ピーター・アーツ引退試合で判定勝ち!WFL5


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 4月23日(現地時間)にオランダ・アルメレで『WFL – Champion vs. Champion』が開催された。
 この団体はメルヴィン・マヌーフが主催するキック団体だが、今大会はあの20世紀最強の暴君と言われたピーター・アーツの引退試合が行われた。アーツはK-1 GRAND PRIX ’94、’95、’98王者であり、K-1史上初のグランプリ2連覇および3度目の優勝を成し遂げたほか、17度の決勝トーナメント最多出場、16年連続の決勝トーナメント最多連続出場、6度の決勝トーナメントファイナル最多出場などの記録を持つ。K-1の第1回大会から参戦し、アンディ・フグとアーネスト・ホースト、マイク・ベルナルドとは「K-1四天王」として並び称されたレジェンドであり、日本でも絶大な人気、知名度を誇っている。
 そのアーツが遂に引退を正式発表し、引退試合に臨んだ。対戦相手はウクライナの新鋭23歳のツォトネ・ロガヴァだったのだが、直前になってフランスのノーディン・マヒエディネに変更となった。試合はアーツが判定勝利。見事に有終の美を飾った。
 また、同大会にはレミー・ボンヤスキー、セーム・シュルト、アーネスト・ホーストも招かれており、ボンヤスキーは現役復帰宣言し、WFLでメルヴィン・マヌーフと復帰戦を行う事を発表した。

■ WFL – Champion vs. Champion
日時:2017年4月23日(現地時間)
場所:オランダ・アルメレ

<ヘビー級>
○ムラッド・アルグン(トルコ)
 判定
●エロール・ジマーマン(オランダ)

<ピーター・アーツ引退試合>
○ピーター・アーツ(オランダ)
 判定
●ノーディン・マヒエディネ(フランス)

【谷川貞治とピーター・アーツの信頼関係がここに証明された】

15年03月19日号新日広島ノア有明WM解析Pアーツ華名プロ福山KASSEN2怪獣酒場UFC


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