[ファイトクラブ]渡辺未詩&辰巳リカ白昼夢「私は悪くない」発言 東京女子両国KFC超満員

[週刊ファイト10月1日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼渡辺未詩&辰巳リカ白昼夢「私は悪くない」発言 東京女子両国KFC超満員
 photo & text by buffy0628 w/スープレックス豪編
・席に着いたら歌が始まった プロレスはまだ始まらない ラビュモット!
・前哨戦・荒井優希、鈴芽から直接Tapout スシ・トルネード上原わかな
・ところが第1試合からハットリ桜だった 転生した忍者と15歳さとうもも
・選手を覚えていく バスガイドに鉄道にオタク忍者 入口は何でもいい
・客席を見ると、さらに分かってくる 363人札止め 無料配信でも満員
・メインはちゃんとプロレスのはずだった 白昼夢衝突「先に喋べんなよ」
・帰る頃には、プロレスを見ていた 次は何が出てくるのか東京女子
・第6試合 白昼夢揃わなかった前哨戦 荒井鈴芽から直接ギブアップ
・第5試合 引退まで3か月の上福ゆき、ヨーロピアンクラッチに沈む
・第4試合 上原わかな&凍雅が勝利 10・3でVENYU最後の相手に
・第3試合 芦田美歩台風帰国できず 原宿ぽむHIMAWARIに勝利
・第2試合 高見汐珠がコアラクラッチ 10・3のオープニングも同じ相手
・第1試合 ハットリ桜15歳締め落とす さとうもも次は瑞希とシングル


■ 東京女子プロレス TJPW FALL TOUR 2026~Ray of Hope~in RYOGOKU
日時:9月22日
会場:両国KFCホール 観衆363人(超満員札止め)

席に着いたら歌が始まった プロレスはまだ始まらない ラビュモット!

 東京女子プロレスを初めて見た。9月22日、両国KFCホール。プロレスを見に行った。初めてなので、まあ普通にプロレスを見るつもりだった。試合開始を待つ。すると、歌が始まった。「ラビュモット!」歌っている。

 まだプロレス始まってない。なるほど。アップアップガールズ(プロレス)という名前だから、これはたぶんプロレスの一部なのだろう。そういうことにした。

 歌が終わった。今度こそ試合が始まる。その前に選手のプロフィールを見よう。荒井優希。SKE48。これは知っている。渡辺未詩。アップアップガールズ(プロレス)。これも分かる。

 鈴木志乃。元バスガイド。ここで一度、画面を止めた。バスガイド。プロレスラーになる前はバスガイド。まあ、人の人生はいろいろある。

 次。らく。鉄道オタク。なるほど。バスガイドの次が鉄道。一応ストーリーはあるな、伏線?と思わせる流れは感じる。と思うことにした。

 中島翔子。元・吉本。上福ゆき。ミスコン。グラビア。写真集『脚罪』。脚罪。なんだ、そのタイトル。

 そしてハイパーミサヲ。愛と平和を守るニューヒーロー。もうプロフィールを読むのをやめた。プロレスを見よう。プロレスを見に来たんだから。

荒井優希が鈴芽から直接ギブアップ 上原わかなはスシ・トルネード

■ 9月22日(火・祝)東京・両国KFCホール 観衆363人(超満員札止め)
<第1試合 15分1本勝負>
○ハットリ桜
 5分56秒 神伝不動流前締裏
●さとうもも

<第2試合 20分1本勝負>
○鈴木志乃 高見汐珠
 9分50秒 コアラクラッチ
●小夏れん 神嵜志音

<第3試合 20分1本勝負 3WAYマッチ>
○原宿ぽむ
 9分48秒 後方回転エビ固め
●らく/HIMAWARI

<第4試合 20分1本勝負>
○上原わかな 凍雅
 10分28秒 スシ・トルネード⇒片エビ固め
●キラ・サマー 七瀬千花

<第5試合 20分1本勝負>
○中島翔子 ハイパーミサヲ
 12分21秒 ヨーロピアンクラッチ
●瑞希 上福ゆき

<第6試合 20分1本勝負>
○荒井優希 渡辺未詩 辰巳リカ 山下実優
 15分28秒 サソリ固め
●鈴芽 遠藤有栖 愛野ユキ 風城ハル

ところが第1試合からハットリ桜だった 転生した忍者と15歳さとうもも

 第1試合。ハットリ桜。……。まあ、いい。初めて見る団体なのだから、こういうこともある。名前からして、かなり説明が少なくて済む。ハットリ桜。忍者出てきた。ハットリだから伊賀なのかな。甲賀だったら裏切ったのかな。とにかく忍者です。

 念のためプロフィールを見る。鳥喰かやが伊賀の神社で謎の仮面を拾う。「本当の自分」を思い出す。忍術師範に師事する。そして鳥喰かやを捨て、ハットリ桜に転生。転生。本当に忍者だった。しかも、ただの忍者ではない。転生した忍者だった。なかなかやりやがる。

 相手は、さとうもも。15歳。高校1年生。アイドルグループ「原宿LAND」のメンバー。今年7月にデビュー。兄はDDTの佐藤大地。え?

 ハットリ桜と佐藤大地の妹の15歳。何というか、情報の温度差がすごい。片方は転生したらプロレスラーでした的な忍者。片方は高校1年生。そしてゴングが鳴った。ここからは普通だった。いや、普通と言っていいのか分からないが、ちゃんとプロレスをしている。

 見ているうちに、さっきまでの「なんで忍者なんだ」が消えていく。普通に試合を見ている。これがちょっと面白い。プロフィールでは転生。リングではプロレスラー。

 情報だけ見ると漫画なのに、試合が始まると急にリアルになる。5分56秒。ハットリ桜が神伝不動流前締裏で勝利。技名だけは最後まで現実に戻ってこなかった。

選手を覚えていく バスガイドに鉄道にオタク忍者 入口は何でもいい

 東京女子を初めて見る人間にとって、最初は選手の名前が分からない。これは当然だ。ところが、変なところから覚えられる。「あの忍者」これでハットリ桜は覚えた。

「あの元バスガイド」これで鈴木志乃も覚えられる。「あの鉄道好き」らくも覚えた。こうなると少し楽になる。顔と名前が一致する。

 次に出てきたら、「あ、あの人だ」って、わかりやすい。はず?プロレスを初めて見るとき、この「あ、あの人だ」が結構大事だと思う。何も知らないまま選手が次々に出てくると、全員が同じように見えてしまう。

 ところが東京女子は、プロフィールを一つ読むだけで妙に引っかかりが多すぎる。どないやねんって突っ込みたくなるプロフィール。味わい深い。ダバダーって脳内に勝手にBGM流れてくる感じ。

 その引っかかりが、そのまま選手を覚えるきっかけになる。便利なのかどうかは分からない。でも、便利だった。

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