土曜30日からロードショー公開!”ロック”ドウェイン・ジョンソン主演『オーバードライヴ』

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 “ザ・ロック”と聞いてその名を知らないプロレスファンはいないはず。そして、彼は今ドウェイン・ジョンソンの名でハリウッドから日々ラブコールを受けるほどの人気俳優にもなっている。2013年の“最も稼いだハリウッド女優&俳優TOP10”ではジョニー・デップやウィル・スミスらをおさえて4位を獲得している事からもその人気の高さを知る事ができる。
プロレスラー時代には「偉大な男」「皆の王者」「猛牛」など数多くのニックネームを持ち、精悍な顔立ちと観客を爆笑&興奮の渦に巻き込むマイクパフォーマンス、そしてその華麗に繰り広げられる技で多くのファンに愛されていた。
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トラックドライバー役のロック
 そのエンターテインメント性と身体能力を次に発揮できる場となったのがハリウッドでの俳優業。WWEの裏側を映したドキュメント『ビヨンド・ザ・マット』から始まり『ワイルド・スピード』シリーズ『G.I.ジョー バック2リベンジ』などに出演しその鍛え上げられた筋肉美とベビーフェイスな笑顔でアクションファンの男性だけでなく多くの女性ファンも獲得し今やハリウッドのアクション映画に欠かせない存在と言われるまで上り詰めた。そんなドウェインが最新作『オーバードライヴ』ではアクションだけでなく無実の罪で刑務所に入れられた息子を救い出す父親という演技力が試される人間ドラマに挑戦している。これもハリウッドが彼の更なる飛躍を信じての抜擢であろう。
 プロレスラー出身で俳優としても成功した例といえばハルク・ホーガンを忘れてはいけない。“ミスター・アメリカ”と呼ばれアメリカンプロレス界の顔ともいえる彼は『ロッキー3』という大作で本人役としてデビューを果たしスタローンと異種格闘技戦を行っている。他にも『ゴールデンボンバー』『グレムリン2』などにも出演し、ハリウッドでも成功をおさめパパラッチに追いかけられるほどまで注目を集めている。その他にも『パラダイス・アレイ』に敵役として出演したテリー・ファンク、そしてWWE殿堂入りプロレスラーから俳優、そして州知事にまでなったジェシー・ベンチュラは『プレデター』『バトルランナー』でアーノルド・シュワルツェネッガーとも共演を果たしている。
 そして今では“第2のロック様”と呼ばれるプロレスラー出身の俳優が誕生している。WWEを代表するスーパースターとして活躍した“アニマル”ことデイヴィッド・バティスタだ。2010年にプロレスを引退後2011年に『ライジング・サン ~裏切りの代償~』、2012年に『アイアン・フィスト』に出演。そしてマーベルの最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年全米公開予定)』にも主要人物の一人として出演が決定しその後も続々と出演作が控えているという注目株だ。
 この2人のように演技もアクションも出来、なおかつルックスも良いというパーフェクトな人材が今後もプロレス界から出てくる事は間違いないだろう。ハリウッドも制覇してしまうプロレスラーたちから今後も目が離せない!
<作品紹介>
友人から麻薬の包みを預かったばかりに逮捕されたごく普通の18歳の少年。無実の罪で収監された息子を一刻も早く刑務所から出すため、父親のジョンは検事とかけあい、麻薬組織に潜入し事件の真相を追うことに。それは大物密売人に立ち向かう激しい闘いの始まりだった・・・・・・。この驚くべき衝撃の実話を基に映画化した『オーバードライヴ』は、全米で初登場第2位を記録、その父親の愛情の深さがスリリングなストーリー展開に組み込まれた『96時間』をしのぐA級エンターテインメント。エモーションとリアルなアクションとカーチェイスの高濃度の融合は見る者のハートを鷲づかみにして、激しく揺すぶる!
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共演はスーザン・サランドンだ
CAST:ドウェイン・ジョンソン(『G.I.ジョー バック2リベンジ』『ワイルド・スピード』シリーズ)、スーザン・サランドン(『ウォール・ストリート』『クラウド アトラス』)、ジョン・バーンサル(TV「ウォーキング・デッド」シリーズ)、バリー・ペッパー(『ローン・レンジャー』)監督:リック・ローマン・ウォー
2013年/アメリカ/112分/シネマスコープ/PG12/公式サイト
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11月30日(土)より、丸の内ルーブル他全国ロードショー!
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