最侠タッグ決勝は宮本、佐々木 vs.伊東、石川! 4・28大日本後楽園は蛍光灯と純プロレスの二刀流!

 12日、東京・後楽園ホールにて、大日本プロレス『大日本最侠タッグリーグ準決勝』が行われた。
“大日魂”の一つである“侠気”を競い合うリーグ戦として、2月より開幕した『最侠タッグ』。デスマッチ・ハードコア・通常ルールと、選手の自由選択による様々な試合形式で、これまで各地で3ヶ月にわたる激戦が繰り広げられてきた。
 その激戦を勝ち抜いてきたのがAブロック同率首位の関本大介&田中将斗組に伊東竜二&石川修司組、Bブロック首位の宮本裕向&佐々木貴組に竹田誠志&木高イサミ組の4チーム。5・28後楽園大会の決勝のイスを懸けた準決勝2試合は、ラダーと有刺鉄線ボードまで飛び出した超苛烈な血みどろ蛍光灯デスマッチ(伊東&石川 vs.竹田&木高)に、互いの肉体とレスリングだけで競い合う純プロレスの攻防(関本&田中 vs.宮本&佐々木)と、究極の好対照を示し、どちらの激戦もファンを大いに魅了した。
 
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 体格・キャリアで上回る伊東&石川組に、蛍光灯&有刺鉄線で幾度も身体を切り刻まれながらも、ゾンビのようなタフネスぶりで反撃してみせたデスマッチ新世代・竹田&木高組。破れはしたものの、インパクト抜群の闘いをファンに見せつけた。新世代の急成長で、2009年の大日本デスマッチ戦線から、さらに目が離せなくなった!
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 蛍光灯の破片をキレイに片付け、ファンの寄せ書きで埋め尽くされた「大日魂マット」に貼り替えて行われたメイン。関本&田中のメガパワーをフルに喰らいまくりながらも、デスマッチ王者・宮本が意地を見せて決勝進出。5・28の決勝戦は「これぞ大日本!」な、史上空前規模のデスマッチで決着だ!
 
 デスマッチでも、純プロレスでも! 多彩なプロレスで団体の底力を見せた4・28大日本後楽園大会のさらなる詳報は、5月1日発売の『マット界舞台裏』5月6日号で大公開の予定。お楽しみに!
 
 
■大日本プロレス『大日本最侠タッグリーグ準決勝』
2009年4月28日(火)開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
<第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
大黒坊弁慶、○佐藤悠己
(8分25秒 ジャックナイフ式エビ固め)
谷口裕一、●CHANGO
<第2試合 メンズワールド 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
○円華、ツトム・オースギ、ヘラクレス千賀
(17分16秒 トルネードクラッチ)
MEN’Sテイオー、怨霊、●忍
<第3試合 デスマッチ vs.DASH 10人タッグマッチ 30分1本勝負>
シャドウWX、“黒天使”沼澤邪鬼、アブドーラ小林、○MASADA、星野勘九郎
(16分00秒 テキサスクローバーホールド)
佐々木義人、石川晋也、岡林裕二、大橋篤、●河上隆一
<第4試合 大日本最侠タッグリーグAブロック公式戦 30分1本勝負>
○伊東竜二、石川修司(Aブロック2位)
(17分10秒 体固め)※ドラゴンスプラッシュwithラダー
竹田誠志、●木高イサミ(Bブロック1位)
<第5試合 大日本最侠タッグリーグ準決勝 タッグマッチ 30分1本勝負>
○宮本裕向、佐々木貴(Bブロック2位)
(22分24秒 雁之助クラッチ)
●関本大介、田中将斗(Aブロック1位)