AレッドがXディビジョン王座防衛!M・バイ・エレガンスも王座死守TNA iMPACT!

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 TNA「Thursday Night iMPACT!」が10月29日、米アラバマ州ドーサンのドーサン・シビックセンターで開催された。今回は2つのタイトルマッチが行われ、ノックアウトTV王者M・バイ・エレガンスとXディビジョン王者アメイジング・レッドがそれぞれ防衛に成功。さらに、Destination Xへ向けた王座戦線や、ユニット間の対立にも進展が見られた。

 M・バイ・エレガンスがジェイダ・ストーンを退け王座防衛!ミスター・エレガンスは「辞める」と宣言。オープニングマッチはTNAノックアウトTV王座選手権。王者M・バイ・エレガンスが、ジェイダ・ストーンを迎え撃った。エレガンス・ブランドのヘザーとミスター・エレガンスもセコンドにつく。試合開始直後、ストーンはドロップキックからハリケーンラナで王者を攻め立てる。場外への攻撃も狙うが、Mはこれを阻止。ストーンはムーンサルトで反撃し、場外へ飛び出してMをなぎ倒すなど、スピードを生かした攻撃で王者を追い込んだ。Mも反撃に転じ、ストーンを場外へ投げ飛ばすと、リングに戻してジャーマンスープレックス。ストーンはカウント2で返し、さらにMの攻撃を切り返していく。
Mがトップロープからのムーンサルトを狙うと、ストーンは回避。バックエルボー2連発からハリケーンラナを決め、ロープ際で顔面への蹴りを叩き込む。トップロープからのスプリットレッグ・ムーンサルトはMに阻止されたものの、ストーンは再び切り返してカバーに入る。Mのスーパーキックに対してストーンもスパーク・スタナーで応戦。Mが場外へ逃れると、ストーンはミスター・エレガンスにムーンサルトを浴びせ、ヘザーにも攻撃。さらに階段上からMへスパニッシュ・フライを決めた。ストーンがMをリングへ戻してフォールに入ると、ヘザーがカウントを妨害。Mはミスター・エレガンスにベルトを要求するが、彼はこれを拒否し「辞める」と宣言してしまう。その混乱の中、Mがストーンを叩きつけてフォール。王者がピンフォール勝ちを収め、ノックアウトTV王座を防衛した。一方、エレガンス・ブランドには大きな亀裂が生じる展開となった。

 ゼロがBDEに勝利!試合後はリッチ・スワンと警備員にもチョークボム。シングルマッチではスペシャル・エージェント・ゼロとBDEが対戦。BDEはゴングと同時に飛び出し、ロープからクロスボディを狙う。ゼロに受け止められるが、BDEはゼロを場外へ追いやり、リング内から飛び出して攻撃した。しかし、リングに戻るとゼロが頭突きとラリアットで反撃。リリース・スープレックスで投げ飛ばし、ゴリラプレスからレッグドロップにつなげる。BDEもクリップ・カッターを狙って反撃するが、ゼロはこれを阻止。最後はフォアアームからチョークボムを叩き込み、3カウントを奪った。試合後もゼロの暴走は止まらない。BDEに再びチョークボムを浴びせると、救出に入ったリッチ・スワンにも同じ技を決めた。警備員が駆けつけるが、ゼロは2人を次々とチョークボムで叩きつける。さらに警備員が集まってくる中、リング周辺は騒然となった。

 ワールドXカップ出場国が発表!ベルギー代表リッキー・ソーサ、イタリア代表ファビアン・アイヒナー。バックステージでは、Bound for Gloryを振り返ったリッキー・ソーサが、TNAで自分の実力を証明できたと語った。ソーサはDestination Xで開催されるワールドXカップにベルギー代表として出場すると発表。続いてファビアン・アイヒナーも登場し、イタリア代表として参加することを明らかにした。この2人が2026年ワールドXカップの最初の出場選手として名乗りを上げた。

 アメイジング・レッドがセドリック・アレクサンダーを撃破!Xディビジョン王座防衛。TNA Xディビジョン王座選手権では、王者アメイジング・レッドがセドリック・アレクサンダーの挑戦を受けた。セドリックはザ・システムのメンバーとして、ベルトをユニットに取り戻すことを狙う。序盤、セドリックがレッドをマットに叩きつけるが、レッドは場外へ追い出して反撃。場外戦からリングへ戻ると、セドリックはエプロンの端からレッドを引きずり落とし、Xプレックスを決める。セドリックはチョークホールドやスナップ・ジャーマンスープレックスで攻め込み、コーナーではレッドの首の後ろへドロップキック。さらにサブミッションで追い込んだ。レッドは何度も脱出を試み、セドリックをコーナーへ追い込む。セドリックはDVDで叩きつけるが、レッドはカウント2で返す。中央で打撃を交わした後、レッドはサテライトDDTを決める。セドリックもミチノクドライバーで応戦するが、王者は再びフォールを返した。終盤、セドリックがフォアアームを放つと、レッドはコーナーへ押し込みビッグブーツ。さらにセカンドロープから攻撃を仕掛け、最後はコード・ブレイカーを決めて3カウントを奪った。アメイジング・レッドがセドリック・アレクサンダーを破り、Xディビジョン王座を防衛。ザ・システムによるベルト奪還を阻止した。ヘザーに揺さぶりをかけるエレイナ・ブラック インディ・ハートウェルにはシェイナ・ベイズラーが挑戦表明バックステージでは、ヘザー・バイ・エレガンスにエレイナ・ブラックが接触。Mからこれまでの扱いを受け続けるつもりなのかと問いかけた。エレイナは自分が王座を狙っているだけでなく、ヘザー自身もタイトルを欲しているのではないかと指摘。エレガンス・ブランド内の関係に、さらなる波紋を広げた。また、TNAノックアウト世界王者インディ・ハートウェルの特集映像が流れた。ハートウェルは幼い頃からの夢と、Bound for Gloryでの勝利を振り返った。その後、実況席でトム・ハニファンとマシュー・レイウォルトがハートウェルのキャリアについて語っていると、エイペックスが乱入。シェイナ・ベイズラーが登場し、Destination XでハートウェルのTNAノックアウト世界王座に挑戦すると宣言した。

 ハーレー・ハドソンがザ・ライチャス入り!ファイア&フレイバーも再結成。ザ・ライチャスのビンセントとダッチは、ハーレー・ハドソンに加入の返答を求めた。2人は来週から自分たちと行動するよう誘い、ハドソンはついに加入を受け入れた。これによりハーレー・ハドソンがザ・ライチャスの一員となった。一方、キエラ・ホーガンはタシャ・スティールズとともに登場。2人は再びタッグを組むことを発表し、ファイア&フレイバーの再結成を宣言した。さらにショッツィ・ブラックハートを呼び出し、ショッツィとアリーの2人に対戦を要求。ノックアウト部門のタッグ戦線にも新たな動きが生まれた。

 AJフランシスがジョン・スカイラーに勝利 エクスプレッションズの介入が勝敗を左右。AJフランシスはエクスプレッションズを伴い、ミラ・ムーアをセコンドにつけたジョン・スカイラーとシングルマッチで対戦した。序盤、スカイラーはフランシスの攻撃をかわし、ドロップキックで場外へ落とす。さらに場外でも攻撃を加えるが、エクスプレッションズが背後から接近。フランシスはその隙を突いてスカイラーを襲い、鉄柱へ顔面から叩きつけた。リングに戻るとフランシスはテネシー・ウイスキーを決め、レフェリーの注意がそれた隙にエクスプレッションズもロープ際から攻撃を加える。スカイラーはスリングショット・スピアで反撃し、カウント2まで追い込む。エプロンではエクスプレッションズとミラが対峙。フランシスはスカイラーをミラにぶつけ、ミラを場外へ転落させた。スカイラーはロープを利用したDDTで反撃するが、ミラを気にかけたところをフランシスに襲われる。最後はTFLからダウン・ペイメントを決めたフランシスがフォール勝ちを収めた。

 ベア・ブロンソンがエディ・エドワーズに要求!勝てばザ・システムの主導権を握る。セドリック・アレクサンダーがアメイジング・レッドに敗れた後、バックステージではベア・ブロンソンがエディ・エドワーズに詰め寄った。ブロンソンはセドリックの敗北についてエディに責任があると主張。エディに対してシングルマッチを要求し、自分が勝った場合はザ・システムの方針を自分が決めると宣言した。ユニット内の緊張はさらに高まっている。

 レオン・スレイターとトレイ・ミゲルが対面!Destination XでTNA世界王座戦。TNA世界王者レオン・スレイターがリングに登場。Bound for Gloryで王座を獲得して以降の生活は夢のようだと語り、TNA世界王者であることを誇りに思うと話した。スレイターは挑戦者トレイ・ミゲルをリングに招き入れた。スレイターはミゲルに敬意を示し、自分たちは似た部分があり、何度でも戦い続ける人間だと語る。Destination Xでミゲルがすべてを懸けて挑んでくることを理解しているが、自分もまだTNA世界王座を手放すつもりはないと力強く述べた。ミゲルは、TNA世界王座に挑戦するのは6年ぶりだと明かす。スレイターを尊敬しているとしたうえで、自分も家族にスレイターが家族に見せたものと同じ景色を見せたいと語った。そして、TNA世界王者になるまで戦い続ける覚悟を示した。最後は2人が握手を交わし、Destination Xでのタイトルマッチへ向けて互いの決意を確認した。

 イライジャがライアン・ネメスを撃破!試合後はニック・ネメスが襲撃。シングルマッチではTNA世界タッグ王者ライアン・ネメスとイライジャが対戦した。試合前、ライアンはTNAの観客に向けて言葉を発した。ゴングが鳴ると、ライアンはTシャツを使ってイライジャをチョークで締め上げる。イライジャはチョップとフォアアームで反撃し、ライアンの顔面をエプロンの端に2度叩きつけた。ライアンはネックブリーカーで反撃し、ロープ際で蹴りを連発。さらにハンカチを使って再びチョーク攻撃を仕掛ける。しかし、イライジャは同じハンカチを使ってライアンを締め上げ、形勢を逆転させた。ライアンがセカンドロープに上がると、イライジャは蹴りを叩き込み、ハイウェイズ・マン・フェアウェルでマットに沈めて3カウントを奪った。試合後、ニック・ネメスが背後からイライジャを襲撃。ライアンの様子を確認するが、イライジャはギターをライアンの頭に叩きつけて反撃した。ニックは弟を連れてリングから逃げ出した。バックステージでは、コール・ユア・ショット・ガントレット優勝者フランキー・カザリアンの前にムスタファ・アリが現れ、エイブリー・スタイルズがいずれカザリアンを裏切ると警告した。

 ハーディーズがsyXの領域へ!Slaughterhouseマッチで激突。メインイベントは、ハーディーズがsyXの領域に乗り込んで行われるSlaughterhouse syXマッチ。ジェフ・ハーディーとマット・ハーディーが、サミュエル・ショー、ジョセフ・ソーヤーと対峙した。試合開始前からショーとソーヤーがハーディーズを襲撃。ショーはチェーンを使ってジェフを攻撃し、ラダーへ叩きつける。さらにジェフの頭をラダーに挟み込むなど、過激な攻撃を仕掛けた。ジェフは階段に頭を叩きつけられるが、壁にショーを叩きつけて反撃。ラダーを手にしてショーへ打ちつけ、手すりを滑り降りる動きも見せた。一方、マットはシャベルを使ってソーヤーを攻撃。しかしソーヤーもゴミ箱をマットに叩きつけ、テーブル際でチョーク攻撃を仕掛ける。マットは天板を使って反撃し、ラダーをぶつけるなど激しい攻防を展開した。ショーが背後からマットを襲い、ドアへ叩きつけると、syXは2人がかりで攻撃。マットを部屋に閉じ込め、次はジェフへ標的を移した。ジェフはドア枠から飛び出して2人をなぎ倒すが、背後からショーにゴミ箱をぶつけられる。さらにジェフの頭にゴミ箱をかぶせ、アメージンググレイスが流れる中、斧で叩きつけるという危険な攻撃まで飛び出した。ジェフはそのまま倒れて番組が終了。最終的にこのSlaughterhouse syXマッチはsyXが勝利となったがジェフはこのまま姿を消す事になりそうだ。

■ TNA Thursday Night iMPACT!
日時:2026年10月29日(木)
会場:アメリカ合衆国アラバマ州ドーサン・ドーサン・シビックセンター

<TNAノックアウトTV王座選手権>
[王者]○M・バイ・エレガンス
 ピンフォール
[挑戦者]●ジェイダ・ストーン
※M・バイ・エレガンスが王座防衛

<シングルマッチ>
○スペシャル・エージェント・ゼロ
 チョークボム
●BDE

<TNA Xディビジョン王座選手権>
[王者]○アメイジング・レッド
 コード・レッド
[挑戦者]●セドリック・アレクサンダー
※アメイジング・レッドが王座防衛

<シングルマッチ>
○AJフランシス
 ダウン・ペイメント
●ジョン・スカイラー

<シングルマッチ>
○イライジャ
 ハイウェイズ・マン・フェアウェル
●ライアン・ネメス

<Slaughterhouse syXマッチ>
○サミュエル・ショー&ジョセフ・ソーヤー
 斧で葬る
●ジェフ・ハーディー&マット・ハーディー