2016年10月15日（土）にフィリピンで開催される”UFCファイトナイト・マニラ：ラマス vs. ペン”に、ライト級の粕谷優介（日本・神奈川県、9勝2敗2分）とダミア・ハゾビック（ボスニア・ヘルツェゴビナ、10勝3敗）の一戦が追加された事が発表された。この対戦カードは当初、日本時間9月11日（日）開催のUFC 203に組まれていたが、UFCファイトナイト・マニラにて対戦が実現する。

　空手と総合格闘技のトレーニングを積んできた粕谷は勝利した9試合のいずれも最終ラウンドまで持ち込まずに相手を沈めており、フィニッシャーとして高い評価を得ているファイターだ。強力な蹴りの武器を持ちながらも、ファイターとしての多才さと成長を見せつけるかのように9勝のうち8勝はサブミッションで白星を挙げた。対するハゾビックはブラジリアン柔術の紫帯を有しており、今回の対戦で予想されるグラウンド戦を歓迎している。スタンディング勝負になれば、ハゾビックの誇るスピードが粕谷に襲いかかることになるかもしれない。

　”UFCファイトナイト・マニラ：ラマス vs. ペン”のメインイベントでは元UFCライト級およびウェルター級の王者であるB.J.ペンがフェザー級ランキング4位につけるリカルド・ラマスを相手に5分5ラウンドのフェザー級マッチに挑む。

　また、UFCはセミメインイベントとしてデリック・ルイス（アメリカ・ルイジアナ州、16勝4敗）とマルチン・ティブラ（ポーランド・ウニエユフ、14勝2敗）によるヘビー級マッチを行うことも併せて公表した。

【その他の注目試合】

◆日本で最もチャンピオンに近いと称されるフライ級ランキング3位の堀口恭司（日本・群馬県、17勝2敗）が同8位のアリ・バガウティノフ（ロシア連邦ダゲスタン共和国、14勝4敗）と対戦
◆フィリピンで開催するUFCイベントでは初となる女子の試合、ハム・ソヒ（韓国・江原道、16勝7敗）とダニエル・テイラー（アメリカ・カリフォルニア州、7勝2敗）の女子ストロー級マッチ
◆フェザー級マッチ：コール・ミラー（アメリカ・ジョージア州、21勝10敗）対廣田瑞人（日本・長崎県、18勝7敗2分）
◆ライト級マッチ：メディ・バグダッド（フランス／ラ・セーヌ・シュル・メール、11勝4敗）対ジョン・タック（アメリカ・ワシントン州、9勝3敗）
◆ウェルター級マッチ：ジェームス・ムーンタスリ（ドイツ・フランクフルト、9勝4敗）対アレックス・モロノ（アメリカ・テキサス州、12勝3敗）
◆ミドル級マッチ：ヤン・ドンイ（韓国・ソウル、12勝3敗）対ライアン・ジェーンズ（カナダ・ニューファンドランド、8勝1敗）

なお、対戦カードは諸事情により変更される場合がございますことをご了承ください。

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