白石伸生~UFC20周年~年末業界総括 追悼Mad Dogバション DEEP金網TDC進出 GloryMSG新日キック 大阪NPW31ページ 死神Jパワーズ WWEカフェ~マット界舞台裏12月5日号

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マット界舞台裏12月5日号白石伸生UFC20MDバションDEEP新日キックJパワーズ大阪NPW
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今週号の目玉は 11・24NPW『ファンキー・モンキー・フッキ―引退記念試合~』
 今週も現場取材が狂乱を通り越して呆れるほど膨大なページ数にて収録されている超特大号だ。もともと、『週刊ファイト』の後続紙だけあり、大阪・関西地方に関して滅法強い『マット界舞台裏』だけに、インディ団体NPWの動向は本紙独占であろう。11・24NPW『ファンキー・モンキー・フッキ―引退記念試合~FINAL・FUKKY・FIGHT』が、その目玉レポートなのだ。
 長年、関西マットを支えたファンキー・モンキー・フッキ―の潔い引退興行を刮目して見よ! 亡き師匠、ミスター・ヒトについて語ったインタビューも収録されている。
 更に、国が認めたキックボクシング団体、新日本キックの11・24『東日本大震災復興チャリティーイベント KICK InsistⅢ』も収録。流行など関係なく、打倒ムエタイに命を賭ける男達が挑んだタイとの対抗戦の結末は?
 他に、TDCホールに金網が進出した11・24『DEEP CAGE IMPACT』、あのペトロシアンがKO負けを喰らった11・23『GLORY 12 NEW YORK』、11・24『HIGH SPEED 6 feat. REBELS』と、格闘技興行レポートもたくさんあり過ぎる。
 昭和プロレスの愛好家には、たまらない一冊でもある。なにしろ、先日、お亡くなりになった知名度絶大の名レスラー、マッドドック・バションの追悼で、井上譲二記者からとんでもない原稿が入稿された。あのキレやすいと言われるブルーザー・ブロディ以上と言われる、トンパチ野郎であったバションに迫る。
 日本プロレスに来日した時も大暴れ、戦慄を覚えたオールド・ファンも多いだろう。しかし、その後、ジャイアント馬場の全日本プロレス、アントニオ猪木の新日本プロレスには来日していない。AWA地区のトップとして君臨しており、当時はトップ中のトップであったにも関わらず何故? それには恐るべき秘密があったのだ。今だから明かせる、その真相とは?
 大好評の「スーパー外国人列伝」、今週号は、”死神”ジョニー・パワーズだ。新日本プロレス初期におけるアントニオ猪木のライバルであったパワーズだが、オールドファンにとっては、レスラーとしての評論よりも、パワーズから猪木が奪取し、長い間、保持したNWF世界ヘビー級王座に関する全貌の方が興味深いだろう。
 例えばインターナショナル・ヘビー級王座は、NWAが力道山の為に作ったベルト(力道山の功績は認めるもののNWA王座を与える事は出来ない為)、PWFは同じく、ジャイアント馬場の為に作られたベルトであるのは、現在では周知な話。では、アントニオ猪木の看板であったNWF世界ヘビー級王座は、どの様な経緯でパワーズから猪木に移ったのか? 何故、北米の王座を猪木が長期に渡って保持したのか? 日本プロレス界のミステリーの一つであるNWF世界ヘビー級王座にまつわる裏話と共に、パワーズの功績を振り返っている。
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80年代初め、ワイキキビーチで偶然見かけたM・D・バションと井上記者が記念撮影(上)
1990 年9 月、A・猪木デビュー30 周年記念大会(30 日)の前夜祭パーティーでL・テーズ、B・ロビンソンと談笑するJ・パワーズ。彼にとってこれが最後の来日となった。
マット界舞台裏12月5日号白石伸生UFC20MDバションDEEP新日キックJパワーズ大阪NPW
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「剣道の間合い」津田勝憲(上)、中村和裕は打撃でも桜木裕司を圧倒~11・24DEEP CAGE
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11・24東日本大震災復興チャリティーイベント KICK InsistⅢ大田原友亮(上)、石川直樹
 勿論、今週号も裏ネタが満載だ。真のジャーナリストを自負するタダシ☆タナカ記者からはUFC20周年を受けて、メインイベントで行なわれたGSPvs.ジョニヘンの判定騒動を例にとり、ジャーナリストの真髄を暴露。勿論、そのまま日本の年末興行事情に及ぶまで裏ネタを披露している。また、全日本プロレス・白石伸生オーナーの宣伝戦略にもメスを入れた。
 
 「スーパー外国人列伝」と並ぶ『マット界舞台裏』の看板連載である「寺内1/2兵衛のマスカラス兄弟、カネック他マスコミ初公開写真&秘話」。今週号では全日本プロレスに主戦場を移したミル・マスカラスの写真、当時のゴング表紙、パンフレットなどが、ところ狭しと掲載されている。流石は日本のルチャリブレ報道の第一人者といえるファイルで、12月4日に、ドスカラス引退興行が行なわれ、ミル・マスカラスも来日するが、その前に読んでおきたい貴重な資料である。
 斉藤雅治記者からは、渋谷に期間限定でオープンした『WWEカフェ』の貴重な潜入記が入稿された。これはどうやら、継続開催になりそうな盛況ぶりなのであった。
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