後藤達俊が川久保勝をかわいがり リキオフィス主催はびきのプロレス祭り

 健介オフィスから器物破損の損害賠償を起こされている後藤達俊が、またまたどえらい仕事をやらかして東京に帰って行った。
 泉州力率いるリキオフィス主催「はびきのプロレス祭りースペッシャルvol5」が、3月30日羽曳野コロセアムサブアリーナにて開催。
 
 そして惨劇はメインイベンントで起こった。カードは6人タッグ。泉州力は木戸修を招聘、さらにはリキオフィスの川久保勝を従えたが、対する後藤達俊組は、拳和館の角英輝、二瓶組の菅原伊織と、強面(こわもて)を集結させていた。
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 後藤のえげつない攻撃(かわいがり)で川久保が大流血、対戦相手のふがいなさからか、後藤は川久保の左のひじもわからないところで痛みつけていた。これで川久保の左手がだらんとなってしまい、顔も激痛にゆがんでの血だるま壮絶失神KO劇。試合が終了してから救急車も到着。一見客は、まじで震え上がっていた。
 後藤達俊ヒールレスラーの凄みはいまだ消えず、といったところであろうか。

 会場人気では、故・カール・ゴッチが「私の息子」と呼んだ木戸修が、かつての北海道での異常人気を大阪・羽曳野でもなんなりと証明。ゴッチは「木戸の実力には猪木が嫉妬した」というが、第一次UWFでの木戸の実力者ぶりの片鱗を髣髴させる試合運びで、オープン・フィンガー・グローブの角英輝をいたぶっていた。なお試合で激しく動いても崩れないといわれた髪形は現在は短く刈りこまれており渋い風格は相変わらずである。

 泉州は長州力を崇拝するも、単なるコピーやオマージュの域を超えている。なりきり度指数は相当のものがありそしてプロレス的思想までも影響されている。先月末より泉州力、角英輝、TAKUYA(フリー)と、新井健一郎が率いるドラゴンゲートNEXのトザワ、超神龍、シーサーボーイとの根絶やし抗争が勃発中である。                     
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写真中央:羽曳野コロセアムサブアリーナ「天下のど真ん中 泉州力」が目印
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kabukikidも参戦してました!