5・12『ドラゴマニアⅦ』アレナメヒコ大会NWA世界インターナショナル・ジュニアヘビー級王座決定戦、曙がメヒコ遠征

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 本日、東京・恵比寿の『エル・リンコン・デ・サム』でウルティモ・ドラゴンが記者会見を行い、自身にとってルチャ・リブレ生活25周年記念の大会となる『ドラゴマニアⅦ』の開催を発表した。

スペシャルゲストとして曙が参戦!
 ウルティモが主催するメキシコでのビッグマッチ『ドラゴマニア』も今年で7回目。5月12日(土)に今回も“ルチャ・リブレの殿堂”アレナ・メヒコで開催される。毎回、日本からのスペシャルゲストを招いており、過去には藤波辰爾、初代タイガーマスク、武藤敬司、高山善廣、鈴木みのるなどを招聘してきた。
 今回も元横綱・曙が参戦。ダブルメインイベント第1試合で巨漢のブラソ・デ・プラタとタッグを組み、レイ・ブカネロ&ロコ・マックス&アルカンヘル・デ・ラ・ムエルテとハンディキャップマッチで激突する。「たぶん横綱の身体を見たら、お客さんばかりではなく、メキシコのルチャ・ドールたちも腰を抜かすと思う」とウルティモも期待を示した。
ウルティモはドラゴンスクランブルに出場
 今回はウルティモにとって25周年を記念する特別な大会。これまでは日本から招聘した選手と絡んだスペシャルマッチを行うことが多かったが、今大会ではNWAインターナショナル・ジュニアヘビー級王座を決定するドラゴンスクランブルに出場する。
 このドラゴンスクランブルは3分ごとに2人ずつの選手がリングに入ってくる変則的な時間差バトルロイヤル。前半戦にバトルロイヤルを行い、最後まで残った2人は改めてダブルメインイベント第2試合で雌雄を決し、新王者を決める。
 出場するメンバーは、ウルティモの他に、高岩竜一、大原はじめ、ウルティモ・ゲレーロ、イホ・デ・ファンタスマ、マグヌス、ドゥランゴ・キッド、エスカンダロ、アンヘリコと曲者揃い。しかし、記念大会で負けるわけにはいかないウルティモは「これでメインイベントに出られなかったから何のための大会か分からないので(苦笑)。できれば、ウルティモ・ゲレーロと2人で残って、最後にやりたいと思います」と自信を見せた。

大仁田とのタイトル戦をアピール
 同タイトルはかつて藤波辰爾、木村健吾、大仁田厚、2代目タイガーマスクらが巻いた由緒正しきタイトル。2007年3月に一度復活した際には後藤洋央紀が戴冠。その後、ウルティモ自身もベルトを巻いたが、その後は休眠状態になっていた。
 前回復活させた際には、かつての王者である大仁田が「一番思い入れのあるベルト」と興味を示していたという。そこで、ウルティモは「メキシコでチャンピオンに返り咲いたら、ぜひ大仁田さんと防衛戦をしたい」と宣言。デスマッチでの対戦は否定したが、25周年記念イヤーでの対戦実現をアピールした。
 なお、『ドラゴマニア7』には、他に折原昌夫、田島久丸の参戦も決定。レスリング・ニュー・クラシックからは朱里と華名が出場し、シングルマッチで対戦することも発表された。全8試合となる予定。

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■ Dragomania Ⅶ
日時:5月12日(土) 開始18:00
会場:メキシコシティ アレナ・メヒコ
主催:TORYUMON S.A. de C.V.

【決定対戦カード】
<ダブルメインイベント①『NWAインターナショナル・ジュニアヘビー級王座決定ドラゴンスクランブル』>
参加選手:ウルティモ・ドラゴン、高岩竜一、大原はじめ、ウルティモ・ゲレーロ、イホ・デ・ファンタスマ、マグヌス、ドゥランゴ・キッド、エスカンダロ、アンヘリコ

<ダブルメインイベント②『ハンディキャップマッチ』>
曙、ブラソ・デ・プラタ
vs.
レイ・ブカネロ、ロコ・マックス、アルカンヘル・デ・ラ・ムエルテ

<シングルマッチ>
朱里
vs.
華名
※他、5試合予定。
出場予定選手 折原昌夫、田島久丸
別冊ミルホンネット 昭和郷愁 初代タイガー 長州 藤波 マスカラス エル・アミーゴ Maniax