飲酒運転に薬物疑惑 カート・アングルがまたも逮捕される

 米国ピッツバーグ州のメディアが伝えたところによると、TNAの帝王として君臨する”もう一人のIWGP王者”カート・アングルが、またも当局に拘束された。事件が起こったのは9月28日の午後。「白のキャデラックがでたらめな運転をしており、駐車場で危うくぶつけられそうになった」との通報があり、プレート番号が告げられたという。当局が調べたところ、キャデラックの所有者はアングルだった。
 警察がアングルの自宅に行くと、本人はあっさりと「地元のバーで飲んで、運転して帰った」ことを認めたのみならず、飲酒チェックにも引っかかったという。また薬物摂取の疑いがあり、病院に連れて行かれたが、カートは血液検査を拒否。当局は逮捕に踏み切った。
 カートは複数の薬物検査に陽性反応を示し、WWEを解雇されていた。だからこそ、インディー団体TNAや、日本のIGFに参戦可能となっていた。ちなみにカートがIWGPのベルトを持ったまま、新日本プロレスに転出することは、井上譲二氏の『マット界舞台裏』で報道してきた通り。これで11月の両国大会、噂される棚橋弘至、あるいは永田裕志戦は暗礁に乗り上げたことになる。
 
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 IGFと新日本の動向は、『マット界舞台裏』をご参照下さい。