのパンチは、はじめから倒そうと狙ったものではなかった?

岩浪 ですね。自然な流れの中、無意識に出ました。

――華麗なハイキックなどが印象深い岩浪選手ですが、これからはこのKOパンチも主武器に加わっていきそうですね。

岩浪 そうしたいところですが、諸先輩方、特に橋本悟先輩からは「一度、パンチで倒すとそればっか狙って固くなり、本来のスタイルを見失うから気をつけろ」と重々ご注意をいただいています。自分でも「無理に倒しに行くことはKOに直結しない」ってことは解っているし、ディフェンス重視が僕の本来のスタイルだってことも忘れません。 

――では、急にKOファイターに豹変するということではない?

岩浪 パンチで無理に倒しに行くのではなく、あくまでKOは狙っていきます。野球で例えれば、はじめからホームラン狙いでフルスイングするのではなく、長打狙いのヒットが伸びればホームランになることもあるような。勝ちにもディフェンスにも徹底的にこだわって、その上でKOもって具合です。

――そんなパワーアップした岩浪選手が、昨年10月9日の岡山興行から連続参戦で、今回はメインイベントの大トリで世界タイトルマッチという大任を得ました。

岩浪 主催の岡山ジムさんに感謝しかありません! 去年の試合、同じ橋本道場の町田光先輩や宮元啓介先輩は、とんでもなく強い相手に逆転勝ち(※2)して世界チャンピオンになってイベントも盛り上げましたが、僕は、ヨードドーイ・ゲーオサムリットに頭部をカットされて2ラウンド開始早々にTKO負けでした。

――あの試合、VTRで検証すると分かりますが、裂傷はバッティングによるものだとの説が強いです。

岩浪 それでも結果は出てしまったので、自分が負けたことに変わりありません。ヨードドーイは、本当に強かったですし、あの後、タイでも1ラウンドKOを連発して活躍しているらしいですね。

――その後は、WBCムエタイ日本フライ級王者(2017年1月22日、決定戦でローズ達也に勝利)となり、新日本キックボクシング協会のフライ級王者、石川直樹戦で勝利(6月25日)、前試合(8月19日)で二階級制覇の三冠目のベルトを手に入れるなど大活躍でいよいよ世界王座に手をかけました。

岩浪 昨年のヨードドーイ戦で3連敗、どん底に落ちたところから這い上がれました。岡山では、そのきっかけをいただけたと思っていますので、是非、試合内容と結果で恩返しさせていただきます!

――さて、今回のタイトルマッチの相手となるリティグライ・ゲーオサムリット戦、どんな試合になるでしょう?

岩浪 アヌワット(※3)など超ファイターを生み出す名門のゲーオサムリットジムの元世界王者ですから、強いに決まっていますし、昨年やられたヨードドーイもゲーオサムリットだけにますます気合が入っています。

――以前のインタビューで「テクニシャン同士の試合は楽しい」といった発言がありましたが、そういったムエタイによく見られる高度な駆け引きを駆使した技術戦になりそうですか?

岩浪 いえ、今回、そうはいきません。

――和製フィーム―(技術屋)のトップである岩浪選手ですが、それはどんな?

岩浪 倒し屋のファイターとしてもゲーオサムリットだけにリティグライは強いでしょうしガンガン来ることを想定しています。もし、そうでなくて技術戦を仕掛けられても、その土俵では、僕は善戦できても勝ち切らないと思っています。ムエタイをゲームとして戦うなら、一見薄く見える少しの壁が、実はとんでもなく破れるもんじゃないほど強いことは身体で理解しているつもりです。だから、試合開始からすぐにこちらからドンドン仕掛けていきます!

――それは、前戦の初回KO勝ちの手ごたえから?

岩浪 そこではなく、ポイントは、昨年の岡山興行の町田先輩です。あのメインイベントの世界戦、町田さんは、もの凄い強い相手に第1ラウンドにダウンを取られて大ピンチでした。その後も猛ラッシュを喰らって、僕なんか「もう駄目だ」と思っていたところ、先輩は「もっと打ってこい! ヒジでも何でもガンガン来い!」と開き直って相手の力を引き出し、それを耐え切ってガス欠を呼び込み、大逆転勝ちを収めました。それを間近で見ていて、感動で涙が出てきて……今回、あの試合を超えることが最大の目標です!

――世界タイトル奪取よりもメインイベンターとしての感動を目指す?

岩浪 いや、町田さんも最後まで勝利を諦めずに勝ちにこだわったからこそ死中に活を得ることができたと思うんです。だから、どんなに相手が強かろうと世界チャンピオンになってみせますし、その上でベストバウトも叩き出します!

――力強いお言葉です! それにしてもディフェンスマスターの岩浪選手は、素晴らしい勝率の三冠王ですが、負けた試合でも接戦ばかりでKO負けはおろか圧敗をされた記憶もありません。

岩浪 ありがとうございます。僕、KO負けってありませんが、ダウンをしたこともないんです。

――プロで20戦以上されていてダウン経験がないとは異例ですし、それだけに防御力の高さが伺えます。

岩浪 だから「記憶がなくなる」とか「身体が動かない」ってよく聞く状況ってどんなだろうって興味はあります。もちろん、そんなの本当に体験したくはないし、ずっと打たせないでいきますが(笑)。

――今まで「効いた」という経験もない?

岩浪 2年ちょっと前(2015年4月5日)のエイクノーイ・ロンポージム戦で右フックを直撃されて頭が跳ね上がってヒザが落ちて、場内がワッとなったことがあります。けど、ダウンはしなかったし、判定勝ちできました。それが今のところ唯一です。

――そんなディフェンスマスターが今回は自分から仕掛けると?

岩浪 無理をするんじゃなくて、そうでないと勝てないと思うからです。強いタイ人とテクニック合戦をするのは楽しくて、今までそういう試合で「勝ってたんじゃない?」と言われたこともありました。けど、技術戦って、その紙一重が実は大きな差で当人同士にははっきりと分かったりするんです。タイ人のトップクラスのテクはとんでもないです。それは今までも経験で知っているので「一見接戦の惜敗」はもう要りません。勝つためには、初回からガンガンいって終始圧倒する気でいく。インターバルも2分(※4)なので、毎ラウンド後、しっかり回復してラッシュできます。5回戦ずっとそれを繰り返せる練習をしていますし自信があります!

――50kg台の軽量級は、ムエタイでは「神の階級」と呼ばれるほど難易度が高いものですが、これは王座奪取、大いに期待できそうです! 世界王者となって、その先は見据えられていますか?

岩浪 今は、目の前のタイトルマッチに全集中です。ですが、先日、KNOCK OUTに江幡塁(※5)選手参戦のニュースには「おおっ!」と興奮しました。

――キックボクシング界の大ニュースですが、江幡選手は、現在、スーパーバンタム級をホーム階級にしているので、すぐに絡むのは難しそうです。

岩浪 いえ、塁選手が出てくるなら双子の弟、江幡睦選手だって可能かもしれないじゃないですか。この前、バンタム級タイトルを獲りましたが、睦選手も今はバンタム級のはず。尊敬する大先輩の加藤竜二さんと「どちらが日本最強?」とずっと言われていたスーパーチャンピオンと対戦できる可能性が少しでも見えたので興奮してしまいました。

――日本軽量級最強“チャラツヨ”加藤竜二の背中を追いかけ追い越す?

岩浪 そんなとんでもないことですけど、僕にはまだまだ無限の伸びしろがあるので、行けるところまで全力で突っ走ります! そして、気づけば偉大な先輩たちと肩を並べることができるのなら最高です! 

※1 「KO勝利ゼロ」と仲間内から揶揄されてきた岩浪選手 参照インタビュー:https://www.facebook.com/JapanKickboxingInnovation/posts/1524040427638891

※2 アヌワット ムエタイ史上に残るKOファイター、アヌワット・ゲーオサムリットは、90年代末から2000年代初頭に大活躍したスーパースター。倒すムエタイの象徴的名選手。

※3 とんでもなく強い相手に逆転勝ち 2016年10月9日、岡山で行われたWPMF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、町田光×マープラローン・ソー・ブンヨンヨットは、スタートラッシュをかけた挑戦者のタイ人が強烈なヒザ蹴りで1Rにダウンを奪取し、王者・町田の敗戦濃厚な中、堅実な受けとボディーへの強打(しかも必殺技“居合パンチ”)で挑戦者を怯ませ一気呵成に後半を圧倒して初防衛を果たした。その前にWPMF世界スーパーバンタム級王者、チューチャイ・ゲーオサムリットに挑戦した宮元啓介も3連続KO中の王者の恐るべきヒジ打ち強打に圧倒されながら、三日月蹴りの直撃で劇的な2ラウンドKO勝利。この両試合は、大変な名勝負として関係者に語り継がれている。

※4 インターバルも2分 インターバルタイムは、国際的に1分が通常だが、タイで行われるムエタイは、2分が主流。WPMF世界王座戦は、タイ基準なので、インターバル2分となっている。

※5 江幡塁 新日本キックボクシング協会の主軸ジム、伊原道場本部所属のWKBA世界バンタム級王者、江幡塁は、双子の弟、江幡睦とともに日本軽量級最強と5年以上も目される大選手。今年12月10日、両国国技館の「KNOCK OUT」興行出場の発表があり、これは業界関係者やマニアに衝撃を与えるビッグサプライズとなった。日本キックボクシング史上最強とまで言われる那須川天心に対抗できるファイターは、江幡兄弟しかいないとの声も根強い。

<岩浪悠弥のプロフィール>
リングネーム:岩浪 悠弥
フリガナ:イワナミ・ユウヤ
所属:橋本道場 
生年月日:1998年1月6日
出身地;東京都青梅市
身長:170cm
戦型:オーソドックス
戦績:21戦14勝(1KO)6敗1分
ステータス:WBCムエタイ日本フライ級王者、INNOVATIONバンタム級王者、元INNOVATIONフライ級王者


■10・9「Japan Kickboxing Innovation 認定 第4回岡山ジム主催興行」出場“ミネルヴァ女王”白築杏奈インタビュー
 2017年10月15日、倉敷山陽ハイツ体育館で開催される「Japan Kickboxing Innovation 認定 第4回岡山ジム主催興行」で、
メインイベントに出場する白築杏奈の特集インタビューを公開。


<第15試合 ダブルメインイベント1 株式会社ミズケイ presents WPMF女子世界フライ級タイトルマッチ 2分5回戦>
ノーンビウ・シットヨードシアン(王者/タイ)
 vs
白築 杏奈(挑戦者/138 KICKBOXING CLUB/NJKFミネルヴァ・ライトフライ級王者)


――昨年10月9日の第3回岡山ジム主催興行に出場し、見事、勝利した白築選手が、今回、世界王座に挑戦の大チャンスです。
 
白築 初めての世界タイトルマッチ、緊張しています。
 
――女子キックボクシング界で堂々たる実績を誇る白築選手ですが、ここに至る来歴を教えてください。ご出身は?
 
白築 広島県廿日市市(はつかいちし)です。厳島神社のある瀬戸内海近くで生まれ育ちました。
 
――キックボクシングを始める前は、何かスポーツを?
 
白築 小学校4年生から6年生までサッカーを男子と混じってクラブチームでやっていました。中学3年間は、ソフトテニス部、高校時代は、フットサルを。
 
――かなりのスポーツ少女だった?
 
白築 いえいえ、身体を動かすのが大好きな程度です。
 
――キックボクシングとの出会いは?
 
白築 社会人になって23歳で、また何か運動したくなって、中高生の時にテレビで見ていたK-1の魔裟斗選手が好きだったので、フィットネス感覚で138 KICKBOXING CLUB(ワンサーティーエイト・キックボクシングクラブ)に入会しました。
 
――選手志望もあった?
 
白築 入会当初は、ただのフィットネスで体力向上とストレス解消目的です。
 
――そこからどうしてリングに立つことに?
 
白築 一緒に練習している先輩の試合を応援しに行って見て、自分もやってみたくなりました。
 
――そして、アマデビュー?
 
白築 ジム歴1年の24歳で大会に出たんですが、これがプロアマ混合トーナメントって企画で、1回戦はなんとか勝ったんですけど、2回戦の準決勝の相手が難波久美(※1)選手で……。
 
――難波選手? その頃には、すでに全国トップクラスでバリバリのプロでは?
 
白築 はい、当時、アマプロ通じて無敗とのことでした。
 
――フィットネス会員きっかけのジム歴1年のアマとどんな試合内容に?
 
白築 2ラウンド、ボコボコにやられて判定負けです。何もできませんでした(笑)
 
――当然です。普通ならショックでキックをやめてしまってもおかしくありません。
 
白築 けど、悔しくて、悔しくて、その頃の仕事は、夜勤があったり満足に練習できる環境ではなかったので、仕事を変えて、練習に集中することにしました。そして、その1年後、同じトーナメントの決勝戦でなんとか難波選手に勝利を修めることが出来ました。
 
――トッププロの難波選手に1年で勝利!?
 
白築 はい、凄く嬉しかったのと、私にとってターニングポイントだった試合だと思います。
 
――そんな不可能を可能にする話が……プロデビュー前ですよね?
 
白築 その試合結果があったので、福岡のイベントでオファーがあってプロデビュー(2010年4月25日)できました。
 
――まるで映画「ロッキー」のような話です。それからは?
 
白築 J-GIRLSさんのニューヒロイントーナメントで2011年に優勝しました。
 
――2010年のプロデビューからここまで7年間、戦績は13戦とのとですが、年間2試合以下とは、試合数が少ない気がします。途中でご結婚やご出産、または怪我のブランクなどあったとか?
 
白築 まだ独身で大きな怪我もしていません(笑)。広島在住だと、ただでも試合の機会が多くはない女子キックの世界では、なかなかキャリアが積めなかったんです。
 
――そんな中、昨年(2016年7月3日)、ライバルの美保(※2)選手とのミネルヴァ・ライトフライ級王座決定戦を制し初戴冠、今年4月16日、同じく美保選手との4度目の試合に勝利してタイトル初防衛。満を持して今回の世界初挑戦となりました。このタイトルは、世界プロフェッショナルムエタイ連盟(WPMF)認定のムエタイルールとなりますが、ムエタイのご経験は?
 
白築 それが初めてなんです。
 
――ヒジ打ちはもちろん、首相撲も?
 
白築 首相撲が一切禁止のJ-GIRLSさんで長く試合をしてきて、ここ最近はNJKFさん(女子部門名:ミネルヴァ)のリングに上がって、そこは首相撲OKなので練習してきました。けど、ヒジ打ちはまったく初体験です。
 
――顔面に裂傷を負うことも珍しくないヒジ打ちですが、そこに嫌悪や恐れは?
 
白築 イメージは色々しているんですけど、怖いとかはないです。練習あるのみです。ただ、緊張するなと(笑)。
 
――普段、タイ人トレーナーに指導されているとかタイ合宿の経験があるとか?
 
白築 タイには、行ったこともないです。先生は、ジムの西田智成代表だけです。ですから、まるっきりタイ未経験で。
 
 ――相手の世界王者、ノーンビウ・シットヨードシアンの印象は?

白築 世界タイトルマッチの動画を見ました。リーチがあってやはり上手いと思います。
 
――どう戦いますか?
 
白築 相手のペースにならないことを第一に自分のリズムを貫きます。
 
――改めてキックボクサー、白築選手は、どんなタイプのファイターなのでしょう?
 
白築 スピードとテクニック、それにフィジカルが武器だと思っています。
 
――インターネット上で公開されているプロフィールで得意技がハイキックとありました。
 
白築 実は……私、プロデビューしてからハイキックを殆ど試合で出したことがないんです。いや、一度ぐらいはあったかな?
 
――それが得意技?
 
白築 私のハイキックは、幻の得意技としてネタにしてください(笑)

――そんな白築選手が目指し尊敬する選手は?
 
白築 田嶋はる(※3)選手と安倍基江(※4)選手です。お二人がいたので階級をミニフライに落としました。すごく憧れていましたが、残念ながら対戦が叶うことなく両選手共に引退されてしまいました。でも、田嶋選手がKNOCK OUTで復帰されたことですし、少しでも対戦に近づきたいと願っています。
 
――今回、世界チャンピオンとなることで拓ける何かがあるかもしれません。
 
白築 そうですね。それと共に地方の広島にいながらでも選手として活躍できるって、地方女子キックを盛り上げる力になれればなって。口下手なので、どういったらこの想いが伝わるかわかりませんが、あとはリングで闘うことで表現させていただきたいと思います!
 

<西田智成代表(白築杏奈の師匠)の補足談話>
 
白築は、とにかく真面目だけど不器用。入門当初からすれば、ここまでこれるなんて想像もしていませんでした。それを実現したのは、只管の努力。まるでスポ根マンガの主人公みたいな奴です。
 
インタビューでは、驚くほど話していましたが、普段は無口でおとなしくて、初めて試合に出ようと決めたのも、ジムメイトの応援にわざわざ大阪まで来てくれたので「もしかして試合してみたい?」と尋ねたら「はい」と。
 
そんな初心者がデビュー初日にあの難波久美選手とやるなんて無謀な挑戦でした。試合途中、何度もタオルを投げようと思ったのですが、その度、妙に盛り返してみたり、結局、判定まで粘って。
 
試合後、翌々週、ジムに現れたと思ったら「仕事辞めてきました」って「え~っ!?」ですよ(笑)。こっちは「もう、やるしかないな……」って、打倒・難波選手で1年頑張りました。あいつとの歴史の中で一番大変だったのは、その期間じゃないかな。そして、この試合に勝ったことでプロ選手としての道が拓けたのだと思います。
 
その頃は、リングもないし、サークル的なジムだったのが、段々と会員も増え、選手も育ち、今では、白築をトレーナーとして雇用して指導に当たってもらっています。そんな会員さんたちの期待も一身に背負って臨む今回の世界タイトルマッチ、あいつならきっとやってくれると信じています!
 
※1 難波久美 契明ジム所属のベテランファイター。IOC認定西日本女子フライ級王者。関西女子キックボクシング界を長らくけん引する実力派。
 
※2 美保 KFGジム所属で長らくトップランキング上位の実力を保持し、2012年9月16日、J-GIRLSミニフライ級王座決定トーナメントでは、白築をスプリットデシジョン(判定2-1)で破る。その後、タイトルマッチ2回を含め3度対決し、すべて惜敗するが、白築とは計4度も拳を合わせたライバル。
 
※3 田嶋はる アクティブJ三軒茶屋ジム/reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE所属の元WPMF世界ミニフライ級王者、元WPMF日本女子アトム級王者、元J-GIRLSミニフライ級王者。その美貌と華麗なファイトスタイルで女子キック界の代表格だった名選手。2015年の世界王座奪取から活動を休止していたが、2017年5月10日、KNOCK OUTの小林愛三戦で電撃復帰。
 
※4 安倍基江 アカデミア・アーザ水道橋所属、元J-GIRLSミニフライ級王者。神村江里加や紅絹といったスター選手たちに次々と勝利した名王者。2012年3月25日、いつかを2R終了TKOで下しWPMF日本ライトフライ級王座を獲得した後、引退を表明。
 

<白築杏奈のプロフィール> 
リングネーム:白築 杏奈
フリガナ:シラツキ・アンナ
所属:138 KICKBOXING CLUB
生年月日:1984年5月23日
出身地;広島県廿日市市
身長:165cm
戦型:オーソドックス
戦績:13戦7勝3敗3分
ステータス:NJKFミネルヴァ・ライトフライ級王者、2011年J-GIRLSフライ級ニューヒロイントーナメント優勝
ブログ:https://ameblo.jp/138anna/
Facebook:https://www.facebook.com/anna.shiratsuki


■10・15「Japan Kickboxing Innovation 認定 第4回岡山ジム主催興行」開催概要

イベント名:Japan Kickboxing Innovation 認定 第4回岡山ジム主催興行
主催:岡山ジム
会場:倉敷山陽ハイツ体育館(岡山県倉敷市有城1265/http://www.sanyo-heights.jp)
日時:2017年10月15日(日) 10:30開場 11:00開始予定
チケット前売り(税込):SRS席 12,000円(残り稀少) RS席 8,000円(完売) 指定席 6,000円(完売)
※当日券は全種1,000円アップ。
チケット販売所:岡山ジム、出場各ジム各選手
認定:JAPAN KICKBOXING INNOVATION(http://kick-innovation.com)
放映:2017年11月中に倉敷ケーブルテレビにて放映予定
お問合せ:岡山ジム TEL 086-441-5563

<予定カード>
(プロフェッショナルの部)
<第16試合 ダブルメインイベント2 セントラルグループ presents WPMF世界スーパーフライ級王座決定戦 3分5回戦>
リティグライ・ゲーオサムリット(タイ/元WPMF世界フライ級王者)
 vs
岩浪 悠弥(橋本道場/INNOVATIONバンタム級王者、WBCムエタイ日本フライ級王者、元INNOVATIONフライ級王者)

<第15試合 ダブルメインイベント1 株式会社ミズケイ presents WPMF女子世界フライ級タイトルマッチ 2分5回戦>
ノーンビウ・シットヨードシアン(王者/タイ)
 vs
白築 杏奈(挑戦者/138 KICKBOXING CLUB/NJKFミネルヴァ・ライトフライ級王者)

<第14試合 ダブルセミファイナル2 有限会社トータルプランニングルミナス presents ルンピニージャパンフェザー級王座決定戦 3分5回戦>
翔貴(岡山ジム水島道場/ルンピニージャパンフェザー級1位、INNOVATIONフェザー級1位)
 vs
田中 将士(上州松井ジム/TRIBELATE初代フェザー級王者、ルンピニージャパンフェザー級5位)

<第13試合 ダブルセミファイナル1 有限会社トータルプランニングルミナス presents ルンピニージャパンウェルター級王座決定戦 3分5回戦>
喜入 衆(フォルティス渋谷/MuayThaiOpenウェルター級王者、元J-NETWORKスーパーライト級王者、ルンピニージャパンウェルター級1位)
 vs
橋本 悟(橋本道場/MuayThaiOpenスーパーライト級王者、元INNOVATIONライト級王者)

<第12試合 日タイ国際戦 バンタム級 3分3回戦>
ラムプーンチャイ・ゲーオサムリット(タイ/FIGHTERトーナメント優勝)
 vs
安本 晴翔(橋本道場/REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)

<第11試合 日タイ国際戦 スーパーバンタム級 3分3回戦>
ペットコークセーン・ゲーオサムリット(タイ)
 vs
中村 龍登(橋本道場/INNOVATIONバンタム級6位)

<第10試合 韓タイ国際戦 67kg契約 3分3回戦 特別ルール>
ジン・シジュン(Psycho Pitbulls/KBCムエタイミドル級王者、KBCジュニアミドル級王者、TASトーナメント7王者) 
 vs
タップロン・ハーデスワークアウト(ハーデスワークアウトジム/元WMC世界フェザー級王者、RISEスーパーライト級1位)

<第9試合 65kg契約 3分3回戦 特別ルール>
大原 裕也(大原道場/Accel Gルール ライト級王者) 
 vs
タップナー・ハーデスワークアウト(ハーデスワークアウトジム)

<第8試合 72kg契約 2分3回戦>
哲弥(G.O.Dジム)
 vs
坂本 隆行(岡山ジム水島道場)

<第7試合 59kg契約 3分3回戦 肘打ちあり>
元山 祐希(武勇会/INNOVATIONスーパーフェザー級5位)
 vs
大原 和也(大原道場)

<第6試合 ウェルター級 3分3回戦 肘打ちあり>
MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM/KOSウェルター級3位)
 vs
太聖(岡山ジム水島道場/INNOVATIONウェルター級9位)

<第5試合 58kg契約 3分3回戦 肘打ちあり>
拳剛(誠剛館/ABWフェザー級王者)
 vs
泰輝(AKB道場/ルンピニージャパンフェザー級8位、MuayThaiOpenフェザー級8位、KOSフェザー級7位)

<第4試合 フェザー級 3分3回戦 肘打ちあり>
勇(OU-BU GYM)
 vs
TATSUKING(岡山ジム水島道場)

<第3試合 スーパーフライ級 3分3回戦 肘打ちあり>
黒田 直也(ハーデスワークアウトジム)
 vs
平松 侑(岡山ジム水島道場)

<第2試合 スーパーライト級 2分3回戦>
提島 智久(米子ジム)
 vs
高木 覚清(岡山ジム)

<第1試合 バンタム級 2分3回戦>
アマゾン木村(米子ジム)
 vs
MASAKING(岡山ジム水島道場)

<オープニングファイト2 ルンピニージャパンU-15 ペーパー級 2分3回戦 肘打ちあり>
山口 瑠(拳心會館)
 vs
平松 弥(岡山ジム水島道場)

<オープニングファイト1 フェザー級 3分3回戦>
ラーメン★TSUBO(勇誠会)
 vs 
どん兵衛★水島(岡山ジム 水島道場)


■JAKF認定アマチュアキックボクシング「SMASHERS(スマッシャーズ)」中国地区大会

<第7試合 SMASHERS中国地区55㎏級王座決定戦 1分30秒3回戦>
田中 陸登(拳狼会)
 vs
蒲田 一磨(日進会館宮原道場)

<第6試合 SMASHERS中国地区50㎏級タイトルマッチ 1分30秒3回戦>
金山 春樹(王者/138 KICK BOXING CLUB)
 vs
長谷川 英翔(挑戦者/誠剛館総本部)

<第5試合 SMASHERS中国地区45㎏級王座決定戦 1分30秒3回戦>
金丸 鷹真(ナックルズGYM)
 vs
岸 風太(岡山ジム水島道場)

<第4試合 SMASHERS中国地区35㎏級タイトルマッチ 1分30秒3回戦>
堀 凌生(王者/誠友塾)
 vs
長谷川 海翔(挑戦者/誠剛館総本部)

<第3試合 SMASHERS中国地区30㎏級タイトルマッチ 1分30秒3回戦>
青松 大吾(王者/誠剛館総本部)
 vs
石田 颯真(挑戦者/武魂會)

<第2試合 SMASHERS中国地区 30㎏級 1分30秒2回戦>
藤原 杏悟(武正會館)
 vs
大久保 虎鉄 (岡山ジム水島道場)

<第1試合 SMASHERS中国地区 35㎏級 1分30秒2回戦>
山口 蓮(武勇会西条支部)
 vs
山本 晃成(岡山ジム水島道場)


※490円電子書籍e-bookで読む(PayPal決済easypay、銀行振込対応)
’17年09月21日号猪木生前葬RJPWビンス愚行カイリ初代新日福島大仁田八尾全日