ビル・ロビンソン先生の目に涙が・・・UWFスネークピットの井上学が逆転勝利!

08.12.7pan12.jpg
 12月7日のパンクラス、ディファ有明大会での感動の場面は、ビル・ロビンソン先生が愛弟子・井上学の逆転勝利に涙を流していた姿であった。
 井上は「ほんとに自分がチャンピオンになれるなんて夢のようで、なんて言っていいか。技術的にはまだまだ。怒られることのほうが多いと思います。応援してくれた方、練習を協力してくれた方、そして先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。今日も途中で右目が見えなかったんですけど、みなさんの応援のおかげで頑張ることができました。これからも練習して気持ちで負けないチャンピオンになっていきたいと思っています」と挨拶している。
 試合後の会見でも、「嬉しい、信じられない」を連発していた井上。「いつもはもっと蹴りを使う。圧力をかけてテイクダウンを奪う作戦だったが、右目が見えず距離がわからなかった」と振り返った。
 ロビンソン先生からは、「不利な体制では絶対に止まるな」とアドバイスされていたという。大江慎コーチからは、「間を開けるな」と諭されてきた。
 「テクニックで魅せていくチャンピオンになる」という。「皆の声援があったからこそ勝てた」というのは間違いない。観客がアンダードッグの井上に感情移入して、”井上コール”が起きていた。プロのリングでは客を味方につけた者は強い。川原誠也は自滅してしまったのであった。
08.12.7pan13.jpg
UWFスネークピットの仲間たちも号泣! 宮戸優光は得意満面だった。