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2月20日(現地時間)にカリフォルニア州ガーデングローブで『WSOF 28: Moraes vs. Barajas』が開催された。
UFC、ベラトールに次ぐ全米第三のMMAメジャー団体であるWorld Series of Fightingだが、今回はバンタム級王座戦が組まれた。王者のマルロン・モラエスは現在10連勝中という破竹の勝利を重ねており、この最強王者に挑戦するのはタイタンFCから移籍してきたジョセフ・バラハスだ。試合は、モラエスが完勝。ローキック連打で、バラハスは崩れる様にダウン。追撃のパウンドをレフェリーがストップし、モラエスが見事に王座防衛を果たした。
■ WSOF 28: Moraes vs. Barajas
日時:2016年2月20日(現地時間)
場所:アメリカ・カリフォルニア州ガーデングローブ
<WSOF世界バンタム級選手権試合/5分5R>
○マルロン・モラエス(王者/ブラジル)
1R1分13秒 TKO
●ジョー・バラハス(挑戦者/米国)
<バンタム級/5分3R>
○クリス・グティエレス(米国)
判定 2-1
●チムール・ヴァリエフ(ロシア)
<ウェルター級/5分3R>
○ジェイミー・イェーガー(米国)
1R 0分38秒 ストレートアームバー
●ダニエル・マクウィリアムズ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○オジー・アルバレス(米国)
判定 3-0
●アンドリュー・ラム(米国)
2月20日(現地時間)にインドネシア・ジャカルタで『ONE Championship: Tribe of Warriors』が開催された。
アジア最大のMMA団体としてアジア各国の主要都市で大会を開催しているONE Championshipだが、今回はインドネシアでの開催となった。メインにはウェルター級王者ベン・アスクレンへ挑戦する予定だったが、体重超過で対戦できなかったルイス・サントスが再起戦でハフェル・シウバと対戦した。試合は、サントスが圧勝。サントスが強烈な膝蹴りでシウバからダウンを奪うと、サッカーボールキック!これでレフェリーがストップし、サントスが見事な勝利を果たした。
また、オランダ国籍でゴールデン・グローリー所属のヴィンセント・ラトゥールが朴光哲と対戦した。ルーツをインドネシアにもつラトゥールはインドネシア代表として戦うとしてたものの、朴のマウントパンチでTKO負けとなってしまった。
■ ONE Championship: Tribe of Warriors
日時:2016年2月20日(現地時間)
場所:インドネシア・ジャカルタ
<ウェルター級/5分3R>
○ルイス“サッポ”サントス (ブラジル)
1R 1分17秒 TKO
●ハフェル・シウバ (ポルトガル)
<キャッチウェイト(70.3kg)/5分3R>
○朴 光哲(日本/韓国)
2R 4分0秒 TKO
●ヴィンセント・ラトゥール(オランダ)
<ヘビー級/5分3R>
○マルチン・プラチニオ(ポーランド)
1R2分44秒 TKO
●アレシャンドレ・マシャド(ブラジル)
<キャッチウェイト(64kg/5分3R)
○アンドリュー・リオーネ(米国)
判定 3-0
●岡嵜 康悦(日本)
<女子54.5キロ契約/5分3R>
○アンジェラ・リー(シンガポール)
2R1分08秒 リアネイキドチョーク
●レベッカ・ハインツマン(米国)
<バンタム級/5分3R>
○リー・ハオジェ(中国)
判定 3-0
●ジェロム・S・ペイ(インドネシア)
電子書籍版は金曜26日発売『週刊ファイト3月3日号』に収録されました。
週刊ファイト3月3日号飯伏独立新日社長交代秘策UFC舌戦まなせゆうなラウェイ巌流島アフリカ
【WSOF徹底現場取材レポート】
日本勢負け越し!渡辺久江5年ぶり勝利!郷野、児山1RKO敗戦!~WSOF-GC 2 JAPAN~
(写真撮影:永井鋭次)
7日、東京ドームシティホールにてWSOF-GC 2 JAPANが開催。メインイベントのWSOF-GCヘビー級王者決定戦は、エフゲニー・エローヒンが1RKOでブランドン・キャッシュを下し、タイトルを獲得した。
第1試合の猿丸ジュンジのKO負けに始まり、中島太一が判定負け、児山佳宏、川口雄介がKO負けを喫し、日本勢は4連敗。第5試合に登場した渡辺久江がTKOで5年ぶりの勝利で連敗を止めると、続いて登場した中村優作がスプリット判定で米国のローレンス・ディジーリョから勝利をもぎ取った。第7試合の小見川道大も判定勝利で続くが、第8試合で郷野聡寛がKO負けを喫し、日本勢は3勝5敗で大会を終えた。