ZERO1、6・22後楽園騒乱! 新TPG三又又三の仰天要求に大谷激高!

 新生ZERO1の6・22後楽園が行われ、『火祭り2017』の全出場選手が決定した。

■ 新生ZERO1ドリームシリーズ
日時:6月22日(木) 開始18時45分 開場18時00分
会場:東京・後楽園ホール

 試合開始前にメーンの6人タッグ組み合わせ抽選が行われ、佐藤耕平&将軍岡本&蝶野正洋推薦選手vs.田中将斗&小幡優作&小橋健太推薦選手、の対戦と決定した。

<第1試合 ZERO1vsNEWタッグマッチ20分1本勝負>
高岩竜一 ●クリス・オンドーフ
 10分47秒 PK⇒体固め
○奥田啓介 中井光義

 5・21後楽園に乱入し、ZERO1に宣戦布告をしたIGFの刺客、奥田&中井組が初参戦。
鋭いキックや関節技で攻め立てる。高岩も厳しく反撃を試みるが、奥田がPKでクリスをフォール。試合後もダウンするクリスを蹴りつけて高岩を挑発した。

<第2試合 シングルマッチ20分1本勝負>
○スーパー・タイガー
 0分45秒 右ハイキック⇒体固め
●横山佳和

 続いては、火祭り出場が決まっているスーパータイガーが『裏火祭り』を提唱する横山と一騎打ち。
ヤンキー座りで挑発し、「こいつビビってる、ビビッて動けないんだろう、来いよ」と両手を広げたところにハイキックがまともに決まり秒殺劇となった。

<第3試合 ZERO1ジュニア タッグマッチ30分1本勝負>
鈴木鼓太郎 ○ショーン・ギネス
 12分40秒 グッド・フライデー⇒エビ固め
●日高郁人 菅原拓也

 日高&菅原はこの試合勝てばボーナス支給、負ければ給料半額を大野社長と約束して臨んだ一戦。ジュニアらしいスピーディーな攻防を繰り広げ、負けられない日高&菅原が猛攻を見せる。だが、天下一覇者であるショーンのグッドフライデーに日高が撃沈。不満げな菅原に抱えられて、退場した。

<第4試合 タッグマッチ30分1本勝負>
○大谷晋二郎 関本大介
 12分57秒 逆エビ固め
鈴木秀樹 ●青木優也

 初参戦の青木は1月にデビューしたばかりの21歳。ゴング前に大谷を急襲して場外へ落とすとブランチャを敢行。その後も、ベルトを巻いてガウンを着たままの大谷に攻撃を加える。反撃しタッチしても、大谷はガウンを脱がず試合をし、ようやくガウンを着ていることに気づく事態に。ようやく蘇生した大谷が関本と青木に厳しい攻撃を加える。青木も反撃するものの、大谷がバックドロップから逆エビ。えぐい角度で絞るが、青木はなんとかロープエスケープ。だが大谷が投げっ放しジャーマンから、再度の逆エビ固めで青木がタップした。

 試合後に大谷が引き上げようとすると、新TPGを標榜する三又又三が登場。

 三又は自身をGMにする事を再度要求。すでに大物選手を獲得していることを発表すると、7・30後楽園では大谷が大野社長をパートナーにして新TPGと試合をするように迫った。
 そこへ戻って来た大谷は 「ここはあなたの上がる場所ではない」と断固拒否の構え。
 大野社長をリングに上げる事も「あり得ません、パートナーが大野社長という事は100%ありません。」と断言した。
 
<第5試合 シングルマッチ30分1本勝負>
○ジェームス・ライディーン
 14分39秒 ジュラシック・ボム⇒エビ固め
●ハートリー・ジャクソン

 ZERO1 NO1外国人の座を巡って、同じブゥードゥーマーダーズながら犬猿の仲の2人を見かねたTARUが「どっちが上か1対1で決めろ」と指令しての1戦。リング内、場外で互いの肉体をぶつけ合い、一進一退の攻防が繰り広げられた。最後はライディーンのジェラシックボムが決まり、3カウント。リングに上がったTARUに促され、両者は和解。握手を交わした。

<第6試合 火祭り直前! スペシャル6人タッグマッチ30分1本勝負>
佐藤耕平 将軍岡本 LEONA ○稲葉大樹
 19分08秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
田中将斗 ●小幡優作 宮本裕向 スーパー・タイガー

 将軍、小幡、耕平、田中の順に入場。続いてビジョンで小橋&蝶野がそれぞれの推薦選手を発表した。
 小橋の推薦選手は宮本裕向。蝶野の推薦選手はLEONA。
 ここで大谷が登場すると、自身の推薦する選手が来場しており、試合をする気満々で既にコスチュームに着替えているので試合に入れてほしいと紹介。W-1の稲葉大樹を呼び込んだ。 
 稲葉が登場すると、スーパータ イガーもリングイン。そして
「さっきの試合、物足りなかったんで人数も合わないので俺でよければよろしくお願いします」
とアピール。稲葉が佐藤&将軍&LEONA組に、タイガーが田中&小幡&宮本組に入っての8人タッグに変更された。

 ゴングと同時に各選手持ち味を発揮し、入り乱れた攻防。小幡が稲葉にランニングニーパットを決めるが、カウント2。ダイビングダブルニーはかわされ、耕平のパイルから稲葉がジャーマンもカウント2。ヘッドバットの打ち合いを稲葉が後頭部へのヘッドバットを見舞って制し、すかさずジャーマンでカウント3を奪った。試合後は稲葉がマイクを握り優勝宣言。
 ここでビジョンにNOAHの拳王が映され、火祭り出場を明言したことで火祭り出場全選手が決定。

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 各選手が意気込みを語って、小幡が「負けた! 稲葉! それからリング上にいるお前ら必ず倒してやるからな」とアピール。
 ここで高岩が登場し、「四の五の言わんと、優勝するぞ! って言えばいいんだよ。お前が元気出して締めろ! 」とハッパをかける。
 それを受け、最後は小幡が「3、2、1ZERO1! 」で締めた。

 なお、新TPGを標榜し、GMの座を要求する三又は学生時代はアマレスで宮城県2位の実績を誇り、現在もトレーニングで身体を維持する猛者だけに、あるいは自身がリングインの可能性もある。
 ここのところ、再三ZERO1の集客を揶揄するなど、攻勢をかける三又だが、松本人志から借りた1000万を踏み倒して絶縁され、後輩芸人に暴力を振るうなど悪評紛々。
 松本から運転資金として借りた金を浪費した挙げ句自身の飲み屋を潰すなど、ビジネス的にもセンスがあるとはいいにくい。
 だが、オフィス北野所属ということで、そのネットワークを使えば新TPGが大化けする可能性は充分に感じられる。
 果たして7・30後楽園で何が起こるのかにも注目したい。

「第17回 真夏の祭典・火祭り2017」
なお、6・25愛知のメーンイベント変更が発表された。

■ ZERO1プロレスリングZERO1 「ちびっ子のイジメ撲滅・元気ハツラツ~本当に強い人はイジメなんかしないし、何度でも立ち上がる~」
日時:06月25日 (日) 開始15時00分 開場14時30分
会場:東栄町B&G海洋センター

・変更前
<タッグマッチ30分1本勝負>

佐藤耕平 将軍岡本
 vs
ジェームス・ライディーン 菅原拓也

変更後
<ストリートファイトデスマッチ時間無制限1本勝負>

大仁田厚 大谷晋二郎
 vs.
]TARU ハートリー・ジャクソン

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