アメリカのオブザーバー紙(Wrestling Observer Newsletter)編集長デイブ・メルツァー氏からの情報によると、身売り騒動に揺れるDSEは、15日に取締役会を開き、この場で組織の将来が決定することになる。夜は後楽園ホールにて「ハッスル」開催、翌16日は榊原社長がノゲイラ兄弟のブラジリアン・トップ・チーム、ヴァンダレイ・シウバのシュートボクセ・アカデミーのあるブラジルへ出発と、あわただしいスケジュールではあるが、この15日の会議であらゆる課題項目の決断がなされるという。
会議の議題と目されているのは
・ 今後の資本提携
・ エド・フィッシュマンから起こされている訴訟への対策
・ 米国事務所代表ジェリー・ミレンの処遇(ダナ・ホワイトから「無能」呼ばわりされたことにより、海外のPRIDEファンから解雇要請の嘆願書が殺到しているため)
・ HERO’S米国大会の概要についての敵情視察報告
・ カウントダウン中の4月8日さいたま大会の出場選手およびマッチメイク(なおこの日はアメリカではUFC開催も開催され、アメリカでのPPVは厳しい結果が予想される)
また、出場予定と発表しながら出ないとみられるヴァンダレイ・シウバに関し、マスコミ向け不出場理由なども話し合われる模様。
なお、PRIDEおよびDSEの抱える危機の今日に至る詳しい経緯についてはPRIDE身売り騒動の真相で、豊富なデータを伴い検証されている。
本日DSE取締役会
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