戦極の威厳と憂鬱 第九陣徹底検証レポート

 戦極2009年のテーマであったフェザー級グランプリの決勝戦『第九陣』が8月2日さいたまスーパーアリーナで開催。優勝したのは、どんでん返しの末に準決勝で主催者側がエースとして押してきた日沖発に敗れていた金原正徳。日沖はテクニックを見せつけ圧倒、金原はなんとか一本取られずにしのぎ切ったに過ぎないが、逆に精魂使い果たしたのが日沖だ。頭部外傷による脱力感と酸欠状態によるドクターストップに。

 片方のブロックは、トーナメンントで大躍進を遂げた小見川道大vs.パンクラス王者マルロン・サンドロ。フロント・チョーク以下、積極的に一本を取りに行ったサンドロの手が上がると思ったが、なぜかドローにつけた2名のジャッジが、マスト判定で小見川が優勢として、主催者側の小見川が決勝に進出。結局は自他共に認める「大穴」の金原がベルトを巻いた。
 また、戦極の生んだ最大のスターになったとも言える北岡悟だが、序盤にスタミナを使い果たしたこともあり、若い廣田瑞人のグラウンドでの膝の連打で動きが止まってしまいレフェリーストップ。
 これらの激闘をPPV中継すらされなかったオープニング・ファイトから完全ドキュメント。さらには他の専門誌が踏み込めないジャッジの判定問題も徹底検証しています。全66ページの究極版。後悔はさせません!

戦極G!杯 オープニングファイト完全ルポ
本戦開始午後4時、判定決着続きのトーナメント決勝興行不安一杯
主催者エース&優等生の日沖発が消耗した理由、金原正徳全身全霊
問題のマルロン・サンドロvs. 小見川道大戦の判定基準考察
光岡映二の一本、郷野聡寛失神!〜ワンマッチで魅せた興奮と光明
藤田和之陥落、三崎和雄飛びヒザ命中:どちらかが死ぬ試合の結末
廣田瑞人がライト級王者に、フェザー級GPは金原正徳
どんでん返しの8・2『戦極〜第九陣〜』は7時間興行に
総括評by中山未央「人間の集中力はたぶん3時間ぐらいが限界だ!」
コラムbyタダシ☆タナカ「総合格闘技世界勢力図概論」

責任編集:タダシ☆タナカ、中山未央、平井あゆみwithM・サイトー

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戦極REAL大全2009

戦極の威厳と憂鬱 第九陣徹底検証レポート

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