「トゥワンテ・タウン・ラウェイチャレンジファイト」!5R、女子、4R、3R戦に日本人選手もヤイ・ダンス披露!

 10月16日ミャンマー ヤンゴンから車で1~2時間程度のトゥワンテ郡区 (တွံတေး မြို့နယ်、Twante Township)で開催されたラウェイ大会「トゥワンテ・タウン・ラウェイチャレンジファイト」。大会はは現在トップクラスの選手は出場せず、5Rはメインイベントの1試合のみで、その他4R、3Rマッチ7試合の予定だったが、ヤンゴンのラウェイジムとしては近代的で外国人練習生も多い「フェニックス」ラウェイジムからニュージーランドの女子選手として参戦のデモファイト(エキシビション戦)、田舎のムエタイ草試合のように3Rラウェイが追加となり、全17試合が行われた。
တွံတေး မြို့နယ်、Twante Township2試合会場တွံတေး မြို့နယ်、Twante Township3

■『TWANTE Town Lethwei Challenge Figt』
日時 2016年10月16日 開始13:00(※現地時間/日本15:30)
会場 ミャンマーヤンゴン・トゥワンテ郡区アウンサン・スーリーヤーアイチョウ ホール

<ラウェイ 3分5R>
△ダゥナ・アウン(ミャンマー/2006年ゴールドベルト王者)
 時間切れ引分
△シャンコ(ミャンマー)
大会唯一の5Rマッチ2006年ゴールドベルト王者、37歳のベテラン選手ダゥナ・アウン vs. 中堅クラスのシャンコの対戦は5R闘い抜きドロー

<ラウェイ 3分4R>
△サライチャム・ミャァコー(ミャンマーラウェイ60㎏地方大会金メダル)
 時間切れ引分
△ルワン・チャイ(ミャンマーラウェイジュニア王者)
4Rマッチでは、ラウェイ地方大会60㎏王者の新鋭サライチャム・ミャァコーvs.ジュニアラウェイ大会で優勝経験のあるルワン・チャイの対戦も4R闘い抜きドロー

<女子ラウェイ 3分3R>
△へーマー・ソー(ミャンマー/金メダル3回ラウェイ、ボクシング、ボビナム)-51kg
 引分
△ホワイト・コブラ(ミャンマー)-53kg
女子選手で東アジアオリンピックSEA GAMESでもメダル獲得歴のあるへーマー・ソーとホワイト・コブラの試合も行われた。

<女子ラウェイデモファイト 2分2R>
エビィ・フェニックス(ニュージーランド)
 勝敗なし※1Rエビィが肘で裂傷の為終了
シューシン・ミン(ミャンマー)※約57㎏
体格差はあるが初のラウェイとなるエビィと9.18『ミャンマーファイト16』でKO勝利したシューシン・ミンのデモファイトは序盤、体格差をいかしてアグレッシブに攻めるエビィだがシューシン・ミンの肘で顔面をカット。通常ならエビィのTKO敗けとなるがデモファイトの為1Rで終了となった。

3Rラウェイ戦のレベルをお世辞にも高いものと言えず、日本の地下格闘技を彷彿させるが、試合経験を増やすことによる選手層の底上げにつながる。
動画↑ではダウンの後ラウェイならではの特別ルール(※下記参照)“スペシャルレスト”2分を利用しているが、その後KOされている。

rule1-1rule1-2

大会の合間には日本人でラウェイに挑戦している金子大輝選手がラウェイ・ヤイ・ダンスを披露した。