UFC 96 : JACKSON vs. JARDINE リアルタイム速報

 ますます、勢いに乗るUFC。今大会は王座戦こそ組まれて無いものの、ヘビー級、Lヘビー級と言った重量級選手のカードが目立ち、特にメインのジャクソンvs.ジャーディンはジャクソンが勝利すれば、次はエヴァンスの持つタイトルへ挑戦出来るというビックマッチ。しかも相手のジャーディンはLヘビー級の序列を崩し、かき回すタイプで、リデル、グリフィンという大物選手を倒したと思ったら、ヴァンダレイ・シウバに一方的に負けたりとムラが激しい。
 またヘビー級戦では、あのミルコ・クロコップを衝撃のハイキックでKOした、ガブリエル・ゴンザガにケイン・ヴェラスケスと並ぶUFCヘビー級次代のエース、総合10戦全勝、全て1R勝利という怪物、シェーン・カーウィンが組まれている。
<ライト級 5分3R>
○グレイ・メイナード
(判定)
●ジム・ミラー
 ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー所属のミラーと、エクストリーム・クートゥアー所属のメイナードとそれぞれ名門チーム所属同士のライト級戦。テイクダウンを狙うミラーだが、メイナードがテイクダウンを許さず、スタンド打撃で上回ったメイナード判定勝ち。
<ライトヘビー級 5分3R >
○マット・ハミル
(KO)※ハイキック
●マーク・ムニョス
 TUFの人気者で聴覚障害でもあるハミルが実力者ムニョスと戦う実力査定もかかったカード。試合は1Rにハミルがケージ際で壮絶な右ハイキックをクリーンヒットさせ見事なKO勝利。完璧な勝利で今後に弾みをつけた。
<ウェルター級 5分3R>
○マット・ブラウン
(TKO)※パウンド
●ピート・セル
 UFCで戦績の振るわないセルに、地元選手のブラウン。試合は一方的だった。開始早々のブラウンの右ハイキックがクリーンヒットし、続くワンツーでセルはダウン。そこでは止められなかったが、その後も一方的に膝蹴りなどで攻めるブラウン、セルはグロッキー。最後がブラウンのパウンドでレフェリーが止めた。
<ヘビー級 5分3R>
○シェーン・カーウィン
(KO)※右フック
●ガブリエル・“ナパオン”・ゴンザガ
 実力者ゴンザガに対するは10戦全勝の怪物カーウィン。1R開始直後、ゴンザガがテイクダウンするが、すぐに立ち上がるカーウィン。そしてケージ際で強烈な右ストレートを叩き込み、一撃でゴンザガはダウン。カーウィンが快勝し、連勝記録を伸ばし怪物ぶりをアピール。次期ヘビー級タイトルマッチ候補に名乗り出た。
<メインイベント ライトヘビー級 5分3R>
○クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン
(判定)
●キース・ジャーディン
 ジャクソンが勝てば次のLヘビー級挑戦者になる注目の試合。試合序盤はジャーディンの変則的な攻撃に攻めあぐねるも、じわじわとジャクソンペースに。ジャーディンもラッシュなど見せ場を作るが試合はジャクソンリード。3R試合終了直前にはジャクソンのワンツーでジャーディンがダウン。判定でジャクソンが勝利した。
 試合後には王者エヴァンスとジャクソンが睨み合い。観客はジャクソンに声援、王者エヴァンスにはブーイング。注目のタイトルマッチが実現するだろう。
【アンダーカード】
<ウェルター級 5分3R>
○タムダン・マックローリー
(TKO)
●リャン・マディガン
<ミドル級 5分3R>
○ケンドール・グローブ
(TKO)
●ジェイソン・デイ
<ライトヘビー級 5分3R>
○ジェイソン・ブリッツ
(判定)
●ティム・ボーテッシュ
<ライトヘビー級 5分3R>
○ブランドン・ベラ
(TKO)
●ミハエル・パット
<ライト級 5分3R>
○シェーン・ネルソン
(TKO)
●アーロン・ライリー
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