2・6UFC109ランディ・クートゥアー対マーク・コールマンが口頭合意

 一部で報道されているように、ブロック・レスナーが病に冒されており、二度とリングに立てないかもしれないという重症説まで出ている。実際、UFCは試合キャンセルに伴い、ベルトのはく奪を検討しているので、これは少なくとも当面の復帰は絶望的であることを意味する。

 こういった流れもあるのか、ひょこりと11年前に実現するハズだったカードが、やっとマッチメイクされそうだ。ランディ・クートゥアー対マーク・コールマンが、2月6日に予定されるラスベガスでの『UFC 109』で実現する方向だと言う。契約書こそ交わされていないが、すでに両者は口頭で合意しているという。

 現在46歳のクートゥアーは1998年5月15日、アラバマ州モービルで開催された『UFC 17』でコールマンと対戦予定だった。しかし、グレコ大会挑戦も並行していたクートゥアーは怪我してしまい、アマレス出身者対決は幻のカードに。替わって出場したライオンズ・デンのピート・ウィリアムスにコールマンはハイキックを食らってKO負けするという、初期のハイライト・クリップにはたびたび登場した結末となっている。

UFC 109の現在の予定カードは以下になる。
<ミドル級タイトルマッチ 5分5R>
アンデウソン・シウバ vs. ビクトー・ベウフォート
<ウェルター級 5分3R>
マット・セラ vs. フランク・トリッグ
<ミドル級 5分3R>
デミアン・マイア vs. ダン・ミラー
<ヘビー級 5分3R>
ホーレス・グレイシー vs. ムスタファー・アルターク
<ライト級 5分3R>
ロニー・トーレス vs. メルヴィン・ギラード
<ライト級 5分3R>
ロブ・エマーソン vs. フィリップ・ノヴァー