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8月28日、メキシコシティのアレナ・メヒコでCMLL「Viernes Espectacular」が開催された。
この日の大会では、スターダムから舞華、星来芽依、舞島エマが参戦。3月以来のCMLL登場となった舞華と星来に加え、舞島エマもメキシコマットに姿を見せ、メヒカーナ勢のダーク・シルエタ、ジュビア、セウシスと対戦した。女子6人タッグでは、入場時から日本勢とメヒカーナ勢が対照的な存在感を見せる。舞華を先頭に星来、舞島がアレナ・メヒコの大階段を下り、対する3人は「ラス・インフェルナレス」として揃いのコスチュームで登場した。試合は序盤から激しい攻防となり、セウシスに3人同時のドロップキックを浴びせたスターダム勢だったが、舞華のフォールはジュビアがカット。さらに3人掛かりのブレーンバスター合戦では日本勢が制するなど、互いに一歩も引かない展開となった。終盤には場外戦も激化。舞華、星来、舞島に対してジュビア、セウシス、シルエタもプランチャやトペ・コンヒーロを繰り出し、リング内外を縦横に使った攻防を展開する。最後は星来がセウシスをスープレックスから「流れ星」で叩きつけ、3カウントを奪取。舞華、星来、舞島のスターダムトリオがCMLL勢を下した。
第4試合では、CMLL世界タッグ王座挑戦権を懸けた3WAY戦が行われた。イホ・デ・ビジャノ3号&ビジャノ3号Jr.、イホ・デ・ブルー・パンテル&ブルー・パンテルJr.、へメロ・ディアブロ1号&2号という3組の兄弟タッグが激突。アニベルサリオで行われる王座戦への出場権を争う重要な一戦となった。試合開始前から場外では乱闘が勃発。イホ・デ・ブルー・パンテルが大階段からプランチャを放つ一方、ブルー・パンテルJr.が場外のビジャノ兄弟へ飛ぶなど、激しい攻防が繰り広げられた。最後はビジャノ兄弟がイホ・デ・ブルー・パンテルを捕らえ、ビジャノ3号がコーナー上からリングへ叩き落として3カウント。ロス・ビジャノスが挑戦権を獲得し、9月18日のCMLL世界タッグ王座戦へ駒を進めた。
第5試合のマッチ・レランパゴではブルー・パンテルとグラン・ゲレーロが激突。残り時間を意識したスピーディーな攻防となった。ブルー・パンテルは場外へのトペを連発し、さらに花道からプランチャを敢行。グラン・ゲレーロも雪崩式サモアン・ドライバーを繰り出したが、いずれも3カウントには届かない。残り13秒、グラン・ゲレーロが攻撃を重ねて勝利を確信したところで、ブルー・パンテルが一瞬の丸め込み。これがそのまま3カウントとなり、青豹が時間切れ寸前で勝利を手にした。

第6試合では、アニベルサリオでマスクや髪を懸ける選手たちによる8人タッグが行われた。ミスティコ、テンプラリオ、ドラゴン・ロホJr.、スタルJr.のテクニコ軍と、ウルティモ・ゲレーロ、アベルノ、カベルナリオ、サンドカンJr.のルード軍が対戦。試合前からドラゴン・ロホJr.とカベルナリオが客席へ突っ込むなど、異様な緊張感が漂った。さらにミスティコの入場時にはアベルノが花道で襲撃。ミスティコのマスクを剥ごうとし、テンプラリオのマスクも破くなど、ルード軍が徹底的に攻撃を仕掛けた。しかしミスティコが反撃の突破口を作ると流れは一変。アベルノとカベルナリオをまとめてロープに引っ掛けて619を決めるなどテクニコ軍が猛反撃する。場外ではドラゴン・ロホJr.がトペ・コンヒーロ、スタルJr.がムーンサルト、ミスティコがトペを繰り出す。最後はテンプラリオが花道からサスケスペシャルを敢行し、ウルティモ・ゲレーロをフォール。テクニコ軍が勝利した。

そしてメインイベントでは、CMLL世界ヘビー級王者エチセロがAEWから参戦したエディ・キングストンを迎え撃った。キングストンはゴングと同時に突進し、エチセロを激しく攻め立てる。エチセロのマスクに手を掛け、花道の階段へ頭を打ち付けるなど荒々しいファイトを展開。かつて新日本プロレスのSTRONG無差別級王座も獲得したキングストンだけに、CMLL世界ヘビー級王座を巡る国際対決となった。エチセロもキングストンのチョップを利用してフォールへ持ち込むなど、独特の関節技と丸め込みで対抗。最後はキングストンの腕を捕らえ、足を絡めながら「エチセロゴロゴロ」で丸め込んで3カウントを奪った。エチセロが10分04秒でキングストンを下し、CMLL世界ヘビー級王座の3度目の防衛に成功。AEWからの刺客を退け、王者としての存在感を改めて示す結果となった。
8月28日のアレナ・メヒコ大会は、STARDOM勢の参戦、アニベルサリオへ向けたマスク・髪を懸けた抗争、CMLL世界タッグ王座戦線の動き、そしてエディ・キングストンのCMLL世界ヘビー級王座挑戦と、今後につながる要素が数多く盛り込まれた大会となった。
■ CMLL『Viernes Espectacular』
日時:2026年8月28日(金)(現地時間)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
<メインイベント CMLL世界ヘビー級王座戦>
【王者】○エチセロ
10分04秒 エチセロゴロゴロ⇒ピンフォール
【挑戦者】●エディ・キングストン
※エチセロが3度目の防衛に成功。
<第6試合 8人タッグマッチ>
ミスティコ ○テンプラリオ ドラゴン・ロホJr. スタルJr.
15分28秒 サスケスペシャルからのピンフォール⇒勝利
●ウルティモ・ゲレーロ アベルノ カベルナリオ サンドカンJr.
<第5試合 マッチ・レランパゴ>
○ブルー・パンテル
9分47秒 丸め込み⇒ピンフォール
●グラン・ゲレーロ
<第4試合 CMLL世界タッグ王座挑戦者決定3WAY>
○イホ・デ・ビジャノ3号 ビジャノ3号Jr.
11分48秒 ピンフォール⇒勝利
●ブルー・パンテルJr. イホ・デ・ブルー・パンテル
●ヘメロ・ディアブロ1号 ヘメロ・ディアブロ2号
※ロス・ビジャノスが9月18日のCMLL世界タッグ王座戦への挑戦権を獲得。
<第3試合 6人タッグマッチ CMLL vs STARDOM>
○星来芽依 舞華 舞島エマ
10分05秒 流れ星⇒ピンフォール
●ダーク・シルエタ ジュビア セウシス
<第2試合 シングルマッチ>
○ゲレーロ・マヤJr.
8分55秒 反則⇒勝利
●エル・コバルデ
※エル・コバルデのファウルによる反則裁定。試合後、ゲレーロ・マヤJr.はテクニコへの復帰を宣言し、エル・コバルデとの決着を誓った。
<第1試合 タッグマッチ>
○ブリジャンテJr. レイ・ペガサス
10分00秒 ピンフォール⇒勝利
●セレブロ・ネグロJr. レイダー