22日、新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が2日目を迎え、Bブロックが“開幕”となった。会場の後楽園ホールは超満員。
棚橋弘至、オカダ・カズチカが黒星発進となったAブロックも波乱だったが、Bブロックは全試合が番狂わせとも言うべき結果となる。王者&優勝候補が全敗。
新日本プロレスによるG1特設サイトでは、各大会の結果予想がTwitter連動の目玉企画として機能した。その予想をとことん裏切るというオチをいきなり持ってきた。話題作りという意味では王道かもしれないが、サプライズも連発ではサプライズではなくなってしまう。
ケニー・オメガvs.YOSHI-HASHIがこの日のベストマッチとなったのは、ケニーの手腕に他ならない。番狂わせが必ずベストマッチとなるわけではなく、シーソーゲームとしての展開に説得力があるかどうかなのだ。その点では、メインの本間朋晃vs.柴田勝頼には反省が残った。本間のコケシ殺法が単なる繰り返しで単調と言わざるを得なかった。
会場組のみならず、新日本プロレスワールド配信の視聴者にも、シックリ来ない感が漂った。このあとのシリーズをどう“転がす”か。新日プロの手腕が問われる。
詳細版は週刊ファイト8月4日号に収録されました。
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■ 新日本プロレス『G1 CLIMAX 26』
日時:7月22日(金) 18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆1,738人(超満員札止め)
<第1試合>
●キャプテン・ニュージャパン デビッド・フィンレー ジュース・ロビンソン
05分34秒 ラリアット ⇒ 片エビ固め
中西学 ○小島聡 天山広吉
<第2試合>
●高橋裕二郎 タマ・トンガ バッドラック・ファレ
09分05秒 不知火 ⇒ 片エビ固め
○丸藤正道 後藤洋央紀 石井智宏
<第3試合>
●タイガーマスク 獣神サンダー・ライガー 真壁刀義
07分40秒 ジャパニーズ・レッグロールクラッチホールド
田口隆祐 ○KUSHIDA 棚橋弘至
<第4試合>
○BUSHI SANADA
08分05秒 エムエックス ⇒ 片エビ固め
●外道 オカダ・カズチカ
<第5試合「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦>
○中嶋勝彦
03分51秒 バーティカルスパイク ⇒ 片エビ固め
●矢野通
<第6試合「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦>
●ケニー・オメガ
12分16秒 カルマ ⇒ エビ固め
○YOSHI-HASHI
<第7試合「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦>
○EVIL
10分54秒 EVIL ⇒ 体固め
●マイケル・エルガン
<第8試合「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦>
●内藤哲也
15分32秒 バックドロップ・ホールド
○永田裕志
<第9試合「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦>
○本間朋晃
11分11秒 こけし ⇒ 片エビ固め
●柴田勝頼
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