フジテレビRIZIN開幕戦視聴率7.2%好発進!ヴァンダレイ・シウバがしょっぱい試合を糾弾!

 RIZIN無差別級グランプリ大会の翌日、千葉のホテルスプリングス幕張アネックスにて「一夜明け会見」がおこなわれた。注目されたフジテレビの日曜夜ゴールデンの視聴率は、午後7時~9時の一部、9時~10時の二部のトータルで7.2パーセント。二部だけだと8.5パーセントだったことが報告された。NHKの大河ドラマら強豪がひしめいたが、フジテレビとしては前4週よりも数字が良く大健闘だったと言えよう。

 また、ヴァンダレイ・シウバがしょっぱい試合を糾弾、ブラジル語の通訳なので100%ニュアンスが正しいか不明ながら、身振りから判断して「やる気のない奴は帰れ!」と演説をぶった。これがハイライトだった。大会後の総括でも榊原信行代表がこぼしていたが、一回戦ということで勝ち上がることに必死でディフェンシブな闘い、判定決着が多かったからだ。よって興行時間もやたら長くなってしまった。

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ヴァンダレイ・シウバ通訳の表現(実際はもっと強いと推定される)
「素晴らしい闘いをした人たちもいましたが、実力を発揮できなかった人たちもいました。すごく怖がっていた選手たちもいました。ここは闘いの場です。(声を荒げて)何がもっとも大事かというと、勝つというより、良い闘いを見せて下さい。ここに本気で闘いに来るか、あるいは家にいるか、どちらかにしてくれ。私は心から、本当に素晴らしい闘いを見せてほしいと思っています。そう思っていなければ、来なくてもいいんだ。私は残念に思ったこともありました。本当の力を出し切っていない所がありました。私は本当に心から言いたい。次回は本気で、男らしく闘ってください。もしそうでなければ、家にいてくれ。私とミルコが、本当の闘いとはどういうものか、見本を見せます。楽しみにしていてください。きのう、恥ずかしいと思った闘いぶりをした選手もいました。12月は本気で準備をして、戻って来てください。あるいは、来なくてもいいです」

 ちなみに、やる側・作る側から試合を見ている専門家なら大会後に姿を現したクロン・グレイシーが、インタビュースペースで10回以上もペットボトルに溜まった唾液を吐きだしていた様子を見逃さない。恐らくは試合前に秘伝の液体を飲んでから闘ったので、終わってからああなってしまうのだろう。沖縄でキャンプを張っていたクロンはそもそも「千葉のホテルが狭い」とか文句たれだったが、大会メインで勝利したのに会見には姿を見せなかった。

他媒体にはない大会の全容と詳細は金曜30日発売『週刊ファイト10月6日号』に収録されます。

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