23日、後楽園ホールにて開催されたノア『グローバル・リーグ戦2016』優勝決定戦は1,313人満員。
行き詰まりが感じられもしたノア・鈴木軍対抗戦だが、改名して成長著しいマサ北宮の決定戦進出で注目度が上がる。鈴木みのるとの優勝決定戦は、経験と技術のみのると、体格とパワーの北宮が互角の展開に。何かと批判の的になるセコンド介入も、この決定戦が両軍の総力を挙げてのものであることを体現した。
技の種類を抑えた中でも観客を操れる“鈴木みのるプロレス”にしっかりと北宮も食らいつく。勝敗の行方が分からない熱闘となり、最後はゴッチ式パイルドライバーでみのるが勝利。『グローバル・リーグ戦2016』を制覇した。
優勝トロフィーも、授与する関係者もぞんざいに扱ったみのるは、マイクで中嶋勝彦を呼び寄せる。中嶋は即座に12・2後楽園でのGHC戦を逆提案したが、みのるの要求は止まらない。みのる「全面対抗戦だ。負けたヤツはここから去れ。時計の針は12月2日にセットした」。
文字通り受け取ると、ノア解散なのか、鈴木軍ノア撤退かが12・2後楽園で決まることになる。
なお、丸藤正道&矢野徹のGHCタッグ王者は7度目の防衛に失敗。新王者組になったデイビーボーイ・スミスJr.&ランス・アーチャーには、潮崎豪&マイバッハ谷口組が挑戦を表明している。
詳細版は週刊ファイト12月01日号みのる北宮ノア延命馬場I編集長wwe感謝祭SEI☆ZA初代虎復帰に掲載されました。
■ ノア「グローバル・リーグ戦2016」
日時:11月23日(水・祝) 18:30~
会場:東京・後楽園ホール 観衆1,313人(満員)
<第1試合>
○アレハンドロ・サエス
4分45秒 スパイラルタップ ⇒ 片エビ固め
●熊野準
<第2試合>
●大原はじめ
拳王
6分27秒 横回転エビ固めを潰して
○小川良成
齋藤彰俊
<第3試合>
エル・デスペラード
○タイチ
金丸義信
7分51秒 タイチ式ラストライド
石森太二
●原田大輔
小峠篤司
<第4試合>
●クワイエット・ストーム
モハメド ヨネ
9分46秒 豪腕ラリアット ⇒ 片エビ固め
マイバッハ谷口
○潮崎豪
<第5試合>
飯塚高史
○杉浦貴
11分48秒 オリンピック予選スラム ⇒ 体固め
●清宮海斗
中嶋勝彦
<第6試合 GHCタッグ選手権試合>
[挑戦者]
デイビーボーイ・スミスJr.
○ランス・アーチャー
17分30秒 キラーボム ⇒ 片エビ固め
●矢野通
丸藤正道
[第34代選手権者]
※丸藤&矢野組が7度目の防衛に失敗。スミスJr.&アーチャー組が第35代GHC王者に
<第7試合「グローバル・リーグ戦2016」優勝決定戦>
[Bブロック1位]
●マサ北宮
35分15秒 ゴッチ式パイルドライバー ⇒ 体固め
○鈴木みのる
[Aブロック1位]
※みのるが「グローバル・リーグ戦2016」を制覇
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