ジョン・シナ王座防衛!新IC王者にザ・ミズ!WWE PPV大会『バトルグラウンド』※写真追加されました

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 2014年7月20日にフロリダ州タンパでWWE PPV大会『バトルグラウンド』が開催された。
 メインイベントでは、ジョン・シナがWWE世界ヘビー級王座をかけてランディ・オートン、ケイン、ローマン・レインズとフェイタル4ウェイ戦を行なった。この試合形式は、是が非でも自分の配下であるオートンに王座を獲らせたいトリプルHが組んだ試合形式で、王者であるシナは直接、自分がフォールやタップを取られなくても、王座が移動してしまうという過酷なルール。しかも、トリプルHは、オートンを援護させる為にケインをこの試合に組み込んでしまいシナ的には、あまりに不利過ぎるという事になっている。しかし、大会直前の『RAW』で、協力するはずのオートンとケインが、お互いに信用出来ないと仲たがいを起こし、遂に同士討ちから、やりあうという仲間割れという事態に陥っている。トリプルHとステファニー・マクマホンは、オーソリティ(会社側)の為に、協力し合うように指示してはいるが、どうなるか?これがこの試合最大の注目となっている。

 試合は案の定、不安が的中した。オートンとケインは仲間割れで殴り合い、4人全員が敵対するという状況になる。そんな中、最後に決めたのはジョン・シナだった。アティテュード・アジャストメントでオートンをケインの上に叩きつけ、ケインをフォールして見事勝利。王座防衛を果たしたのだった。

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 IC王者であったバッド・ニュース・バレットが怪我で長期欠場、王座返上という事態を受けて、IC王座決定バトルロイヤルも開催された。大勢のスーパースターが入り乱れる中、最後に残ったドルフ・ジグラーとシェーマスが激しくやり合う。遂にシェーマスをリング下に落としたジグラーが勝利と思われたが、実は、こっそり戦いに参加せずに隠れていたザ・ミズが現れてジグラーを落として優勝。なんとザ・ミズがずるいやり方で新IC王座を手にした。

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 電撃復帰したクリス・ジェリコは、ブレイ・ワイアットと対戦。当然、ワイアット・ファミリーの介入と思われたが、セコンド禁止で追い返された為、一騎打ちとなり、ジェリコがコードブレーカーを決めてフォール勝ちした。

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 ザ・シールズ対決となったディーン・アンブローズ対セス・ローリンズは大波乱となった。ローリンズがザ・シールズを裏切りトリプルH側、オーソリティについた為の抗争ではあるが、この試合もトリプルHの政治力で、アンブローズは会場から追放でローリンズの勝利とアナウンスされる。当然、アンブローズの怒りが爆発して襲いかかるも、トリプルHまで登場して大勢のセキュリティでアンブローズを押さえつけリンチして追い出してしまう。試合後、会場を去ろうとするローリンズを、駐車場でアンブローズが襲ったものの、ほとんど試合になっていないので、この決着は『サマースラム』まで持ち越しのようだ。

■ WWE PPV『バトルグラウンド』
日時:2014年7月20日
場所:アメリカ・フロリダ州タンパ

<WWE世界ヘビー級王座フェイタル4ウェイマッチ>
○ジョン・シナ(王者)
 アティテュード・アジャストメントでオートンをケインの上に叩きつける⇒ピンフォール
●ケイン
ローマン・レインズ
ランディ・オートン
※ジョン・シナが王座防衛

<WWEインターコンチネンタル王座20人バトル・ロイヤル>
優勝:ザ・ミズ
出場者:セザーロ、コフィー・キングストン、グレート・カリ、ドルフ・ジグラー、ロブ・ヴァン・ダム、ライバック、カーティス・アクセル、ビッグE、ファンダンゴ、アルベルト・デル・リオ、ボー・ダラス、シン・カラ、ザック・ライダー、ザ・ミズ、マタドール・ディエゴ、Rトゥルース、エグザビア・ウッズ、ヒース・スレイター、タイタス・オニール、シェイマス

<シングルマッチ>
○クリス・ジェリコ
 コードブレーカー⇒ピンフォール
●ブレイ・ワイアット

<シングルマッチ>
○セス・ローリンズ
 不戦勝
●ディーン・アンブローズ

<シングルマッチ>
○ルゼフ
 カウントアウト
●ジャック・スワガー

<WWEディーバズ王座タイトルマッチ>
○AJリー(王者)
 シャイニングウィザード⇒ピンボール
●ペイジ(挑戦者)
AJリーが王座防衛

<WWEタッグ王座2オブ3フォールズマッチ>
○ウソーズ(ジミー・ウソー&ジェイ・ウソー)(王者)
 2-1
●ワイアット・ファミリー(エリック・ローワン&ルーク・ハーパー)(挑戦者)
※ウソーズが王座防衛

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