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観客の”This is Awesome”(スゲ~)が、やがては”Fight Forever”(ずっと闘ってくれ)に変わっていった。日本流のプロレスがどういうものか、総立ちのテキサス・ダラスの超満員の会場が、そして全世界120万人のWWEネットワーク視聴者が目撃し、惜しみない拍手を送った。中邑真輔の世界デビュー、サミ・ゼインという好敵手を得て、期待通りの、いやそれ以上の白熱の攻防に誰もが息を飲み酔いしれた。
NXTの大会が、4大PPV大会『サマースラム』に圧倒的に上回ってしまったブルックリン三連戦から半年。そこでNXT女子王座になったカリフォルニア・ガールのベイリーが、この半年、無敗の快進撃を続ける華名のASUKA LOCK(チキンウィング・フェイスロック)につかまり、王座交代劇が履行された。本物を追求するDIVAS REVOLUTION(ディーバ革命)の集大成だった。皆から愛されてきたベイリーが役割を果たした。
トリはNXT王座戦。NXTロンドン大会のメインと同じく、フィン・ベイラー(プリンス・デヴィッド)がサモア・ジョーを迎え撃ち、王座を防衛した。会場には完全崩壊カウントダウンのTNAから元王者のボビー・ルードが姿を見せ、ストリーの続きを暗示させた。本年の『レッスルマニア 32』は、その当日が重要なのではない。この一週間のWWE週間、特にNXT大会が肝という位置づけがライト層にも印象付けられた。マット界の盟主の底力がなんであるかを見せつけたことになる。
この中邑真輔デビュー戦、及びアスカの王座戦の模様は、WWEネットワークで日本をはじめ全世界に生中継で配信されましたが、生中継後もビデオオンデマンド方式で視聴可能となっております。
【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/
レッスルマニア32特設サイト:http://www.wwe.co.jp/wm32/
WWEネットワーク:http://network.wwe.com
※生放送終了後、ビデオオンデマンド方式で視聴可能です。
※WWEネットワークは英語でのサービスです。日本語字幕はありません。
WWEネットワーク加入ガイド(日本語訳):http://wwe.co.jp/network
■ WWE NXT テイクオーバー・ダラス
日時:2016年4月1日(現地時間)
場所:アメリカ・テキサス州ダラス
会場:ケイ・ベイリー・ハッチソン・コンベンションセンター
<NXT王座タイトルマッチ>
○フィン・ベイラー(王者)
ピンフォール
●サモア・ジョー(挑戦者)
<NXT女子王座タイトルマッチ>
○アスカ(挑戦者)
アスカロック
●ベイリー(王者)
<シングルマッチ>
○中邑真輔
ピンフォール
●サミ・ゼイン
<シングルマッチ>
○オースチン・エリーズ
ピンフォール
●バロン・コービン
<NXTタッグ王座タイトルマッチ>
○チャド・ゲーブル、ジェイソン・ジョーダン
ピンフォール
●スコット・ドーソン、ダッシュ・ワイルダー
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