リコ・ヴァーホーベンが判定勝ち!グローリー41オランダ!


(C)GLORY

 5月20日(現地時間)にオランダで『GLORY 41 Holland』が開催された。
 K-1失速後、世界最大のキック団体となっているグローリーだが、最近は米テレビ局と長期契約、UFCファイトパスと契約でネット生配信もはじまり、勢いに乗っている。一時は北米進出にこだわるあまり失速していたものの、現在は本拠地である欧州を中心に戻し再スタートした事が成功したようだ。
 今大会は、なんとヘビー級スーパーカードとして現グローリーヘビー級王者のリコ・ヴァーホーベンが他団体エンフォージョンのヘビー級王者であるイスマエル・ラザールと対戦したのだった。アンコ型のラザールは1Rから積極的にパンチを繰り出し、強烈なアッパーなどでヴァーホーベンを追い込む。ヴァーホーベンのマウスピースが吹っ飛ぶ場面まで作るが、ラウンドが進むにつれ、ヴァーホーベンがキックも駆使してコンビネーションでペースを握り、そのまま判定で勝利した。しかし、敗れたとはいえ、最後まで手を出し続けたラザールの頑張りが光った一戦であった。
 またフェザー級王座決定戦も組まれ、グローリー保守本流であるロビン・ファン・ロスマーレンが、タイのペッパノムルン・ゲッムーガオと対戦し、判定勝ちでロスマーレンが新王者となった。

■ GLORY 41 Holland
日時:2017年5月20日
場所:オランダ

<ヘビー級>
○リコ・ヴァーホーベン(オランダ)
 判定 5-0
●イスマエル・ラザール(モロッコ)

<フェザー級王座決定戦>
○ロビン・ファン・ロスマーレン(王者/オランダ)
 判定 5-0
●ペッパノムルン・ゲッムーガオ(挑戦者/タイ)

<ウェルター級>
○マーテル・グローンハート(オランダ)
 判定 4-1
●アラン・シャインソン(アルゼンチン)

<ライトヘビー級>
○ムラッド・ボウジディ(オランダ/チュニジア)
 2R 2分18秒 反則
●マイケル・ドゥット(オランダ)

<ライト級>
○ティジャニ・ベスタティ(モロッコ)
 判定 5-0
●ユセフ・アスイック(デンマーク)

<フェザー級>
○ザカリア・ゾウガリー(オランダ)
 判定 5-0
●イェトキン・オズクル(トルコ)

<ヘビー級コンテンダートーナメント決勝>
○ダンジェロ・マーシャル(キュラソー)
 判定 5-0
●アンデウソン・シウバ(ブラジル)

<ヘビー級>
○ヘスディ・ゲルゲス(エジプト/オランダ)
 判定 5-0
●トーマス・フロン(オランダ)

<フェザー級>
○チャン・チョンンロン(中国)
 判定 5-0
●ウィルソン・サンチェス・メンデス(カーボベルデ共和国)

<ヘビー級コンテンダートーナメント準決勝>
○アンデウソン・シウバ(ブラジル)
 2R 2分26秒 KO
●ジアニス・ストフォリディス(ギリシャ)

<ヘビー級コンテンダートーナメント準決勝>
○ダンジェロ・マーシャル(キュラソー)
 1R 0分48秒 KO
●モハメッド・アブダラー(ドイツ)

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