掴んだJCBホールへの道!7月24日SMASH.5&6の昼夜興行では最後にどんでん返しが待っていた・・・

初の昼夜ダブルヘッダーを敢行したSMASH。
昼の部では観客動員数590名をマーク。「昼夜超満員にする事が出来たらJCBホールでの開催を行う」と公言していた酒井代表、まず五合目をクリアすることが出来た。
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負傷欠場のMicky Jamesに代わって登場したのは何とKAIENTAI-DOJOのTAKAみちのく。
TAKAにとって初遭遇のユージン、旧友のスカリーⅡホッティと夢のトリオを結成。
TAJIRI&KUSHIDA&リン・バイロンのSMASH軍と対戦した夢トリオはスカリーの「WORM」がKUSHIDAを捕らえて勝利を収める。
試合後マイクを握ったTAKAは「SMASHサイコー!」と叫び喜びを露にした。
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初来日のスター・バックは大原はじめとのシングルマッチ。
この日が誕生日の大原を完封したスター・バックは「地殻を貫くパイルドライバー」一発で仕留めた。
夜の部で行われるフィンランドFCF選手権に向けて怪気炎を放つ。
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FCF選手権をTAJIRIに奪われて以来、大の日本人嫌いになったヴァレンタイン。
「最後の日本男児」小路晃と対戦し、RUMENTAJA(変形フェースバスター)を決めて勝利を飾る。
何をやっても観客から怒号のブーイングを浴びていた。
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6月25日、SMASH.4でのメインの再戦となった朱里vs.華名。
朱里に殆ど何もさせなかった華名が3分6秒という短時間でギブアップを奪う。
試合後に朱里を見つめる華名の表情からは冷たい笑顔が見られた・・・
夜の部、冒頭で観客動員数600名(超満員札止め)をマークした事が酒井代表から告げられる。
当日の昼夜共に超満員を果たした事により、JCBホール進出が正式に決定した。
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メインで行われたフィンランドFCF選手権試合。王者TAJIRIにスター・バックが挑んだ。
スター・バックはTAJIRIの負傷箇所である膝への攻撃をせず、正攻法で試合を進める。
「不利な状況ではあるが、勝つ方法はある。」と試合前に語っていたTAJIRI。
丸め込み技を連発し、あわや3カウントという所まで追い詰めるが・・・
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冷静に状況を判断していたスター・バックが必殺の「地殻を貫くパイルドライバー」を炸裂させ、TAJIRIからベルトを奪取、4度目の王座返り咲きを果たす。
首に大ダメージを負い、大の字になっているTAJIRIの元に大原はじめが駆け寄る。
TAJIRIを介抱するかと思いきや、エルボースマッシュを一閃!
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「TAJIRIさん、こんな事してすみませんでした。しかし、自分の出した答えはこれです。
自分が変わる為には、自分がもっと上に行く為には、
今までと同じ事をやっていても変われない事に気づいたんです。」
他の選手達が大原の行動に対して制裁を加えようとする、それを止めたのは新王者スター・バック。
「・・・すいません、これが僕の出した答えです・・・」
涙ながらに語り、SMASH軍とは逆の入場口に姿を消した大原。
突然の大原の裏切り行為に、泣きながら語るTAJIRI。
JCBホールへの進出は決定したものの、FCFベルトと大原はじめを失ってしまったTAJIRI。
8月30日に行われるSMASH.7に向けて暗雲が立ち込めるようなバッドエンドだった・・・
夜の部SMASH.6には急遽参戦した寺内1/2兵衛を加えパワーアップした取材陣。
真夏の昼夜興行の模様は後日詳細版を掲載致します。乞うご期待!!!
写真:”音楽写真師”BIG板井&”格闘記者”征木大智
■SMASH.5 2010年7月24日(土)12:00~新宿FACE 観衆590名(超満員)
<メインイベント 6人タッグマッチ時間無制限1本勝負>
ユージン&○スカリーⅡホッティ&TAKAみちのく(17分12秒 片エビ固め)TAJIRI&●KUSHIDA&リン・バイロン ※WORM
<セミファイナル シングルマッチ時間無制限1本勝負>
○スター・バック(4分18秒 体固め)●大原はじめ ※パイルドライバー
<第4試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負>
○ヴァレンタイン(6分33秒 片エビ固め)●小路晃 ※RUMENTAJA
<第3試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負>
○華名(3分06秒 腕固め)●朱里
<第2試合 ワールドトライアウトマッチ時間無制限1本勝負>
○AKIRA(5分51秒 片エビ固め)●ガルビンダー・シラ ※ムササビプレス
<第1試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負>
○三上恭佑(新日本プロレス)(4分48秒 逆エビ固め)●児玉ユースケ
■SMASH.6 2010年7月24日(土)18:00~新宿FACE 観衆600名(超満員札止め)
<メインイベント フィンランドFCFチャンピオンシップ60分1本勝負>
○(挑戦者)スター・バック(9分08秒 体固め)●(王者)TAJIRI ※パイルドライバー
<セミファイナル タッグマッチ時間無制限1本勝負>
○ユージン&朱里(13分15秒 横入り式エビ固め)●スカリーⅡホッティ&TAKAみちのく
※朱里のハイキックから
<第4試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負>
○内藤哲也(新日本プロレス)(12分49秒 片エビ固め)●KUSHIDA ※スターダスト・プレス
<第3試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負>
○大原はじめ(6分13秒 ムイ・ビエン)●ヴァレンタイン
<第2試合 タッグマッチ時間無制限1本勝負>
小路晃&○植松寿絵(11分36秒 横入り式エビ固め)AKIRA&●リン・バイロン
<第1試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負>
○ガルビンダー・シラ(4分13秒 片エビ固め)●児玉ユースケ ※ダイビング・エルボードロップ
6月25日、SMASH.4をもう一度振り返るなら是非バックナンバーをご覧頂くことをお勧め致します。
別冊ミルホンネット 10.6.20夢名塾「初心」 6.25SMASH.4女 情念 修羅