OISHIGYMの新鋭・大崎一貴が2月13日(土)、タイ・ルンピニースタジアム興行「Muaythailumpinee Sathanfha R-Airlines」に出場、2ラウンドKO勝利をおさめた。
大崎は現在19歳、これまでタイでの試合も数戦経験し、昨年9月のアディソンスタジアムでの試合は劣勢からの逆転KO勝利をおさめており、一発で試合をひっくり返すパンチが持ち味の有望選手。
この日はメジャーであるルンピニースタジアムに登場、タイケーブルテレビのCTHの生中継も入る興行に出場し、期待度の高さがうかがえた。
この日の大崎は第1ラウンドから落ち着いた動きを見せた。対戦相手のチャードパヤックが素早い右ミドル、ジャブで仕掛けるもしっかりディフェンスし、右ローを返す。負けじとフルスイングの右ストレートを打ち込むチャードパヤックだが、大崎のカウンターのローキックを合わされ、動きが早くも鈍る。
第2ラウンドに入り、大崎はパンチでプレッシャーをかける。チャードパヤックもミドルや右ストレートを返していくが、ことごとく大崎のカウンター攻撃を浴びてしまう。チャードパヤックの動きが止まった瞬間を見逃さず大崎は右ローでコーナーに追い詰め、パンチの連打!チャードパヤックはそのまま崩れ落ち、レフェリーはカウントを途中で止め大崎のKO勝利となった。
初のメジャースタジアム出場となった大崎であるが、完全勝利と言えるほどのKO勝ちをおさめた。
6月名古屋で開催される「Wanchai+Kingthong MuayThai Super Fight」にも出場が決まっており、現役ランカーレベルの選手との対戦が予定されている。
国内で活気が溢れるフライ級戦線でも、トップに食い込んでいくのは間違いないであろう。
2月13日(土)ルンピニースタジアム興行「Muaythailumpinee Sathanfha R-Airlines」
第13試合 111ポンド契約
○Kazuki ExcidiconGYM(大崎一貴/OISHIGYM)
2RTKO
×Chadpayak Toyturakijbanteng(タイ)
記事・写真提供「MuayThai Super Fight」