爆破王のピンチに、‘一番下’が奮起した。
磐田市に合併した静岡最西の地・竜洋に、プロレスが初開催とあって、超満員札止めとなった会場は、まさに立ち見があふれるスシ詰め状態。最終試合の電流爆破では、TARUの悪ぶりが最高潮に。
試合中も、お年寄りを蹴散らすなど、悪の根源ぶりを発揮し、‘世界一騙されやすい男’大仁田が今宵も徹底的に痛めつけられた。
満身創痍の大仁田を救出に入ったのは、‘一番下’の磐城利樹だった! 3.11所沢でも、TARUに騙された後の白覆面軍団も猛攻に、なすすべのなかった大仁田を助けた磐城。この連日の救出劇に、TARUの怒りも沸点に到達した。
TARU 試合後マイク
「おい!小僧、なめやがって。こんな、なめたマネは今日で終わりや!大仁田、お前、こんな小僧の手、借りんと立てんのか! よーし、わかった。次、お前と大仁田で、電流爆破や!お前なんて、大仁田と一緒に爆死せい!」
TARUの挑発にかぶさるように、「やってやる!」という磐城の言葉が、ボルテージ最高潮の館内に響きわたった。
「おい、大仁田、お前は、相変わらず、一人では何もできんやつやな。長与の居ない間は、俺、その俺に騙されたあとは、‘一番下’ってか!笑かすのぉ。まあ、ええわ。あの小僧(磐城)には、この前(3.11所沢)で、一発良いのもらって、一瞬クラッときたわ。今日も、俺にツバかけよった! であれば、どうぞ、電流爆破の世界にようこそや! ただし、ただし、大仁田!条件付きや。お前が、そんなに自信あるんやったら、もう一人くらいパートナー連れてこい。言い訳好きのお前が、『磐城だったから負けた』っていえんように、お前の好きな田中でも、誰でも良いぞ。まぁ、そうゆうこっちゃ!」(TARU)
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