WINDY事務局主催「第4回WINDY Super Fight」が開催される!

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■WINDY事務局
「第4回WINDY Super Fight」
日時:10月30日(日)計量10:00 開始11:00
会場;東京・大森ゴールドジム

キック部門2階級とムエタイ部門3階級で王者が誕生

WINDY Super Fight(以下WINDY)は、首相撲やつかみが一切禁止とするWINDY KICKと、通年のムエタイルールを採用したWINDY MUAYTHAIルールの2王座を管理。ジュニア格闘技の普及を目的として立ち上がったWINDYが、その役目を十分に果たしたと判断し、今後は競技層の底辺拡大及び育成を主とした目的にシフトチェンジ。新体制となったWINDYでは、王座の防衛戦は行わず、大会の都度トーナメントにより王者を決定。階級も5キロ刻みの階級制ではなく、激戦区とされている体重に照準を合わせて開催していくこととなった。

<ムエタイ部門>
<WINDY MUAYTHAI48kg級王座決定トーナメント決勝戦 1分30秒5R>
◯原田 優音(ゴールデングローブジム)
 判定3-0 50-47 49-48 50-48
●大村  修輝(パワーオブドリーム)

プレッシャーかけながら前に出る原田。下がる大村にワンツーを打っていく。
一気に距離を詰めて右ストレートを打つ原田。原田のはじりじりとプレッシャーをかけ、大村をコーナーやロープに詰める光景が目立つ。得意のパンチで主導権を握り続けた原田が判定で勝利し王座に就いた。

<WINDY MUAYTHAI48kg級王座決定トーナメント準決勝 1分30秒2R>
◯原田 優音(ゴールデングローブジム)
 判定2-0
●新井 皓太(OZ GYM)

原田は右ローから踏み込んでワンツーを打つ。そこへカウンターで右膝を当てる新井。2Rも同様の展開となり、原田がパンチで前に出ると、右ヒザを当て込む新井。新井は右ヒザに徹して原田のパンチにカウンターを合わせる光景が目立つ。判定で2-0で原田が勝利し、決勝戦へと駒を進めた。

<WINDY MUAYTHAI38kg級王座決定トーナメント決勝戦 1分30秒5R>
◯所 仁翔(Refre’K)
 判定3-0 三者共に49-48
●熊谷 翔天(REVIVAL GYM)

左右フックを振り回しながら前に出る熊谷に対し、パンチ連打からの右ローで応戦する所。単発ながらも、右ミドルと打点の高い右前蹴りでけん制しながら左右フックを振り回していく熊谷。
2Rになると、所が引きながら前蹴りから右ローを打ち、コツコツと有効打を増やしていく。3Rは2Rと同様の展開となるが、4Rになるとガードを下げる熊谷に、所は右ローとミドルをちらして右ストレートを当てていく。熊谷は右前蹴りと右ロー。5Rは所の右前蹴りと右ローで熊谷はパンチが出せずに首相撲で応戦。下がる熊谷に追う所。パンチ連打する所に熊谷は首相撲。右ミドルから右ストレートを打ち反撃する熊谷。一進一退の攻防の末、判定で所が勝利し、王座に就いた。

<WINDY MUAYTHAI38kg級王座決定トーナメント準決勝 1分30秒2R>
◯所 仁翔(Refre’K)
 判定3-0
●畔上 拳星(パワーオブドリーム)

互いに距離を取りながら様子見の状態が続く。首相撲やミドルの攻防が目立つ。2Rは首相撲からヒザの応酬となり、畔上は右ローと右ミドルを打つが、これをかわして右ローを返す所。後半に所がワンツーと右ローで追い上げ、判定で所が勝利。決勝戦へと駒を進めた。

<WINDY MUAYTHAI38kg級王座決定トーナメント準決勝 1分30秒2R>
◯熊谷 翔天(REVIVAL GYM)
 TKO 1:19 ※レフェリーストップ(パンチ連打)
●吉原 大晴(パワーオブドリーム)

熊谷がパンチ連打で吉原からダウンを奪うと、立て続けにパンチの連打で吉原を追い込んでレフェリーがストップ。熊谷が決勝戦進出を決めた。

<WINDY MUAYTHAI28kg級王座決定トーナメント決勝戦 1分30秒5R>
●所 風雅(Refre’K)
 延長判定1-2 10-9林田10-9所 10-9林田
 本戦判定1-0 49-48所 48-48 49-49
◯林田 健蔵(萬田道場)

サウスポー構えの林田は、ゴングと同時に左ミドルを打つと、所はリングを回りながら右ロー。下がる林田に所は右ストレート。
2Rになると、ミドルの打ち合いから始まると、林田は左ストレートと左ハイ。所は首相撲からヒザ。互いに手数を増やしていく。
3Rは左ミドルを打ちながら前に出る林田に、林田の左ミドルに合わせて右ストレートを合わせる所。所はすかさず右ミドルと右ロー。
4Rと5Rはワンツーから右ヒザ、右ローと、所がコンビネーションを活かして手数をさらに増やし、林田に反撃を許す間を与えない。
本戦で決着がつかず延長戦に突入。互いにパンチとミドルの打ち合いが1分30秒間手を止まることなく続き、僅差で林田が勝利し、王座に就いた。

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<キック部門>
<WINDY KICK43kg級王座決定トーナメント決勝戦 2分3R>
◯岩尾 翔(パワーオブドリーム)
 TKO 5R1:22 ※レフェリーストップ(パンチ連打)
●白幡 裕星(龍拳會)

リングをゆっくり回る白幡に対し、どっしりとした構えで白幡に向き合う岩尾。白幡がワンツーを仕掛けると、岩尾は右前蹴りと左ミドル。岩尾が白幡をコーナーにつめて怒涛のパンチ連打。この時岩尾は白幡をつかみながらヒザを打ってしまい、イエローカードを受けてしまう。5Rになると、終盤でパンチ連打でダウンを奪う岩尾。ボディブローとヒザを混ぜてのパンチ連打でレフェリーが割って入り試合をストップ。岩尾が勝利し王座に就いた。

<WINDY KICK43kg級王座決定トーナメント準決勝 1分30秒2R>
◯岩尾 翔(パワーオブドリーム)
 判定3-0
●橋本 歩( 龍拳會)

左右ミドルとローを使い分ける岩尾に対して、パンチ主体の橋本。岩尾は中盤、左右ミドルと二段蹴り、ハイキックと多彩な足技で余裕をちらつかせる。
2Rになると、岩尾はミドルを打っては引いてのヒットアンドアウェーが目立つ。橋本はパンチを打ちながら岩尾を追う。しかし、有効打に欠き判定で岩尾が勝利。岩尾が決勝戦へと駒を進めた。

<WINDY KICK33kg級王座決定トーナメント決勝戦 2分3R>
●大久保 琉唯(ウルフキックボクシングジム)
 延長判定2-1 10-9大久保 10-9内田 10-9内田
 本戦判定1-0 29-28大久保 29-29 29-29
◯内田 燿介( 龍拳會)

右ローを打つ大久保は、リングを回りながら素早く右ローを連発。さらに大久保は右ミドルを打つと、内田はこれをキャッチし右ストレートを打つ。キャッチしての攻撃は反則行為のため、内田にイエローカードが提示。大久保がパンチで打ち合いに持ち込むところに内田は腕をロックしてつかみ行為をしてしまい、レッドカード。終盤は互いにローとパンチの激しい打ち合いがなされていく。2Rになると、序盤は大久保の右ロー、内田の右ミドルと右ストレートの応酬が続いていく。次第に大久保がリングを回りながら右ローと右ミドルを連発。手数を増やして主導権を握っていく。
3Rは2R同様、パンチとローの打ち合いがなされていく。大久保のワンツーにカウンターで右ストレートを合わせる内田。本戦で決着が付かず延長戦に突入。内田の手数がやや上回ったか、判定で内田が勝利し、王座に就いた。

<WINDY KICK33kg級王座決定トーナメント準決勝 1分30秒2R>
◯大久保 琉唯(ウルフキックボクシングジム)
 判定3-0 
●大野 月海(T-BEAST)

ミドルの打ち合いが続く中、大久保が右前蹴りと右ロー、ワンツーを打つ。大野は左ハイと左ミドル。2Rになると、大久保は右ミドルからワンツーと手数が増していき、大久保主導の流れになり、判定で大久保が勝利。決勝へと駒を進めた。

<WINDY KICK33kg級王座決定トーナメント準決勝 1分30秒2R>
◯内田 燿介( 龍拳會)
TKO 1R0:44 ※レフェリーストップ(パンチによる出血のため)
●大野 星海(T-BEAST)
パンチの打ち合いから始まり、内田が前に出てワンツーから右ローを打ったところに、追撃の右ストレート。これが大野の顔面をとらえ、大野が出血。レフェリーが試合を止めて内田が勝利を収めて決勝戦へと駒を進めた。

<ムエタイトーナメント優勝者>
28kg級 林田 健蔵(萬田道場)
38kg級 所 仁翔(Refre’K)
48kg級 原田 優音(ゴールデングローブジム)

<キックトーナメント優勝者>
33kg級 内田 燿介( 龍拳會)
43kg級 岩尾 翔(パワーオブドリーム)

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