乾杯！　2003年大晦日戦争から13年～榊原信行代表の左、ミルコの席には代理人・今井賢一氏の姿が…

　2016年12月29日（木）・31日（土）、さいたまスーパーアリーナ にて開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016　無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND』の一夜明け記者会見が1月1日（日）都内で行われ、登壇した12名の選手が激闘を振り返った。

■矢地祐介
「すっきりいい勝ち方できたんで、良かったと思います。だけど、マイクですっきりしなかったので(笑)、次回以降バチッと勝って、ビシッとコメントして終わりたいと思います」

■和田竜光
「内容としては、やられてしまって反省する部分もあるんですけど、通用する手応えも感じられたので、今年もひとつひとつ精いっぱい戦っていきたいと思います」

■才賀紀左衛門
「総合格闘技を始めて1年なんですけど、いい点悪い点、自分の中ではっきりわかっているんですけど、今年は立っても寝転がっても勝てるファイターになって、RIZINの大晦日といえば才賀と思ってもらえるような選手になりたいと思います」

■北岡悟
「ご覧の通り、ボロボロでして、ちょっとブルーになってます。ちゃんといい試合ができたことによって、RIZINのメンバーになれたような気持ちはあるんですけど、他にもやらなきゃいけないことがあって、ひとつひとつやっていきたいと思います」

■中井りん
「今回、RIZINに招待していただいて、とてもよかったです。昨日の大会を観させていただいたのですが、とてもおもしろかったです」

■アンディ・ウィン
「RIZINで試合ができたとことは私にとって最高のクリスマスプレゼントです。日本人はとても礼儀正しくて優しい人たちです。アメリカ人は全然そうではないので、本当にここに来れて嬉しいです」

■ギャビ・ガルシア
「昨年は4試合をして私にとって忙しい年でしたが、実りのある1年でした。私はRIZINが大好きです、日本が大好きです。これから家に帰って家族と会って休憩した後、トレーニングをしていきたいと思います」

■桜井“マッハ”速人
「元旦からケータイ、落っことしてしまって、30分探し回って、とんでもなかったんですけど、2017年もいい年になるよう頑張ります」

■所英男
「勝って、無事に年を越せて、ほっとしています。今年、大晦日、キッドさんと試合できたらと思ってますので、よろしくお願いします」

■RENA
「去年は5試合連続で試合をして全部勝てて、最後はKOで勝てて、ほっとしています。MMAでは2周年になります。そして今年、立ち技では10周年になります。まだまだ伸びると思いますので、今年も精いっぱい頑張ります」

■那須川天心
「2連戦、大変だったんですけど、無事勝ててよかったです。もう2連戦はやりたくないなと思いました(笑)。1戦目、手やられちゃって、本当にどうしょうかと思いまして。しっかり乗り切れたのでよかったです。今後もMMA、キックボクシング、僕が両方を盛り上げていきたいと思います」

■ミルコ・クロコップ
「3試合、激闘をやり抜いた翌朝、気分が悪いわけはないです」
　ミルコは寝坊したため、この会見に約30分遅れて登壇。通訳の今井氏によると「アドレナリンが出ていたようで、今朝の7時まで一睡もできなかった」という。
　さらに今井氏は昨晩、ホテルの部屋でミルコが語った内容を続けた。
「ヴァンダレイが逃げたと聞いたときは、ショックで一晩寝られず、裏切られた気持ちでいっぱいだったそうです」
「29日のキング・モーとの試合で、ミルコは左ミドルを蹴ったとき怪我をしました。30日に様々な治療をして、医者にも診てもらいました。足の甲が腫れたまま、昨日はほとんど蹴りを出さず、パンチと膝で試合をしました」

　なお、今年のRIZINは4月16日の横浜アリーナ大会を皮切りに、年間5大会ぐらいを開催する予定があると、榊原信行RIZIN実行委員長から発表があった。

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