華☆激所属のコスモ☆ソルジャーがデビューしてから今年で丁度15年。
年に1回のペースで地元・名古屋での大会を実施しているが、今回は節目の大会となった。
記念大会ということで館内は超満員に膨れ上がり、主役であるコスモの晴れ舞台を祝った。
メインイベントでコスモは前IWGPジュニアタッグ王者のエル・サムライを相手に5年振りのシングル対決。
コスモの記念試合だからなのか、より一層厳しい攻撃を続けるサムライ。
雪崩式リバースDDTを決められると場外で大の字になってしまうコスモ。場外カウント19で辛くもリング内に戻る。
これで止めだとばかりにサムライが得意の雪崩式フランケンシュタイナーを繰り出す。
死中に活あり、コスモは叩きつけられた瞬間回転エビ固めで上手く切り返して殊勲のフォール勝ちをスコア!
見事自身のデビュー15周年記念試合を白星で飾ったコスモ。
先に戻って行ったサムライに対して「バケモンだよ!」とマイク。
「15年、あっという間でしたが、もういい歳なんですけど。
もうちょっとみんな付き合って下さい!あと10年、20年かな?
来年もやるぞ!もっと凄い奴来るぞ!」
そう言って大会を締めたコスモ。真夏の露橋はいつも以上に熱かった!
セミファイナルではツバサにスペル・タイラがチャレンジするシングルマッチ。
トップロープ超えの長距離プランチャや高速ウラカン・ラナと師匠に対して持てる技の全てを出したタイラ。
だが師匠の壁は厚く、全てを受けきったツバサがクロスアーム・スープレックスホールドで勝利。
昨年の名古屋大会ではメインを任されていたタイラ。2年続いて大事な試合で星を落としてしまっている。
もう「当たって砕けろ」というキャリアでもない、正念場を迎えてしまっている。
プロレスリング九州活性化実行委員会認定九州無差別級シングル&博多ライトヘビー級とシングル二冠王のアステカ。
当日は名古屋大会終了後、地元博多での試合に駆けつけるという強行スケジュール。
誠心会館のU.M.A.、そしてガルーダとのトリオでダークサイドFTOと激突。
特にベルトを奪われたスカルリーパーA-jiはアステカに対して激しい憎悪感を燃やす。
三本勝負となったこの試合は、ダークサイドFTOを上手く分断した華☆激軍が2-1のスコアで勝利を飾る。
ミルホンネットでもお馴染みとなったJWA東海プロレス代表脇海道弘一がリングアナを務め、この大会の一部始終を見ております。果たしてどう映ったのか、それは脇海道の胸の中。
■ コスモ☆ソルジャーデビュー15周年記念興行「BRAVE CHALLENGE」
日時:2010年8月1日(日)
会場:名古屋・露橋スポーツセンター剣道場 観衆230人(超満員)
<メインイベント コスモ☆ソルジャーデビュー15周年記念試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負>
○コスモ☆ソルジャー(15分41秒 回転エビ固め)●エル・サムライ ※雪崩式フランケンシュタイナーを切り返す
<セミファイナル 師弟シングル初対決! シングルマッチ60分1本勝負>
○ツバサ(13分52秒 クロスアーム式ジャーマン)●スペル・タイラ
<第2試合 華☆激vs. DARK SIDE FTO 6人タッグマッチ45分3本勝負>
○アステカ&U.M.A.&ガルーダ(2-1)●スカルリーパーA-ji &上田馬之助&吹本賢児
①○スカルリーパーA-ji(2分16秒 片エビ固め)●U.M.A. ※サッカーボールキック
②○アステカ(5分41秒 横入り式エビ固め)●上田馬之助 ※A-jiの竹刀攻撃を誤爆させて
③○U.M.A.(14分59秒 片エビ固め)●吹本賢児 ※ムーンサルト・プレス
<第1試合 タッグマッチ30分1本勝負>
○コンドル&バトル・シャーク(17分46秒 片エビ固め)ドラゴン・ユーキ&●近藤蔵人 ※天地雷鳴