3・20戦極会見 日沖発に挑むクリス・マニュエルのセコンドは王者サンチアゴ

 『戦極~第七陣~』で初来日を果たしたクリス・マニュエルが、アメリカン・トップチームのTシャツを着込んでマスコミにお披露目された。
 どうやら戦極ミドル級王者・ジョルジ・サンチアゴの弟分のようで、会見でもチャンピオンがなにかとフォローを入れる。
 もっとも、サンチアゴが合流する前からフロリダにあるATTの前身のジムに所属していた。「僕は生粋のATTファイター」と話し、「この階級が出来てうれしい」と、フェーザー級に注目が集まる日本に招聘された喜びを語る。
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 記者からの質問は対戦相手の優勝候補”修斗の子”日沖発に集中する。「彼がファン・フェバリットであることは知っている。だからこそ、「負けるわけにはいかない」とも。
 ポスターの真ん中に大きく扱われているのが日沖発なのであるが、サンチアゴは「お前が本当は自分が真ん中になってやろうと思ってるんだろ?」と横やりを入れる。対してマニュエルは素直にうなずき、「次は自分が真ん中になりたい」と真摯に語る、まだギコちないクリス君であった。
 もちろんサンチアゴは、「自分と似たタイプだから、オレのようにトーナメントで活躍できる」、「チャンピオンになるのは彼だ」と自信満々である。
 日沖発はいきなり難敵を迎え撃つことになった。