「全勝したら焼肉だ!」 新生佐伯JAPAN、8・29M-1韓国大会で激勝なるか!?

 26日DEEP会見では引き続き、29日に韓国・ソウルで行われる『M-1チャレンジ』に向けて、新たに編制されたチームJAPANのメンバー発表が行われた。
 今回は新メンバーとして、76キロ以下級に前ウェルター級王者・長谷川秀彦、84キロ以下級にミドル級王座決定トーナメントベスト4の白井祐矢、92キロ以下級には前回大会のメインを豪快KOで飾った重量級の新鋭・水野竜也が参戦。「反則的な強さ」(佐伯代表)を誇る最強布陣で、後のない佐伯JAPANが勝負を懸ける。
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左より中村、長谷川、白井、佐伯代表、水野、桜木。韓国で“反則的な”スカ勝ちなるか?
中村大介 今回も変わらず、一本を狙う姿勢を崩さずにいきます。M-1では自分は判定が続いてるんで、一本かKOを取りに行きます。
長谷川 僕がJAPANのキャプテンですから(笑)。キャプテンの責任を果たし、チームに勝利を導きたいです。(「いつも通りガッチリ抑えて、固めて勝ってくれればいいから!」という佐伯代表のツッコミに)…こういう揺さぶりに負けないように、ね(笑)。
白井 しばらく試合が組まれなくて、干されてたかと心配してましたが、今回組んでいただいて感謝してます。団体戦は10年前の柔道以来なんですけど、他の人が勝ってくれると思うんで、自分は気楽にいきます(笑)。
水野 日本の代表として、勝ちにこだわります。よろしくお願いします。
桜木祐司 自分の持てる力以上のモノを発揮し、勝ちにいきます。押忍。
 「5勝したら高級焼肉だ! 現金5万ウォンお前らに置いてってもいいぞ!」
と、新生チームJAPANにハッパをかける佐伯代表だが、5万ウォンを日本円に換算した額を考えると、佐伯代表のニンジン作戦が本当に実行されるかはマユツバものか!? チームJAPANのモチベーションが心配されるが、
 「韓国で負けたらウチは終わり。その次の大会は消化試合になっちゃうから」(佐伯代表)
 という崖っ淵状態に変わりはないだけに、佐伯JAPANには、ソフトボール日本代表に負けないほどの闘魂を、ソウルで見せつけてもらいたい!
■『M-1チャレンジ』韓国大会
2008年8月29日(金)開始:現地時間19:00
会場:ソウル・奨忠(ジャンチュン)体育館
<日本(1勝1敗=B組4位)vs.世界選抜(0勝1敗=B組5位) 93キロ以上級>
桜木裕司(掣圏会館)
ステファン・ストルーヴェ(オランダ)
<日本vs.世界選抜 93キロ未満級>
水野竜也(U-FILE CAMP)
ブルーノ・カルバーリョ(ブラジル)
<日本vs.世界選抜 84キロ級>
白井祐矢(Team M.A.D)
ヨルダン・ラデフ(ブルガリア)
<日本vs.世界選抜 76キロ級>
長谷川秀彦(SKアブソリュート)
ノーマン・パレイシー(フランス)
<日本vs.世界選抜 70キロ級>
中村大介(U-FILE CAMP)
ヴィム・デピューター(ベルギー)
<韓国(0勝1敗=A組4位)vs.米国(0勝2敗=A組5位) 93キロ以上級>
キム・ジフン(韓国)
ジェームズ・ジャック(米国)
<韓国vs.米国 93キロ未満級>
ナ・ムジン(韓国)
ブライアン・ハーパー(米国)
<韓国vs.米国 84キロ級>
イム・ヒョンギュ(韓国)
マイク・ドルチェ(米国)
<韓国vs.米国 76キロ級>
ソ・ドゥウォン(韓国)
ジェイク・エレンバーガー(米国)
<韓国vs.米国 70キロ級>
キム・ジョンマン(韓国)
デイビッド・ガードナー(米国)