ハルク・ホーガン、表舞台に復活!

 永遠の“リアル・アメリカン”ハルク・ホーガンが遂にプロレス界に復活した。
先週よりアメリカのCMT局で始まった「ハルク・ホーガンズ・セレブリティ・チャンピオンシップ・レスリング(Hulk Hogan’s Celebrity Championship Wrestling )」。ホーガンの冠番組だ。

 この番組は以前よりホーガンとエリック・ビショフが企画していたレスリング(プロレス)リアリティー・ショー番組でWWEの「タフ・イナフ」、UFCの「ジ・アルティメット・ファイター」がヒットした事を受けてホーガンをメインに番組が製作された。

ccw1.jpg

 内容は10人のプロレスラー志望の有名人を、2チームに分けてトレーニングさせ競わせると言うもので、WWE、UFCが無名の新人を起用していたのと差別化を図っている。ホーガンらしい豪華な設定だ。
 チームのコーチにはブライアン・ノッブスとブルータス・ビーフケーキ、ノッブス・チームには悪童デニス・ロッドマン、ビーフケーキ・チームには日本の格闘技界でも有名なバター・ビーンが参加している。その他、アメリカの女優やモデルなどが参加。

 全8回の予定で、毎週、一番ダメな選手を首にしていくという、この手のリアリティー・ショーの定番の設定だ。
ホーガン、ビショフにジミー・ハートが審査員として登場しており、コーチ陣も含め、完全にホーガン・ファミリーで固めていてこれまた豪華な顔ぶれだ。

ccw2.jpg

 別ジャンルで活動するまったくの素人にプロレスをやらせるという事でプロレスファンには賛否両論だろうがスーパースター、ホーガンが提供する豪華な夢芝居と割り切って見れば楽しめるだろう。

ちなみに第一回の放送分の視聴率は
午後2時放送 0.3%
午後8時放送 0.4%
午後10時放送 0.2%
と午後8時放送分はCMT局の先週の倍の視聴率と好調。
全エピソード終了後はツアーの予定もあるという。

ccw3.jpg
週刊マット界舞台裏’08年7月10日号「Hogan Knows Best」