トニー・ホーム自殺 橋本真也にガチKO勝利、クートゥア戦も

 すでに他のサイトで死亡ニュースが飛び交っていたトニー・ホームだが、この段階では「死因は不明」であり、裏が取れるまで報道を控えていた当サイトであるが、1月10日の事件は自宅に不法所持の拳銃による自殺であったようだ。
“ヴァイキング”という異名をとり、プロレス・格闘技界では非常に珍しい北欧出身の戦士であり、元々はプロボクサーとして活躍していたトニー・ホーム。
日本では、破壊王、橋本真也との異種格闘技戦があまりにも有名、通算3度対決しており、敗れた橋本が再戦するにはトニー・ホームからの刺客を倒せと、長きに渡って盛り上げ、のちに伝説になる小川vs橋本のプロトタイプになる名勝負を見せてくれた。
その後、新日本プロレスでプロレスラーとしてデビュー、前田日明率いるリングスでも外敵としてディック・フライ、ヴォルグ・ハンという有名選手とも対戦している。
その後、世界最大のプロレス団体WWE(当時WWF)でも活躍、トップヒールとして大活躍していた。
その後、母国フィンランドに戻ると政治家に転身していたのは、その主張の過激さもあって日本ではほとんど紹介されていないだろう。
そしてアルコール依存症、肝硬変と波乱万丈な一生を送ったトニー・ホーム、冥福を祈りたい。
 享年47歳のトニー・ホームについては、短いブログ欄では書ききれないエピソードがある。他誌にない詳細は『マット界舞台裏1月21日号』で詳細させていただく。