各団体に引っ張りだこの元横砂・曙が4月11日（火）緊急入院して業界に激震が走っている。
曙は4・11（火）昼に熊本・益城町の益城町立広安西小学校でZERO-1主催のチャリティーイベント『プロレス力で熊本を元気にするぞ・2DSAYS』に参加。その後、福岡に移動し、大牟田市文化会館で行われたDDT主催『Road to Ryogoku 2017～ドラマティック・ドリーム・炭坑節～』でメーンの6人タッグに参戦。
試合後特に変わった様子はなかったが、体調が急変して福岡市内の病院へ搬送、右脚蜂窩織炎と感染症と診断され、現在は入院中であることが、17日に自身が代表を務める「王道」から公式発表された。一部報道では重症説も流れて心配されたが、命に別状はないようでひとまずは安心の模様。しかし現在発表済みの試合、イベントは総てキャンセルとなる。
■Road to Ryogoku 2017～ドラマティック・ドリーム・炭坑節～
日時：4月11日（火）
会場：福岡・大牟田市文化会館小ホール
観衆：468人（超満員札止め）
＜第6試合 大牟田名物！ 月が出た出た月が出た！ ばりすご豪華6人タッグマッチ 30分一本勝負＞
高山善廣 入江茂弘 ○相島勇人
16分42秒 垂直落下式ブレーンバスター⇒エビ固め
曙 HARASHIMA ヤス・ウラノ●
曙は格闘家転身こそ思うにまかせなかったものの、第64第横綱の浸透度は伊達ではない。また、先月末にはかつて婚約していたタレント、相原勇との20年振りにテレビで対面して話題となったばかり。
その抜群の知名度を活かし、フリーとして各団体に引っ張りだこな曙の長期欠場とあって、プロレス業界全体への影響は計り知れない。
既にZERO-1では王道との協議の結果、曙・将軍岡本組の「NWAインターコンチネンタル・タッグ」返上を受諾。4・26後楽園、4・28岐阜の試合は勿論、『夢の対決再戦! 曙vsボブ･サップ タイトルマッチ決定!! 』と謳っていた5・12名古屋露橋スポーツセンターはメーンのカードどころか大会名まで変更を余儀なくされる事態になった。なお、急遽の報告という事で代替カードやチケットの払い戻しなど詳細は18日現在未定となっている。
また、4・16神戸に曙の代役で新崎人生を緊急招聘して乗り切ったWRESTLE-1では、既にカード変更を発表済みの4・19後楽園用ポスターデザインを発表した。
■「WRESTLE-1 TOUR 2017 CHERRY BLOSSOM」
日時：2017年4月19日（水） 19時開始／18時開場
会場：東京・後楽園ホール大会
＜WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負＞
【第11代王者】芦野祥太郎 vs.【挑戦者】近藤修司
※第11代王者・芦野祥太郎、初の防衛戦。
＜WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負＞
【第8代王者】土肥孝司&熊ゴローvs【挑戦者組】稲葉大樹&児玉裕輔
※第8代王者組・土肥孝司&熊ゴロー組、初の防衛戦。
＜WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負＞
【第7代王者】吉岡世起vs【挑戦者】アンディ・ウー
※第7代王者・吉岡世起、初の防衛戦。
＜タッグマッチ＞
木村花（Pro-Wrestling ACE）、才木玲佳（Cheer☆1）vs. 安納サオリ（Actress girl’Z）、万喜なつみ（Actress girl’Z）
＜タッグマッチ＞※変更カード
征矢学、葛西純（FREEDOMS）vs. NOSAWA論外、MAZADA
＜シングルマッチ＞
河野真幸 vs. 伊藤貴則（Pro-Wrestling ACE）
＜タッグマッチ＞※変更カード
カズ・ハヤシ、鈴木鼓太郎vs.立花誠吾（Pro-Wrestling ACE）、頓所隼（Pro-Wrestling ACE）
＜6人タッグマッチ＞※変更カード
藤村康平、進祐哉（FREEDOMS）、三富政行vs.進藤翔（Pro-Wrestling ACE）、タナカ岩石（Pro-Wrestling ACE）、一（Pro-Wrestling ACE）
他団体でもカードの変更に追われる事は必至だが、特に地方興行で曙のビッグネームが欠けるのは痛いところ。最悪大会そのもののキャンセルも考えられる事態だけに、当面は混乱が続きそうだ。
王道公式サイト
http://oudou-akebono.jp/index.html
ZERO-1公式サイト
https://www.z-1.co.jp/index.html
WRESTLE-1公式サイト
http://www.w-1.co.jp
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