THE OUTSIDER 第4戦 KO勝利の結城勝次独占インタビュー

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 12月20日のジ・アウトサイダー第4戦で見事なKO勝利を飾った結城勝次選手にミルホンネットが独占インタビュー!
 大会のコンセプトの”アウトサイダー”に一番合った雰囲気を持つ結城選手に試合の裏側やライフストーリを語ってもらった。

ミルホン(以下ミ)ご自身のプロフを教えてください
結城勝次(以下結城)「1976年生れで板橋が地元ですね」
ミ) 江ノ島の喧嘩100段とされていましたが
結城「練習を山神ボクシングジムでやって、藤沢で世話になってたんですよ、それ
でアウトサイダーのスタッフが付けたみたいですね、地元は板橋なんですけどね」
ミ)大会に出ようとしたきっかけは?
結城「元々格闘技好きで、ある時アウトサイダーの広告に前田さんの“くすぶって
る不良出て来い!”みたいなの書いてあるのを見つけて、あっこれ俺のことじゃん
試合もしてみたかったし丁度いいなみたいな感じっすよ」]
ミ)格闘技経験はありますか?
結城「17の頃にタイでムエタイ2か月位、あとは総合格闘技のジムに4か月だけで
すね」
ミ)練習はどちらで?
結城「藤沢の山神ジムで一日2時間のジムワークと走り込みやったんですけど2週
間で腰をイワセちゃって50%くらいしかできなかったっすね、ジムでも軽い練習にな
って蹴りの練習も出来なかったし、後は同期が池袋でブルドッグジムっていう総合
のジムをやってるんでそこで練習させて貰いましたね、試合前は周りに弱気な事言
ってましたけどネ、同情買うために(笑)。でも心の中は余裕でしたね」
ミ)対戦相手の小川選手の印象は?
結城「ああいう場だし彼も不良だろうし若いから色々言うのは当然でしょ喧嘩だから
気にならなかったな」
ミ)作戦はありました?
結城「ウーン考えてたのは前蹴りだけかな?喧嘩のつもりなんであとは勝手に体が
反応するだろうって、間合い詰めてコンビネーションかなとか漠然と思ってたけど、
基本作戦は無いですよ、ハートの強い奴の方が勝つと思ってたから喧嘩のつもりだ
から引かないでイケイケで」
ミ)実際リングに上がっていかがでした
結城「入場からスィッチ入ってたんで声援は聞こえなかったっすね、体だけすぐ動け
るように意識しながら自分がイケイケの頃の喧嘩を思い出しながら戦闘態勢作って
ましたよ」
ミ)試合はどうでした
結城「パンチ見えるし、身体も動いたんで余裕ありましたよ、誤算は蹴りの練習出
来なかったんでミドルも出せなかった事かな、出来てれば秒殺だったでしょ,。
すぐにパンチも当たったしダウンとれたしネ」
ミ)ダウンをさせた後に逆にダウン取られた時はどうでした
結城「こっちがダウン取った後だったんでね、余裕あったんでノーガードで避けてやろう
なんて考えてたら当たっちゃってね、でもダメージ無いしヤッチャッタよみたいな感じ
でしたけど余裕でしたよ」
ミ)フィニッシュはどうでした
結城「頭下げながら強引にパンチ振りまして向って来たんで冷静にアッパーとフック
で、体調が100%じゃなかったから時間かかりましたね」
ミ)試合後はいかがでしたか?
結城「マイク失敗したかな(笑)小川君から挨拶に来てくれたんで、強かったな~な
んて声掛けて話ましたよ、若いし身体もキレてたから真面目に練習すれば強くなる
んじゃないかな、真っ直ぐな良い子でしたよ」
ミ)他の選手との交流はありますか
結城「雨宮君、栗山君、清水君は1976年の同期なんで、たまに集まりで会ったり
ブルドッグジムでも会ったりでしますね、雨宮君は一週間前に肩はずしちゃったん
ですよね、アレがなきゃ力が強いから楽勝だと思ってたんだけど残念でしたよ」
ミ)ご自身のアウトサイダー的なエピソードを言える範囲でいくつか
結城「結構喧嘩もしましたけどタイマンじゃ負けたこと無かったですよ、ヒップホップ
ダンスとかも自信あるんで元々の身体能力もあったし、色んな格闘家と練習しても
アッイケるなって思ったし今でも自信ありますよ、個別の話は自慢するような事でも
ないんで(微笑)」
ミ)前田さんとは何か話されましたか?
結城「勝利者賞貰った時にタフな試合やったなって声掛けてくれましたかね」
ミ)次回大会はで出場しますか
結城「賞くれなかったんで出ないっすよ(笑)次回はスーパーブロウル出たいっす
某選手のセコンドで行った時に会場の雰囲気から試合から最高でしたから、あの
舞台で闘いたいっすね」  
静かに丁寧な口調で話しながらも不良の匂いを漂わせる結城勝次選手こそジ・アウ
トサイダーで評価されていい選手ではないだろうか、今後の活躍が期待される!
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