(C)FIGHT NIGHT
2014年8月4日にフランスで『FIGHT NIGHT Saint-Tropez』が開催された。
今大会には、ジェロム・レ・バンナ、ピーター・アーツというK-1レジェンド2人が揃うという超豪華な大会となったが、勝敗は明暗が分かれた。
メインで登場したバンナは、当初、イギリスのムエタイ戦士、ダニエル・サムと対戦予定だったが、直前で欠場となり、急遽、オランダ人キックボクサー、コリン・ジョージと対戦。明かに格下で急参戦した選手が相手だっただけに、バンナが貫禄のKO勝ちとなった。
それに対し、ピーター・アーツは、予定通り“黒アゲハ”の異名をとり、主にK-1でも活躍したフレディ・ケマイヨと対戦。現役バリバリの相手だった事もあり、アーツはなんと2RにTKO負けを喫してしまった。アーツはどう再起するのか?今後が期待される。
■ FIGHT NIGHT Saint-Tropez
日時:2014年8月4日
場所:フランス
<キックルール>
○ジェロム・レ・バンナ
2R KO
●コリン・ジョージ
<キックルール>
○フレディ・ケマイヨ
2R TKO
●ピーター・アーツ
<キックルール>
○フィリップ・ヴァーリンデン
判定
●コレンティン・ジャロン
<キックルール>
○ニコラス・ワンバ
2R KO
●アーノルド・オボロトフ
<キックルール>
○ウラジミール・ミネフ
判定
●ミカハイル・ツテレフ
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▼谷川貞治の『プチ格闘技通信』第7回
ピーター・アーツは本当に引退したのか?
その問題にお答えします!
古い話で誠に恐縮ですが、昨年末のGLORY13でリコ・ベホーベンと感動的な引退試合を行ったピーター・アーツのことについて今週は触れることにします。GLORY13前後の本人のインタビューからすでに「私は本当は引退したくなかったけど、GLORYに引退させられた」と発言し、波紋を呼んでいるようですが、いったいどうなっているのか? 僕自身が「ピーター引退」もあって一夜限りのプロデュースをお手伝いしたこともあって、まるで僕が仕掛けたかのように思っている関係者もいるようですが、とんでもありません。