エクトール・ガルサさん死去


 5月26日(メキシコ現地時間)、世界的に活躍したルチャドールであるエクトール・ガルサさん(本名エクトール・ソラノ・セグラ)が、肺がんの為、亡くなった。享年43歳。
 エクトール・ガルサさんは、メキシコマットでは、CMLL、AAA、プロモ・アステカといった主要団体を渡り歩き、常にトップ選手として活躍した。またWWE、WCW、TNA、そして新日本プロレスという世界中のメジャー団体のリングに上がっている。
 2011年からAAAに戻っていたが、その後、肺がん発病。闘病生活を続けながら、必ず復帰すると語っていた。その人望から何度かガルサ支援興行が開催されたが、今年4月にガルサさんの地元、ヌエボ・レオン州のモンテレイで行なわれた支援興行では、ウルティモ・ゲレーロらCMLL勢から、ラ・パルカらAAA勢まで団体の垣根を越えて集結したが、当人のガルサさんは姿を見せず、体調の悪化が心配されていた。
 亡くなったニュースが流れると、大勢のルチャドールから、哀悼が捧げられ、早すぎる死を惜しんでいる。
 謹んで、ご冥福をお祈りいたします。