元ゴング者記者の「はらちゃんブログ」

 私が『週刊ゴング』で女子プロレス記者としてスタートしたのは1985年(昭和60年)の1月でした。この年の12月、今でも思い出すのはジャガー横田(現フリー)が、全日本女子プロレスを引退表明したこと。ジャガーは、ジャッキー佐藤(故人)の引退(1981年5月21日、清水市鈴与記念体育館)後、全女マットを盛り立ててきたエースだった。しかし、この後、クラッシュ・ギャルズの人気爆発で世代交代を望む声が高まった。ジャガーをこれまで何度となく取材してきたが、ハッキリとした本音を聞いたことはない。だが、自分自身の限界で当時、引退を決めたわけではないと思う。なぜならば後年、リングに復帰。生涯現役(?)を目指すことで明らかである。