国崇が12・5ラスベガスのタイ国王生誕記念ビッグイベントで王座挑戦

091020kunitaka.jpg 9月23日、後楽園ホール大会で前田浩喜を下しWBCムエタイルール日本スーパーバンタム級初代王者となった拳之会の国崇が、12月5日、ネバダ州ラスベガスでWBCインターナショナル・スーパーバンタム級王座に挑戦することが決定した。
 対戦相手は同級王者・ロミー・アダンザ(Romie Adanza)。今年7月、パウロ・シウバを下して王座に返り咲いたフィリピン系アメリカ人で、今回が初防衛戦となる。2年前にはロサンゼルスで炎出丸と対戦して勝利、WBCムエタイ・US王者にもなっている強豪だ。また、総合格闘技で多くの選手を輩出しているチーム・オーヤマの打撃コーチを務めることでも知られている。
 国崇はこれに勝てばNJKFフェザー級、WBCムエタイルール日本スーパーバンタム級に続いて3冠王。また現時点で6階級が決定しているWBCムエタイルール日本統一王者の先陣を切ってインターナショナル王座への挑戦が実現した形となり、勝利すれば日本人初のWBCムエタイ王者ということで戴冠に期待が集まる。
 当日は「キングス・バースデー・セレブレーション」(WCKプロダクション主催)というタイトルで行われ、タイ王国・国王の誕生日を祝うビッグイベントとなる。アメリカのみならずタイでもテレビ放映される予定なのだ。