水波綾が山縣優倒しWAVE王者!ZAN1は大畠美咲、飯田美花、フェアリー日本橋~年末大感謝祭


■ WAVE女子プロレス「年末大感謝祭’16 THANKsGIVING WAVE」
日時:12月29日(木)
会場:東京・後楽園ホール 観衆636人

<1、ハッピー・ハンターWAVE(20分1本勝負)>
宮崎有妃 ○藤ヶ崎矢子
 9分9秒、変形リバース・ゴリースペシャル
春日萌花 ●長浜浩江

 前日のJWP後楽園ホール大会でJWP認定&POPジュニア王者となった藤ヶ崎矢子がベルトを持って登場。ビジュアルハンターとしても注目をあびる矢子が今宵標的としたのは……自称“永遠のアイドル”春日萌花だった。
 宮崎が長浜に恥ずかし固めを極めようとすると、矢子が出ていき「いやいやいや春日さんでしょ。コイツはどうでもいい。わかってます?」とダメ出し。標的を春日に変更した宮崎が恥ずかし固めを敢行すると、矢子は持参した花吹雪で盛りあげる。続く矢子のミサイル弾は春日に命中。ダブルリストアームアルトはカウント2。さらには旋回式ダイビング・ボディープレスを投下する。
 春日も攻勢に転じるとダイビング・クロスボディーを放って長浜につなぐ。長浜はドロップキックからブレーンバスター! 続くカサドーラは……押しつぶした矢子がカウント2。ならばと宮崎が長浜にハリケーンドライバーを放つと、すかさず矢子がダイビング・ボディープレスを投下。キックアウトされると、変形リバース・ゴリースペシャルで長浜からギブアップを奪った。

<2、マジカルWAVE(15分1本勝負)>
○清水愛
 5分52秒、ラ・マヒストラル
●フェアリー日本橋

 WAVE年内最終戦。フェアリー日本橋のために用意された相手は、声優でありながらプロレスデビューを果たした清水愛。いつものように自己紹介したフェアリーは、早速、清水とお友達になってしまう。するとフェアリーは「もう満足だから」と帰り支度。石黒レフェリーが「この試合に勝ったら清水さんがUSJに一緒に行ってくれるって」と引き止めると、ひとまず試合には戻ってきたものの、清水を殴ることができない。なかなか攻撃できないフェアリーだったが「でも魔法にかけることはできるわ」とステッキでホイップしてみせる。
 清水も反撃に転じるとロープ渡りからギロチンドロップ。さらには串刺しドロップキック、ダイビング・ボディーアタックにつなげる。フェアリーも反撃に転じようと、光るサーバーを持ち出すも、これを奪った清水がフェアリーを一刺し! すかさずラ・マヒストラルでクルリと丸めた。

<3、JIGSAW GAME WAVE(30分1本勝負)>
小林香萌 夏すみれ ○山下りな
 11分42秒、ラリアット⇒片エビ固め
朱崇花 ●下野佐和子 米山香織

①朱崇花&下野佐和子&○米山香織(8分43秒、エビ固め)桜花由美&飯田美花●&志田光

 3人×3チームによる3WAY。リングアナの説明によると、リング上の試合権利は2人(2チーム)となり、リングから落ちると試合権利がなくなることがアナウンスされた。この試合を最後に退団する小林香萌は同期である夏すみれ&山下りなとのタッグでエントリーした。
 試合は小林vs飯田、桜花vs夏、志田vs山下と進んでいく。試合権利のないLas Aventureras(以後、ラスアベ)にとっては歯がゆい展開。チャンスがあればチェンジを要求するが、いずれのチームにも無視されてしまう。痺れを切らした米山は強行に出る。ロープに走る山下を場外へと引きずり下ろして強引に試合権利を奪い取る。すかさず下野が出ていくが、その下野がシダレザクラに掴まる展開に。
 そこからはシーソーゲームとなるが、朱崇花のブーメランアタック、ブファドーラで抜けだしたラスアベ。米山が飯田にジャパニーズレックロールクラッチを狙うが、逆に飯田がヨーロピアンクラッチ。これをなんとか米山がキックアウトすると朱崇花がトラースキックを飯田に決め、すかさず米山が3カウントを奪った。
 試合が続行され、3vs3の6人タッグマッチの状況に。下野が山下に串刺しラリアットを放つと、ラリアットの相打ちを連発。下野がなぎ倒すと、米山のセントーン、朱崇花のムーンサルトを挟んで雷電ドロップと畳みかける。そしてラスアベはコーナー攻撃を狙うが……自滅。これで流れが変わり、山下が下野にカウンターのラリアットで勝利した。
 試合後、山下がマイクを握り「凄く難しいルールだったけど勝ったぞ! 香萌ちゃん、いやアミーガ。大事なことを忘れてたよ。お前とシングルマッチしてない。最後に5分時間くれ。アミーゴ」と特別試合がおこなわれることに。

<特別試合(5分1本勝負)>
○山下りな
 2分40秒、ラリアット⇒片エビ固め
●小林香萌
 先制したのは小林。ドロップキック→セントーンと躍動する。山下もバックドロップ5連発からカバーにいくが、キックアウトされるとスリーパーで捕獲。脱出した小林は延髄斬りでやり返してマヒストラル。キックアウトした山下がスライディングラリアット→正調ラリアットを叩き込んで勝利を収めた。
 すると今度は夏が「ちょっと待って。なんでやっているの、香萌ちゃん。いやアミーガ。最後に5分だけ!」と懇願。ヘロヘロの小林は「3分にして」と頼むが、夏は「じゃあ時間無制限でお願いしまーす!」とゴングを要請!?

<特別試合(時間無制限1本勝負)>
○小林香萌
4分52秒、120%スクールボーイ
●夏すみれ
 開始早々、小林がカサドーラ、マヒストラルで丸め込みを連発。夏もクロスボディーを決めると、桜花、春日、宮崎、飯田、下野、フェアリー、山下、朱崇花、石黒レフェリー、長浜がボディースラムで続く。最後は二上社長が出ていき「香萌ちゃん、フリーってめっちゃ大変やで覚悟してやってきや」とアディオス・アミーガ。
 すると夏&山下が小林の側にまわり、二上社長に小林が張り付けドロップキック。調子にのった山下が二上社長にストンピングを放って行ったが、もちろん二上社長も逆襲に出る。
 試合に戻り、夏がミサキスペシャルβ版を放つが、キックアウトした小林がカウンターキックからの120%スクールボーイで3カウント。

 試合後、小林は「ありがとうございました。いやでも最後の最後で2人と短い時間だったけどシングルできてよかったです」とマイク。そこに二上社長&桜花専務が現れ、「ZABUNグループからの餞別」が贈られた。
 小林は「愛がこもった餞別を持ってメキシコにいってきます。プロレスをやめるわけではなくて来年も再来年も頑張っていきたいと思っていますので、これからも応援よろしくお願いします」と感謝を述べた。

<4、スペシャル・プレミアムWAVE(30分1本勝負)>
○浜田文子 グラン浜田
 15分11秒、ライガーボム⇒エビ固め
木村響子 ●木村花

 浜田親子vs木村親子というWAVEならではの珍しい顔合わせが実現。木村響子の引退が2017年1月22日に決まっているため、最初で最後の親子対決となる。
 グラン浜田が先発すると、木村響子が出ていきまずは親対決。早速、木村は「クソジジイ勝負だ!」と挑発するも、浜田はヘッドバット。ハンマーパンチでお仕置きして文子へ。同時に花が出ていくが、ここからは花が掴まる展開。孤立する花だったが、母として見ていられなくなった木村がチョップでアシスト。すかさず花がスクールボーイを繰り出し、ようやく木村と交代となった。
 木村は浜田にショルダータックルを連発。なかなか倒れない浜田に目突きを放ってもう一発! ならばと浜田親子はダブルのヘッドバットで立て直しにかかるが、木村は浜田親子をまとめて卍固め。木村は「起きろ! クソジジイ」とロープに走るが、浜田がカウンターのラリアット。そしてスイングDDTでお仕置き。これで主導権を握った浜田親子。最後は娘対決となり、文子が粘る花をライガーボムで仕留めた。

<5、大畠美咲10th anniversary WAVE(30分1本勝負)>
○松本浩代 DASH・チサコ
 16分27秒、ロックドロップ⇒片エビ固め
●大畠美咲 尾崎魔弓

 2006年12月にJDスターでデビューした大畠美咲の10周年。記念マッチのパートナーに選んだのは……なんと尾崎魔弓だった。そして対峙したのは大畠と同じく10周年を迎える松本浩代&DASH・チサコ組。大畠はNEWガウン&コスチュームでの登場だ。
 主役の大畠が先発すると、松本が対峙。松本は大畠を捕まえると、DASH・チサコも加わり「私たち10周年おめでとう!」とファンにアピールする。
 30周年を迎えた尾崎が大畠の助けに入り、チェーン攻撃で主導権を握る。大畠の顔面バンから尾崎はチェーンパンチをチサコに連発。チェーンの奪い合いから場外戦へと突入する。リングに戻っても尾崎はラフファイト。大畠も低空串刺しボディーアタック、ダイビング・ボディーアタックで続く。孤立するチサコだったが丸め込みの連発で流れを変えるとノーザンライトSH→ダイビング・フットスタンプを投下する。続いて松本がリバーススプラッシュ式ダブルニードロップ。東海道落としにつなげる。
 ならばと大畠&尾崎はリレー方式のバックブローで応戦。連続ジャーマンにつなげた大畠がすかさずコーナーに登るが、チサコが足止め。そこに松本が摩周で加わり、ラリアット! さらにはライガーボム!! なんとかキックアウトした大畠が逆打ち、花マルどっかんでやり返し、両者ダウン。エルボーの打ち合いは大畠が手数で上回る。尾崎のシャイニング・ウィザードを挟んで、バックブローにつなげる大畠。だが、ここで尾崎のパウダー攻撃が大畠に誤爆してしまう。このチャンスをいかした松本がロックドロップで3カウントを奪った。

◎大畠コメント
——自分で望んだ尾崎とのタッグだったが。
大畠「楽しかったですね。私のやることなんか知らないはずなのに、たとえば顔面バンとかやったあとに急きょチェーンもってきてこの上にやれって言って下さったりとか、そういう機転のきかせかたとか勉強になりました」
——対戦相手も10周年の同期だったが。
大畠「よきライバルであり、よき仲間でありっていう。競い合ったり組んだりしてどんどん世代の価値をあげていきたいなと思ったので、今回は自分たちの世代がここまで見せられるんだっていうのを見せられたいいきっかけだったんじゃないかなと思います」
——11年目にむけて何か掴めた?
大畠「よく大畠はヒールなのベビーなのって聞かれるけど、別にその2択じゃなくていいと思うんですよ。私も普通にやっててもちょいワルなこととかするし、それは機転のきかせ方でやっていけばいいっていう。その中間的なものを私ができるようになればいいなと思います。いまもできていると思いますけど(笑)」
——昔ムチを使っていたが、久しぶりに今日はチェーンを使っていたが。
大畠「武器持っている人がいれば、それ使っちゃえばいいやっていう。あるものは使うっていうスタンスで。堅苦しく、自分のなかで今日はヒールだとかベビーとか考えずにこれからはやっていきたいと思います」

<6、Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)>
<挑戦者>○水波綾
18分11秒、ホットリミット⇒片エビ固め
<王者>●山縣優
※山縣が5度目の防衛に失敗、水波が第5代王者となる

 Reginaのベルトを約1年守り抜いてきた山縣優。5度目の防衛戦の相手は、NEXT優勝者の水波綾。水波は2016年の波女に続き、今年2度目のタイトル挑戦となる。
 先に挑戦者の水波がリングイン。ファンからは期待をこめた声援が送られる。一方、赤コーナーの花道には山縣優大応援団。両者にとって負けられない状況のなかゴングが鳴らされた。慎重な立ち上がりから山縣がヒザへの一点集中攻撃に転じる。右足に焦点を定めた山縣は容赦ない攻め。串刺し攻撃で追い打ちをかける。
 水波もカウンターのフロントスープレックスで一矢報いるとスピア、裏投げと攻勢に出る。さらに肩固めへ。だが、取り返した山縣がクロスフェースで再び形勢逆転。ロープ越えフットスタンプを狙ったが、かわした水波がラリアットを連発していく。そしてダイビング・ギロチンドロップを投下する。これを寸前でかわした山縣がミサイル弾。エルボーのラリーから水波がラリアットを放つが、かわした山縣。そしてバズソーキックをお見舞いする。すぐに水波もタワーハッカーボムでやり返す。
 ならばと山縣はバッククラッカー、トラースキックと攻め込むが、水波もラリアット、ドラゴンSH、ラリアットと反撃。そしてホットリミットでカウント2。山縣もフットスタンプ→ダブルニーアタック→LAにつなげたが、カバーにいけず……。逆に水波がホットリミットを放つが両者ダウン。ほぼ同時に立ち上がり、水波が小刻みエルボー。ヘッドバット→ラリアットにつなげると、もう一度ホットリミットへ。これも返されると、すぐさまダメ押しの一撃をお見舞いし、ついに3カウントを奪った。

 試合後、水波は「ありがとうございました。山縣さん、聞こえていると思って言います。1カ月前自分のこと中途半端だって言いました。でも1カ月後、自分はReginaのベルトを巻きました。それはアナタがそういう発言、山縣さんなりのメッセージをくれたことで新しい自分に出会うことができました。このRegina、必ず自分が守ります。いま自分がReginaになったことで次の扉が開いたと思っています。でもそれは自分だけの力じゃなくて波女のときにもいいましたが、自分のことが大好きで仕方ない二上社長、桜花専務、先輩、後輩、嫌み言うけどベストパートナー大畠、この会場にいるWAVEが大好きなみなさんのおかげであると思っています。WAVE10周年大田区体育館あります。アニキについてこい、それプラスみなさんもいっしょに10周年大田区体育館まで勝ち残っていきたいと思います。このあとZAN1がありますが、その前に、みなさんのおかげで2016年、神ってるアニキになりました。どうもありがとうございました」とマイク。

◎水波コメント
水波「先月のホールからこの1カ月間があっという間かなのか長かったのかわからないけど、自分の中で心情の変化と戸惑いと、すごくそれについて悩んだし、このままでいいのかいままでやってきたことが無駄なのかと自問自答しながらこの日を迎えました。でも結果、山縣さんが言ったこと、一つのメッセージだと自分の中の結論に達し、自分はこうして結果を出すことができ、新しい自分に出会うことができました。それは山縣さんのおかげで気づけた部分が本当にたくさんあります。いまレジーナをこうやって、WAVEで一番強い、最強のベルトを巻きました。自分はキャッチとかネクストとか、限られた人が優勝したものがこのベルトに挑戦できるということもあると思いますが、自分はこれからどんどん逆指名という形で挑戦者を指名して、このタイトルを防衛していきたいと思ってます」

◎ZAN1発表
2016年を振り返るVTRが流されたあと、二上社長がZAN1の発表へ。まずは昨年のZAN1クイーン志田光が登場し、ZAN1ベルトを返還する。

二上社長が「去年までじゃんけんとかバトルロイヤルとかあったんですけど、今年はすべてとっぱらいまして、投票だけです」と説明し、いよいよ10位からの発表となった(選手はステージ上にスタンバイ。呼ばれた選手だけリングへ)。結果は以下の通り。

1位=大畠美咲(685P)
2位=飯田美花(538P)
3位=フェアリー日本橋(396P)
4位=桜花由美(366P)
5位=山下りな(364P)
6位=山縣優(363P)
7位=夏すみれ(302P)
8位=春日萌花(276P)
9位=水波綾(258P)
10位=藤本つかさ(183P)

※それ以下の順位は次の通り。11位=長浜浩江、12位=志田光、13位=米山香織&下野佐和子、15位=浜田文子、16位=小林香萌、17位=宮崎有妃、18位=チェリー、19位=藤ヶ崎矢子、20位=めぃりぃ

見事3度目のZAN1クリーンとなった大畠は涙を堪えながら、「みなさん、たくさんの投票ありがとうございました。口では1位になりたいって言ってたんですけど、本当は怖くてもう2回も挑戦してるのにベルト巻けてないし、また期待を裏切ったらと思ったら怖かったけど、1位になれて凄くうれしいです。みなさんから勇気と自信をもらいました。余計なことは考えずにベルトを持つことだけを考えたいと思います。そしてGAMIさん1位になったらお願い聞いてもらっていいですか。1月4日のアビリバvs木村親子タイトルマッチにしてもらっていいですか」とマイク。

すると木村親子がエプロンへ。木村が「望むところだよ」と言うと、花も「はい、望むところだよ」と返した。これにて1月4日のカードがタイトルマッチとなることが決定した。

そして、飯田がヤング興行をレディースリングとの合同大会として3・21後楽園にておこなうことを発表。飯田は「ジュニアオールスターくらいのをやりたいと思っていますのでぜひ足をお運び下さい」と話した。

最後を任された大畠は「水波! 私は水波が持つReginaのベルトに挑戦したい。だから防衛戦、何回するかわからないけど、絶対守り抜いてください。いいね、約束。そしてこれからは二上社長でもない、桜花由美でもない、この大畠美咲がWAVEの顔として盛りあげていきたいと思いますのでみなさんよろしくお願いします」とマイク。

二上社長も「大田区まで226日です。チケットは本日より発売するのでよろしくお願いします」と付け加えると、大畠が「みなさん今年1年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。これがWAVEだ!」で大会を締めた。

◎大畠コメント
大畠「正直、本当に今年は1位取れないと思っていたので、びっくりしました。去年、おととしと、キャッチとかZAN1とかネクストとかでも全然成績を出せていなかったのに、これだけのたくさんの方に期待していただいて。私は毎年言ってるんですけど、ZAN1って誰にベルトを巻いてほしいかの投票と思ってるんです。お客さんは3回取った私が取ることを望んでると思います。取りにいくのみです」
——水波がレジーナを取ったが?
大畠「メインで水波がベルトを取って私がZAN1になって。この世代がきてると思うんですよ。水波いわく神ってる世代だと思うので、この勢いを保ったまま、むしろもっと勢いづけて大田区を迎えられたらなと思います」
——新チャンピオンについて。
大畠「やっぱり相当、自信がついてると思うんですよ。波女になってネクストも優勝してベルトも取って。いままでどこか自信なさげなところがあったんです。迷いも消えたように思うんですけど、私もお客さんから1位をいただいて、このままでいいのかなと思っていた迷いが消えたので、それは負けてないと思います」
——涙ながらにファンに感謝を伝えていたが?
大畠「私、結構泣いてるんですけどね(笑)。1位になるのが怖かったところもあって、でも、成績が出せてないなかでもこんなに期待してもらえてて、それってやっぱり、もしかしたらつまんないと言ってる人もいたかもしれないですけど、ただひたすら真面目にやってきたことを認めてもらえた気がして、嬉し涙です」

——時期的にはいつ挑戦?
大畠「まだ自分のなかで決めてないですけど、そこも迷いどころですよね。でも、大田区で挑戦とかはズルい気がするので、したくないので、それより前か後に挑戦。私は水波が巻いてると信じてるんですけど、お互いのコンディションがいいときに挑戦したいと思います。正々堂々といきたいと思います」
——大田区までに巻きたい気持ちは?
大畠「コンディションが一番ですね。私は常にあまりコンディションが悪くならないんですけど、水波とかはケガして復帰した人なので、お客さんにはわからない不調はあると思うので、それは私が一番身近で見て、コイツいますげー調子に乗ってるなというときに叩きつぶしたいと思います。鼻をへし折ってやりたいと思います(笑)」
——「WAVEの顔として盛り上げていく」とZAN1を取る前だったら言えていた?
大畠「最近自信がなかったので、言えてなかったと思います。1位になったという自信ですね。そこですごく自信になりました」
——タッグのタイトルも決まったが。
大畠「木村響子が引退前に闘いたいのはあったんですけど、ただの思い出マッチにしたくなくて。タイトルマッチといったら、木村響子だったら絶対、欲しがるじゃないですか。本気の木村響子と闘いたいからタイトルマッチをお願いしました。本気の木村響子から勝ちたいというのがあるので」

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