全員での集合写真でエンディングとなった!アイスリボン802「星ハム子デビュー9周年記念プロデュース興行」


■ アイスリボン802 セクシー!ハムシー!雑草魂!
 星ハム子デビュー9周年記念プロデュース興行
日時:2017年5月13日(土) 18時00分開始/17時30分開場
会場:アイスリボン道場 観衆 128人(超満員札止め)

オープニング
 らぶりーぶっちゃーずの入場テーマで花道から現れたのはド派手な衣装のアイスリボンOGの新田猫子さんと内藤メアリさん。らぶっちゃの入場パフォーマンスを披露し、ハム子を呼び込み3人での前説を行った。

<第1試合 シングルマッチ10分1本勝負~THE新人!>
○松屋うの
 5分42秒 スクールボーイ
●トトロさつき
 横浜三連戦明けで5月初の道場マッチは、2008年5月11日しもうま和美戦でデビューしたハム子のデビュー9周年を記念してのプロデュース興行。ハム子が第1試合に組んだのは、うのvsトトロの初シングル戦だ。デビュー1年目同士による一戦だけに、試合は荒削りながらも新人同士気合の入った攻防が展開された。序盤からパワーで押しまくったのはトトロ。身長では上回るうのだが、トトロのウエイトをまともに浴び何度もピンチに陥る。更にトトロに見舞ったサイバーチョップも受け止められ、逆に自身の脳天に撃ち降ろされてしまい仰向けに大の字で倒れるシーンも。トトロのパワーに苦しんだうのだが、後輩に負けるわけにはいかないと必死の反撃。最後はスクールボーイでトトロを丸め込み、何度返されてもスクールボーイを仕掛けていったうのが勝利を飾った。
 試合後、トトロは「(涙ながら)自分がプロレスをやりたいと思ったきっかけの235さんが卒業するのが悲しくて…(235に向かって)あと少しの時間しかありませんが、よろしくお願いします(と深々と頭を下げる)」と自身にとって大事な存在である235への思いを語った。このトトロの言葉に対して、235は「トトロさん、私の試合を観てプロレスラーを目指してくれてありがとうございます。でも涙は最後にとっておきます。あと少しですが、よろしくお願いします」と感謝の意を述べた。2人のやり取りを聞いていた藤本は「トトロが(リングサイドの)こちらの席にお客さんとして座っていて、その時235がボロボロにやられていたんですけど、“初めて来たお客さん、誰が一番印象に残りましたか?”って質問したときに“235さん” って言ったんですよ」と道場マッチを観戦に来ていた当時のトトロの思い出を語っった。

<第2試合 6人タッグマッチ20分1本勝負 ~DATEにプロレスのコスチューム着せてみたいの!>
つくし ●華蓮 DATE 法 DATE
 9分57秒 みやここクラッチ
○松本都 華 DATE 直 DATE
※つくしチームは、つくしのコスチューム、都チームは都のコスチューム
※フィニッシュは、つくしか都の技限定

 TeamDATEの4人にプロレスコスチュームを着せたいというハム子の願望により実現したコスチュームチェンジマッチ。決着がつくしと都の技でのみというルールは、TeamDATEにとっては厳しいルールかと思われたが、プロレスコスチュームに身を包みながらも独自のスタイルで打撃のコンビネーションを決めた4人は、華と直が自爆にはなったが、3人マンマミーアを披露したり、華蓮と法は相手チームをロープにはりつけてつくしとのドロップキック、おてんばダッシュを決めるなど、観客を大いに沸かせた。最後は華蓮がつくしとのダブルフットスタンプを決め、都を追い込むも、カサドーラを潰され、みやここクラッチに丸め込まれ逆転負け。
 この試合結果に納得がいかない華蓮は「つくしさんのコスチューム、ぴったりです。大人げない都さんに負けてしまったので、今度は誰にも邪魔されないシングルで戦わせて下さい」と一騎打ちを要求。「まだ早い」という都の言葉を藤本は無視し「両国で組みます」と即答。華蓮と都のシングルマッチが決定した。
 法「今回、私たちは全員10代で、全員9月生まれだったので、おとめ座の結束力で勝てると思ったんですが、大人げない勝ち方でちょっと悔しいけど、また頑張りたいと思います」と語り、つくし「試合では負けてしまいましたがコスチュームの可愛さは都さんチームより勝っていたと思うので、今回で華蓮と法とも仲良くなれたので、これからも組んでいきたいなと思いました」と再結成を希望。
 勝利した都チームは「今日は都さんのおかげで勝つことが出来たんけど、普段はやぁー!とかやり切れてないんで。フリフリも着るキャラではないんで。恥ずかしいんですけどいい経験が出来ました。まだ自分で勝った事が無いので、次は絶対取りたいと思います」と直が語ったあと、華が「こういうコスチュームを着て戦うって、新しい経験が出来て楽しかったです。お客さんもいつもと違う新しい楽しみが出来て、とても良い試合だったんじゃないかなと(「上からだなあ」と藤本に突っ込まれ)でも楽しかったですよね?」と語った。
 都「大人気無いとか言ってますけど、負けは負けなんで。負け惜しみがうるさい。13歳の華蓮を本気で応援するお客さんって、ちょっとロリータコンプレックスだと思うし、華蓮を応援する人は1人ずつ通報するんで。(5.28両国のシングルでは)プロレスやりたくないって言わせるんで」と華蓮を挑発するも、藤本は「(華蓮に)逆にプロレスやりたくないって都に言わせて。全員が華蓮応援するからね」と華蓮への全面バックアップを約束した。

<第3試合 タッグマッチ15分1本勝負 ~235!やりたい人とやりなさい!>
藤本つかさ ●235
 13分01秒 ブロックバスターホールド
○弓李 尾﨑妹加
 5月31日でプロレス卒業を発表した235。大会プロデュースはハム子が235に対戦相手&パートナーを選ばせた。藤本をパートナーとし、対戦相手に選んだのは弓李&妹加のGEKOKU娘。5.5横浜での選手権を経験しタッグチームとしてレベルアップしたGEKOKU娘は、早いタッチワーク、連係で序盤からペースを握る。対する235は持てる技をひとつひとつ確実に繰り出しながら、ぶつかっていった。藤本も235に指示を出しながバックアップ。途中GEKOKU娘は弓李が235に股割りを仕掛け、カットに入った藤本にも妹加が股割りに決めるなど、息のあったところをみせると、最後は妹加が藤本をキン肉バスターで排除すると、弓李が235をきゅうりバスターからブロックバスターへつなぎカウント3を奪った。
 試合後、235「今日は卒業まで7試合ということで、ハム子さんにお願いしてGEKOKU娘と試合をお願いしました。パートナーの藤本さんが何回も諦めそうになった時に、何回もカットに来てくれて、卒業間近、やっぱり最後に勝ちたいなっていう気持ちが出て来ました。後6試合、勝ちを取りに行きたいと思います」とどん欲な姿勢をみせた。また弓李は「235さんとは韓国のアイドルの話をしたり、自分の中ではとっても仲のいい先輩で、GEKOKU娘と戦うことを選んでくれたのは、とてもありがたい事だなと思っています。またお泊りさせて下さい」と235への思いを語り、妹加は「いつも私が235さんっていうと、笑顔で迎え入れてくれて、卒業される前に一緒に試合出来て嬉しかったです。藤本さんは、すごく体が硬いみたいですね」とニヤリ。藤本は「今、法に柔らかくする方法を教えてもらってるんだよね。法はすごいよね。なんかやってみて」と法に振ると、リング中央に出てきた法がその場で開脚しながらマットにお尻をつけると、そのままの姿勢で前進。思わず「軟体動物みたい」と語った藤本は「私のこと、硬いっていうけど、つくしも硬いし、世羅も硬いからね」とチクリ。

<第4試合 タッグマッチ20分1本勝負 ~両国前哨戦!と余り者…私主役なのに…>
●星ハム子 藤田あかね
 16分33秒 ダイビングダブルニードロップ⇒片エビ固め
○世羅りさ 雪妃真矢

 今大会のメインは5月28日両国KFC大会でICE×∞王座戦が決定した世羅とあかねの前哨戦。世羅は正パートナーの雪妃とのアジュールレボリューションで臨み、あかねはこの日の主役ハム子とタッグ。タイトルマッチの前哨戦とはいえ、やはり今日の主役はハム子。開始のゴングと同時に会場はハム子コールに包まれた。これに気を良くしたハム子は得意のセクシーポーズを決めにいくが雪妃に邪魔されると、会場は一転して雪妃へのブーイングに包まれる。
 ハム子はいつも通り、腹ウォッシュ、シャイニング腹ザードとお腹を使った攻撃を決め、あかねの事もしっかりとフォロー。あかねの狙いは世羅一本だが、世羅はあかねが持ち込んだ黒バットを手にすると「今日は使わないのか?」とあかねを挑発する。心理戦を仕掛けられたあかねだが、迷うことなく世羅をロープに振るとバットを世羅のボディにフルスイング、更に倒れた世羅にバットを振り降ろすなど、一歩も退かない姿勢をアピールした。
 試合は世羅vsハム子の攻防となり、ハム子がアジュレボ2人相手にラリアットを決めたり、世羅にハムロールを決めたりするが、アジュレボがタッグチームとしての連係を見せる。世羅のピンチを雪妃が体を張ってアシスト。ハム子をダブルのど輪落としで叩きつけると、最後は世羅がダイビングダブルニーの2連打をハム子に叩き込みカウント3を奪い取った。試合後、世羅「ハムさんは私のデビュー戦の相手であり、初めてベルトを巻いたときの相手であり、何かと私の岐路に立って頂いている方で、両国の前哨戦っていうのもあったんですけど、あかねとはハードコアの試合なので、そんなに見てねえし、今日はハムさんから勝てて本当に嬉しかったです」と語った。
 この世羅の発言に対してあかねは「2年前くらいですかね(2015年6月21日)、名古屋で弓李と自分が世羅さんとがシングルを続けて戦うハンディキャップを組まれて、あの頃と一緒だと思うなよ。どうせあかねだからって思っとるんだろ?今日、お前が先にバット取ったやん。あん時の悔しさもう1回、思い出して、バットだけじゃないんで、両国覚悟してて下さい」と世羅を睨みつける。最後にマイクを手にする時点で涙目になりながらもハム子が「皆さ~ん、ハーイ!今日は大雨になるし、対戦カードから自分が余っちゃうし、でも沢山のお客さんが来てくれてありがとうございました。私、生誕祭とか、周年大会でいつも負けていて、自分でカード決めてるのに勝てなくて、でも10年目。星ハム子は4月から子供と一緒に埼玉県民になりました。(娘が)北海道から引っ越しして来て一緒に住んでます。プロレスラーとママとの両立、一生懸命やっていきたいと思いますし、負けて終わる星ハム子は今日で終わりにします。貪欲にベルトを狙いにいきます(と世羅に歩み寄り、腰にベルトを巻くポーズ)」と10年目の決意表明した。
 最後は(ハム子のデビュー記念日)5月11日が誕生日だったトトロさつきをみんなで祝福。「28歳になりました。プロレスラーになってから初めての誕生日です。早く自分の力で勝ちます」と絶叫。この日の主役のハム子、トトロ、そして特別ゲストの猫子さん、メアリさんも入れて全員での集合写真でエンディングとなった。

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