12・13(日)新日本キック『SOUL IN THE RING XIII』~メイン出場各選手、引退の松本哉朗インタビュー!

新日本キックボクシング協会年内最終大会 藤本ジム主催『SOUL IN THE RING』の13回目の大会が東京・後楽園ホールで開催される。
WKBA世界王者・江幡睦の日泰国際戦をトリに主催・藤本ジム所属の勝次のライト級タイトルマッチ初防衛戦に日本ミドル級、ヘビー級王者でSTJ(ショータイムジャパン)95㎏級王者の松本哉朗引退式も行われる。

メインイベントのトリに出場するWKBA世界バンタム級王者 江幡 睦(伊原道場本部)選手の直前インタ ビューが届いた。
1213mutsuki
1.2015年の新日本キックボクシング協会年内最終興行となった12・13後楽園大会ですが、その大会のトリをつとめることとなりましたがいかがですか?
→(以下、江幡選手)去年に引き続き今年も協会内最終興行のメインを張らせて頂き光栄に思います。2015年の最後も熱い試合をし、盛り上げます。

2.対戦相手のルークタオ・モー、タマチャート(元泰国バンボースタジアムフライ級王者、パタヤスタジアムバンタム級5位 /タイ)選手の情報などはありますか?
→サウスポーのミドルキック、首が強い選手との情報です。しっかり攻略し、もちろんKOを狙います。

3.新日本キックの2015年を締めくくる豪快なKO劇を是非見せていただきたいのですが、今大会は協会の重量級を支えて きた松本哉朗(元日本ミドル級&ヘビー級王者/藤本)選手の引退セレモニーもありますが同じく協会を支えてきた松本選手に一言。
→僕がプロになる前からずっと試合を観ていました。素晴らしい先輩が引退して寂しいですが、最後の興行に一緒に出場でき光栄です。

4.まだ、13日の戦いを残して少し早いですが江幡選手にとって2015年はどんな1年でしたか?また2016年はどんな1年にしたいですか?
→2015年は僕にとって「学び」の一年だと感じます。2016年はその学びから「進化」にしていきたいです。

5.では、最後に新日本キック12・13後楽園大会にご来場される皆様へ一言。
→僕らしいKO劇をご期待ください。

メインイベントにて行われる日本ライト級タイトルマッチ 勝次(日本ライト級王者/藤本)vs 春樹(挑戦者同級3位/横須賀太賀)両選手のタイトルマッチ直前インタビューが届いた。
katsuji vs haruki
☆勝 次(日本ライト級王者/藤本)選手直前インタビュー
1.いよいよ日本ライト級王座初防衛戦(vs春樹/横須賀太賀)が近づいてきましたが、現在の調子はいかがですか。
→(以下、勝次選手)いつも通りです。

2.対戦相手となる春樹(日本ライト級3位/横須賀太賀)選手の印象は?
→イケイケファイターな感じですね。

3.今年は3月の後楽園大会で日本ライト級王座決定戦にて永澤サムエル聖光(同級1位/ビクトリー)と王座を争い見事王座を奪取しました。その後は王者として戦ってきましたが13日の戦いを残していますが、勝次選手にとって2015年はどんな年でしたか?選手としても、プライベートでも構いませんので(笑)
→今年は自分の人生が変わりましたね!
ランキング1位と、王者とでは天と地の差。
目標が叶いましたが、まだまだこれから。
勝って兜の緒を締めよ
という言葉がありますが、まさにその通りです。

4.そして2015年の戦いの締めくくりの日本ライト級王座初防衛戦。ズバリ聞きます!!どんな試合になると思いますか?
→KO決着。
相手も打ち合いにくる選手なので、間違いなく熱い試合になります!

5.では13日の後楽園大会にご来場される方々へ一言。
→チャンピオンになった年
初めて防衛戦をする年
2015年。
悔いなく練習に打ち込んできたので、防衛するのみです!
今回は藤本ジムの主催興行なので、藤本ジムから6選手が出場します。みんなで力を合わせて練習頑張ってきました。みんな頑張って勝ちますので藤本ジム選手の応援よろしくお願いいたします!!
また、藤本ジムを長年引っ張っていただいていた松本さんが引退され、セレモニーが行われます。
お見逃しなく!

☆挑戦者 春 樹(横須賀太賀/日本ライト級3位)選手直前インタビュー
1.いよいよ日曜日に日本ライト級王者 勝次(藤本)選手との日本ライト級タイトルマッチに挑む挑戦者 春樹(日本ライト級3位)選手。タイトルマッチを目前に控えた現在の調子はいかがですか?
→(以下、春樹選手)調子は今までで一番良いです!

2.タイトルマッチが決まった時の心境はいかがでしたか?また、王者 勝次選手の印象は?
→ただ嬉しい気持ちでいっぱいでした!まぁ勝次選手は強いと思います!

3.単刀直入に聞きますが、王座奪取の自信は?
→あります!

4.春樹選手にとって「キックボクシング」とは何ですか?
→人間的にも成長出来る良いスポーツだと自分は思っています!

5.では最後に、日曜日に後楽園ホールにお越しになられる方々へ一言。
12月13日は一番華のある熱い試合します!そして日本チャンピオンになります!

◇引退式を控える松本哉朗インタビュー
1.長年、協会を牽引してきた松本選手。13日の後楽園大会で引退式となりました。引退式直前の現在の心境はいかがですか?
→15年、63戦やって完全燃焼しました。大きな怪我もなく、40歳まで現役を続けられましたからね。悔いは全く無いです。

2.松本選手は日本ミドル級&日本ヘビー級王者を獲得しましたが、ミドル級とヘビー級のそれぞれで思い出に残っている一戦を挙げて下さい。また理由もお願いします。
→ミドル級の試合では、2002年に協会が初めて他団体に出場した極真会館主催の「一撃」でのギャリーオニール戦が思い出深いです。当時、極真のスターだったギャリー選手と試合をするとは思ってもいなかった事と、協会が初の他団体に出場という事でチャンピオンになったばかりの私が選ばれプレッシャーが凄かった思い出があります。結果はKO勝ち。最高でした。
他はミドル級では6回防衛しましたが、全ての試合が思い出になっています。やはりタイトルマッチは別物ですね。
ヘビー級に転向してからは、他団体に出場する機会が多くレベルスでの試合は思い出深いです。良い舞台で試合をさせて頂きました。あとは天田選手にKO負けしておまけに拳を骨折…散々な目に遭いましたが、4年後にリベンジ出来たのは嬉しかったですね。判定でしたが(笑)

3.松本選手が今回引退を決意したのはどんな理由からですか?
→体はまだまだ元気ですが、モチベーションが無くなったのが一番の理由です。ヘビー級に転向したので仕方がないですが、得意の肘有りの試合が出来る機会が激減し、相手もなかなか見つからない時が続きました。肘無しの試合で勝っても嬉しいが何か物足りない.. そんな時に40歳の節目となり、地元である大田区での試合を最後にしようと決意しNo kick No Lifeに挑みました。ジムの先輩でもあり主催者の小野寺さんには最後に肘有りの試合を用意して頂き本当に感謝しています。

4.では松本選手が藤本ジムに入門した当時の思い出は?
→運動不足解消の目的で入門したのに、新妻さんは雄叫びを上げながら練習しているし、鴇さんの見た目はどう見ても怖いし、恐ろしい所に入ったなって思いました(笑)

5.現役生活で一番嬉しかった事は何ですか?
→やはり沢山の人達が応援してくれた事と色々な方と知り合えた事です。

6.藤本ジムの後輩達にメッセージを。(あまり緑川選手をイジらないように 笑)
→現役を止めてからジムにミットを持ちに行く時もあるのですが、緑川は本当に練習します。ムカつくので認めたくないですが(笑)
石井達也も内田も風格が出てきていますし、その先輩達の背中を見て勝次や古岡、これからチャンピオンになるであろう松岡達は練習に励んで欲しいですね。名門目黒ジムの名前を伝え続けて欲しいです。

7.長年お世話になった藤本ジム 藤本会長へ。
→入門当初から今の会社で働きながら選手を続けてきましたが、仕事に関して理解して頂いたお陰で両立しながら選手を全う出来ました。本当に感謝しています。

8.では最後に後楽園大会にお越しになる方々へ一言。
→15年間応援ありがとうございました。これからはキックボクシングという素晴らしい競技を普及させる為にもキック界に恩返ししていきたいとおもいます。

■新日本キックボクシング協会『SOUL IN THE RING XIII』
開催日:2015年12月13日(日)開場:16:45 開始:17:00
会場:東京・後楽園ホール
主催:新日本キックボクシング協会/藤本ジム
認定:新日本キックボクシング協会
後援:東京スポーツ/内外タイムス/格闘技通信/ゴング格闘技
チケット:指定席SRS¥20,000/指定席RS¥15,000/指定席S¥10,000/指定席A¥7,000/指定席B¥5,000
お問合せ:新日本キックボクシング協会 藤本ジム(03-3493-5988)

<第12試合日泰国際戦 54.00㎏契約 3分5R>
江幡睦(伊原道場本部/WKBA世界バンタム級チャンピオン)
vs.
ルークタオ・モー.タマチャート(泰国/元バンボースタジアムフライ級チャン ピオン、パタヤスタジアムバンタム級5位)

<第11試合日本ライト級タイトルマッチ 3分5R>
勝次(藤本ジム/日本ライト級チャンピオン)
 vs.
春樹(横須賀大賀ジム/日本ライト級3位)

<第10試合70.00㎏契約 3分5R>
緑川創(藤本ジム/元日本ウェルター級チャンピオン)
 vs.
スーパーバーン・ホントーンムエタイジム(泰国/元チェンマイ・ターペースタジアム65 ㎏級チャ
ンピオン)

<第9試合69.00㎏契約 3分3R>
渡辺健司(伊原道場稲城支部/日本ウェルター級チャンピオン)
 vs.
小林準(RIKIX/元MAスーパーウェルター級4位)

☆日本ヘビー級王者 松本 哉朗(藤本ジム)引退セレモニー

<第8試合74.00㎏契約 3分3R>
斗吾(伊原道場本部/日本ミドル級チャンピオン)
 vs.
亮次(KICKBOX)

<第7試合63.50㎏契約 3分3R 肘無し>
石井達也(藤本ジム/元日本ライト級チャンピオン)
 vs.
成合SATORU(若松セキュリティ/STIR第2代60㎏級キックボクシングチャンピオ ン)

<第6試合54.00㎏契約3分3R>
HIROYUKI(藤本ジム/元日本フライ級チャンピオン、日本バンタム級2位)
 vs.
ジョッキーレック・ケーウセン(元タイ東北フライ級チャンピオン/泰国)

<第5試合54.00㎏契約 3分3R>
古岡大八(藤本ジム/日本バンタム級1位)
vs.
石川直樹(治政館ジム/日本バンタム級3位)

<第4試合61.50㎏契約 3分3R>
ジョニー・オリベイラ(トーエルジム/日本フェザー級6位)
 vs.
長谷川健(RIKIX/ライト級)

<第3試合58.00㎏契約 3分3R>
下東悠馬(藤本ジム/日本フェザー級)
 vs.
本間博行(伊原道場新潟支部/日本フェザー級)

<第2試合3分2R>
渡邉涼介(伊原道場新潟支部/日本ライト級)
 vs.
斎藤勝義(烈拳會)

<第1試合日本フェザー級 3分2R>
高橋亨汰(伊原道場本部/日本フェザー級)
 vs.
佐藤将吉(西八王子大塚ジム/日本フェザー級)