ベビーフェイス軍前哨戦勝利TNAレスリングとREVOLTが提携

(C)TNA

 ロックダウン4日前となったTNA「iMPACT!」。今週は各所で日曜の大型大会に向けた前哨戦、タイトル戦線の動きが繰り広げられた。

 オープニングでは、TNAインターナショナル王者ジェイソン・ホッチを裏切り者と見なすムスタファ・アリが「非常事態宣言」を発令。アリはジョン・スカイラーに忠誠を証明させるため、ホッチとのシングル戦を命じた。

 ノックアウト・テレビジョン王座トーナメント準決勝では、ジェイダ・ストーンとヘザー・バイ・エレガンスが激突。ヘザーの攻撃を耐え抜いたストーンは、終盤にスパーク・スタナーからカッターにつないで勝利。決勝進出を決めた。

 マイヤーズがリーサル・ロックダウンのアドバンテージ獲得。ファビアン・アイヒナーとブライアン・マイヤーズによるリーサル・ロックダウン・アドバンテージ戦は、マイヤーズが勝利。終盤、アイヒナーが反撃を見せるも、マイヤーズがレフェリーの死角からローブロー。続けてロスターカットを決め、勝利を奪った。

 ホッチとスカイラー、友情を懸けた対決。TNAインターナショナル王者ジェイソン・ホッチは親友ジョン・スカイラーと対戦。試合前には握手を交わし、互いに複雑な思いを抱えながらゴングを迎えた。しかし、試合中にオーダー4がリングを包囲。スペシャル・エージェント0がホッチを襲撃したため、試合は反則裁定となった。

 TNA登場以来、連勝中のミスター・エレガンスは元TNA世界王者のリッチ・スワンと対戦。丸め込みでスワンがフォール勝ちをして、エレガンスの連勝は遂にストップした。

 ハーレー・ハドソンが契約を守る。敗れれば契約解除となるハーレー・ハドソンは、アリシャ・エドワーズと対戦。エディ・エドワーズの介入もあり苦戦したものの、最後はアリシャの攻撃を切り返して丸め込み、ピンフォール勝ち。TNA残留を決めた。試合後にはアリシャとエディがハドソンを襲撃したが、ジェイダ・ストーンが救援に入り、ハドソンを守った。

 メインイベントでは、ロックダウンを目前に控え、ベビーフェイス軍とヒール軍が6人タッグで激突した。次回ロックダウンで激突する因縁の組み合わせによる前哨戦は、終盤にマット・ハーディーがAJフランシスへツイスト・オブ・フェイトを炸裂。そこへジェフ・ハーディーが必殺のスワントーンボムを投下し、AJをフォールしてベビーフェイス軍が勝利した。ロックダウンを前に、ハーディーズ、ムース、イライジャが勢いをつける形となった一方、ニック・ネメス率いるヒール軍は本番での巻き返しが求められることになった。

■ TNA iMPACT!
日時:2026年08月20日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア リアコウラス・センター

<6人タッグマッチ>
○マット・ハーディー ジェフ・ハーディー ムース イライジャ
 スワントーンボム⇒ピンフォール
●ニック・ネメス ライアン・ネメス フランキー・カザリアン AJフランシス

<シングルマッチ>
○ハーレー・ハドソン
 丸め込み⇒ピンフォール
●アリシャ・エドワーズ

<シングルマッチ>
○ジェイソン・ホッチ
 反則勝ち
●ジョン・スカイラー
※オーダー4の介入

<シングルマッチ リーサル・ロックダウン・アドバンテージ>
○ブライアン・マイヤーズ
 ローブロー⇒ロスターカット⇒ピンフォール
●ファビアン・アイヒナー

<シングルマッチ>
○リッチ・スワン
 丸め込み⇒ピンフォール
●ミスター・エレガンス

<TNAノックアウト・テレビジョン・チャンピオンシップ・トーナメント準決勝>
○ジェイダ・ストーン
 カッター⇒ピンフォール
●ヘザー・バイ・エレガンス


TNAレスリングは8月19日、米国のメディア企業REVOLTとのコンテンツパートナーシップを発表した。

 今回の提携により、REVOLTではTNA「Xplosion」の独占試合に加え、TNAが24年にわたって蓄積してきた膨大なアーカイブから、プレミアムコンテンツを提供する。

 REVOLTは、さまざまな分野で文化的な影響力を持つアーティストやクリエイター、文化リーダーに向けたプラットフォームを展開しており、今回のTNAとの提携によってスポーツ、エンターテインメント、カルチャーを横断した番組ラインアップを強化する。

 REVOLTおよび親会社Offscript Worldwideの最高コンテンツ責任者、デオン・グラハムは今回の提携について、次のようにコメントした。

「私たちの業界は、文化がどこへ向かうのかを予測することに多くの時間を費やしています。REVOLTでは、文化を動かす人々に注目しています。ヒップホップとプロレスは、ストーリーテリング、個性的なキャラクター、そしてコミュニティを通して、何十年にもわたって結びついてきました。だからこそ、TNAとの今回の提携は、とても自然な流れに感じられるのです」

 プロレスとヒップホップは、長年にわたって互いの文化に影響を与えてきた。ともにスターやライブパフォーマンスを軸として巨大なファンコミュニティを形成しており、今回の提携では、そうした両者の文化的なつながりをさらに強化する狙いがある。

 TNAレスリング社長のカルロス・シルバも、

「TNAの世界的な展開をさらに拡大するために、REVOLTと提携できることを大変嬉しく思います」

 とコメントした。

 TNAでは現在、世界王者ニック・ネメス、世界タッグ王者ジェフ・ハーディー&マット・ハーディーの「ザ・ハーディーズ」を中心に、エレイナ・ブラック、ザイヤ・ブルックサイド、ミラ・ムーア、タシャ・スティールズ、インディ・ハートウェル、ムース、AJフランシス、レオン・スレーター、セドリック・アレクサンダー、ブライアン・マイヤーズ、エディ・エドワーズ、KC・ナバロ、リッキー・ソーサらが所属。

 TNAレスリング公式サイト とREVOLTの新たな提携によって、TNAの現在の試合だけでなく、24年間にわたる歴史的コンテンツが新たなファン層へ届けられることになる。

 特にヒップホップを中心としたカルチャーとの親和性が高いREVOLTへの進出は、TNAにとって既存のプロレスファンとは異なる層へのアプローチという意味でも注目される。

REVOLTについて:
REVOLTは、デジタル、リニア、ライブメディアチャネルを通じて24時間365日コンテンツを提供する、若者文化をリードするマルチメディアプラットフォームです。ヒップホップ界の大物アーティストによる豊富なコンテンツやオリジナル素材に加え、ヒップホップ界や文化全般における最新ニュース、時事問題、トレンド、発表などを配信しています。REVOLTは、その考え方と企業構成の両面における多様性を誇りとしており、スタッフと視聴者の両方に文化への献身を浸透させています。2013年に設立されたREVOLTは、あらゆるプラットフォームで革新的で本物のコンテンツを提供することで、5,000万人以上のミレニアル世代とZ世代の視聴者を魅了しています。2021年には、ユーザーが拡張リリース、関連ニュースのライブアップデート、限定スペシャルなどを視聴できる新しいデジタルモバイルアプリをリリースしました。