女子格先駆者ハム・ソヒが韓国ROAD FCと契約!女子大会『ROAD FC XX』開催発表

 100万ドル争奪トーナメントからセクハラ疑惑事件まで、マット界になにかと話題を提供する韓国ROAD FCが、日本でちょうど10年前に『DEEP 28 IMPACT』デビューして、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった渡辺久江を判定で下し、一気に女子格創世記に日本で実績を積み上げてきたハン・ソヒとの複数試合契約を公表。また、女子3階級(アトム、ストロー、無差別級)のベルト新設と、女子大会『ROAD FC XX』の開催を発表した。参戦は5〜7月頃に実施され、アトム級初代王座決定戦になるようだ。
 ハム・ソヒは2014年11月3日の『DEEP JEWELS 6』で、復帰した石岡沙織を三度目の返り討ちに下してUFCと契約。しかし、不可解な判定や、不運もあり1勝3敗の成績でリリースされていた。ROAD FCにはボーイフレンドのアームバー・キムがおり、元パンクラス王者のアンディ・メインを破ったばかりだ。

ハム・ソヒ
「旅をしてきましたが、ホームに帰ってきました。戻ってきてうれしく思います。私が愛している団体との契約は楽しいです(ジョン・ムンホンROAD FCの最高経営責任者(CEO))は、他のプロモーションよりも優れた条件を提供してくれたので、私の故郷のような気分になりました。私はROAD FCでの戦いを受け入れることに決めました」「国内で活動するすべての女性ファイターに応援と激励送りたい。しかし、私は現役選手だ。後輩である前にライバルである。挑戦するなら、いつでも受け入れる考えです」


ジョン・ムンホンROAD FC代表
「ハム・ソヒは、私たちの選手だった。ちょっと旅をしてきたのだ。元の階級が48kgである。UFCは52kgが最も軽い階級である。苦労すると思ったが挑戦したいとして待っていた」「私が契約した選手は最後まで責任を負う。ソヒは48kgアトム級で世界で最も強い。実力がなくて戻ってきたのではない。適正階級で最高の技量を示すことができる機会を与えたかった。48kgで最高の条件を提示した。UFCでは48kgがないので、UFCが提示することができない条件、世界最高水準の契約である」


UFC FIGHT NIGHT®: HENDERSON vs. MASVIDAL
2015年11月27日(土) オリンピック・パーク ジムナスティック・アリーナ
<女子ストロー級/5分3R>
○ハム・ソヒ(韓国)
 判定3-0(29-28/29-28/29-28)
●コートニー・ケイシー(米国)

15年12月10日号谷川貞治巌流島市来-本間曙王道RIZIN茨城清志G浜田特集UFC韓国

電子書籍版は週刊ファイト3月9日号タグチジャパン69%オブザーバー大賞Fake論マクレガーK-1中国に収録されました。
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