新日激震 木谷高明会長辞任 現場主導体制に変更か? 本当にカネの雨を降らせる正しいブッキング(勝敗のつけ方)問題が表面化!

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今年も棚橋のエアギターで締める事が多そうだ
プロレス好きのAKB小森美果も棚橋を祝福
 一夜明けても興奮冷めやらぬ1月4日、新日本プロレス東京ドーム大会。常にケーフェイに突っ込み圧倒的な信頼を得ている『マット界舞台裏』電子書籍をはじめ、北米の御意見番『レスリング・オブザーバー』、関係者、ファンすらもオカダ・カズチカ、桜庭和志がそれぞれ勝利すると予想していたが、フタを開ければ、棚橋弘至、中邑真輔が完勝するという、予想を覆す結果に終わった。
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「一番強いのは新日なんだよ」という中邑の後ろで桜庭を慰める様に声をかけ、抱き合う木谷会長。コントラストに郷愁が漂う
 しかし、やはり舞台裏は揉めていたのだ。1月5日発売の東京スポーツにて、木谷会長が外敵(桜庭、柴田)に肩入れした責任を取って辞任する事を表明したと報じられるに至った。正式には1月下旬に発表される事になるようだが、大きな動きがあったようだ。
 東スポはオブラートに包んだようなフォローした書き方になっており、「試合の勝敗だけが辞任に直結したわけではない」とあるが、ズバリ、カネを出している会長の意見が却下されたのだから、辞任するのは一体どっちなのかという話になってくる。この間の事情はマット界舞台裏12月27日号木谷桜庭背景ノア誤算小橋争奪坂口征二ゆずポン小川AKB48にはっきりと活字にされている通り。いくらカネを出しているオーナーの意見といえども、間違ったものなのだったら勇気を持って是正すべきであろうが、もし、会長の意見のほうがビジネス判断として正しかったとすれば・・・。
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次期挑戦はなんとカール・アンダーソン
 翌日会見では、早くも棚橋のIWGP王座への次期挑戦者として、“マシンガン”カール・アンダーソンと発表され、オカダを中心に回していくと思われた、IWGP戦線も、棚橋路線継続が印象づけられた。アンダーソンは外人選手ではあるものの、新日本隊と言っても差し支えない選手。逆に外敵であった柴田、桜庭は、不透明ではなく完璧な形で、真壁、中邑に完敗し、価値が暴落した事を考えると、今後、タイトルに絡むどころか、お役御免の可能性もある。これもまた、マット界舞台裏にはその危機を具体的に検証してきた通りの展開であった。
 オカダと外敵でまわす路線から、新日純血路線という現場が望む方向に転換したのではないかという事で、マット界舞台裏1月17日号新日シナリオ疑問IGF迷走Rフレア秘密CPEキャットファイト大仁田では、井上譲二主幹、タダシ☆タナカ記者らが、この裏側を記事にしている。お楽しみください。
<痛快!井上譲二の新日本プロレス情報>
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